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元盗賊団のリーダーが貧困貴族家を立て直す  作者: 雨音
第三章夏休み編
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第57話失敗

「あなたのことの息子がしくじったことでこんなことになってんだぞ」


「申し訳ありません。コラーント様」


「ベンティー卿、あなたが法務省の人間でなかれば今頃...」


「えぇ」


「そもそもあの時確認したといっていたんじゃないのか?なぜこうなった?」


「はい。息子の話だと作戦はアルベルト=セドリックに待ち伏せされており失敗はしたが、おとなしくしておくという約束を交わして、裏切るような様子はなかったと」


「作戦が失敗したことは知っているが、ただの口約束だったというわけか」


「ええ。その、実はその詳細を確認したのはメイドリー際が終わってからでして」


「どういう意味だ?」


「息子はあまり乗り気ではなかったのです。ただ表に出すタイプでやらないときはやらないとはっきり言うのです。なので行くのならやりきるという風に思ったのです」


「それで?」


「はい。それであの時もしただ失敗しただけだったのであればそういったはずなんです。実際ハリーに勝利した時もを聞いた時も、自分も驚いていると言っていて。つまり、アルベルト=セドリックは演技ではなくもともと目立つようなことはするつもりはないといっていたようで、実際個人種目にも出ていないという状況でしたので...」


「そうなのか、確かにそうだ個人種目に出るならワシも直接口出ししていただろうな。つまりこっち側にも問題があったと」


「いえ。私の確認不足です」


「そういう問題じゃない。ベンティー卿が詳しく話を聞いていてもだめだっただろうな。失敗した時点で何か対策をするか、見張りをつけることをするべきだった。なんでもクラス内で作戦を決めたのはやつで勝つ気だったという話じゃないか」


「そのようで。」


「にしてもあそこまで強いとはな...」


「えぇ、問題はそこですね。それに聞きましたか?」


「あぁ。ウサンク商会が学園を脅して学園はそれを吞み自主退学を勧めたところ、了承して再度来る予定だったがそこから行方が分からなくなったとということだったな」


「はい。さらに仲が良かった同クラスメイトの所在は判明しており里帰り途中というわけでもないようです」


「やつの性格上、この状況下で里帰りするようなことはないだろうな。一体どこに行ったのだ」


「わかりません。どうされますか?」


「向こうでやってくれるだろう。あまり雑にかかわることは避けなければいけない状況になってきた」


「確かにそうですね。任せられる間は、任せたいですね」


「そうだな。ここで失敗したとしてハリーのことがあるから簡単にあきらめないだろう」


「無事に落ち着いてくれることを願うばかりです」


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