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現在進行 鳥の国 4  作者: 蓮尾 純子
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カルガモと歯医者さん  2007年2月6日続き  

2007年2月6日続き  カルガモと歯医者さん 


 1月31日水曜から3日土曜まで、野長瀬にいさんが書いてくれたように、ノスリがずっと丸浜川に居すわっていました。あまり実入りがなかったのか、ここ2日ほど見ていません。ノスリはオオタカなどに比べるとおよそ怖そうではなくて、かわいいとぼけた顔つきなのですが、やることはけっこう獰猛。禽舎内でチョウゲンボウを骨だけにしたことや、ケージのすきまからユリカモメをひきずりこんで食べたことも。時々カワウのコロニーに止まっているノスリを見かけますが、カワウはカラスほども気にしていないようです。ヒナなど食べられているのでは?

 カワウのコロニー繁殖は絶不調。ここしばらく個体数も1000羽を大きく割り込んでいます(600~700羽)。何より繁殖にさっぱり熱が入らない感じ。年末年始の嵐がきいているようで、しっかり抱卵中の巣がほとんどないのです。美しい白髪の個体ばかりなのに。1月29日は2ヵ所でヒナを見たのですが、その後ヒナが見当たらなくなりました。今年は巣立つヒナがいるのでしょうか。


 下嘴折れのカルガモは日に2、3回の割餌でけっこう元気にすごしています。2月5日夜、ご近所の小原歯科医院に治療に行った時ご相談してみたら「じゃあ、診察はこれで終わりだから、着替えて行って見ますよ」!!! 本職の歯医者さんが診てくださるなんて。健全な嘴のと、下嘴折れのと2羽治療室に運んで先生の到着に備えました。「インターネットでコウノトリのも見てみたんだけど、あれは上嘴ですねえ。上嘴と下嘴では、爪が切れたのと指が切れたのくらいの違いがありそうです。友達にも聞いてみますよ」

 さあて、どうなりますことか。下嘴は人間の下あごと同じで、周囲をぐるりと骨がとりまき、内側は軟組織とのこと。全体に骨がまわって固い上嘴とは大違い。何らかの形でカバーできるとよいのですけれど。

 午前中はDOメーター等についての打ち合わせ、午後は水曜の貝砂搬入に向けての地ごしらえ、夜は芙蓉の重剪定(思いきり切ってもらいました)、それからカルガモと歯医者さんの対応、しめくくりは入院したユリカモメの翼切除。達夫さんのたいへんな一日でした。なお、本日も警察からの違法飼育関連鳥の持ちこみでたいへんな日になる予定。私は週休日で、やんちゃ猫のウィンクの避妊手術と東京での会議に出かけてしまいます。みなさんしっかりね。

 さて、下半身不随のハクビシン、おしんお嬢様は目つきが優しくなりました。鼻づらを隠す「なでてもよいぞ」モードの時は、私以外の人がなでても平気。それでもなでられた後に時々「えっ、誰?」となでた人の顔を見つめて驚愕の表情を見せることも。ちなみに私は憧れの鼻の頭なでにもついに成功しましたよ。お嬢様としては鼻面なでの延長で、あまり気にしていないようでした。では。  


 

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