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元盗賊団のリーダーが貧困貴族家を立て直す  作者: 雨音
第一章始まり編
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第15話新たな出会い

人を出すと能力値を考えるのにすごく時間がかかる。

大体の立ち位置、性格しか決めてないもので...



お金も集まってきた、

ローガに探してもらっている人員の目星が付いてきた。

そろそろ情報屋との接触をするか。

とその前に明後日ローガが帰ってきたときに人員の整理をするとするか。



「今戻りました。」


「うん、お疲れ様。これから店の方は新しい統括にやってもらう。誰が良いか決めた?」


「はい。決めました」


「よし。ならその人に言っといて。ちゃんと統括と会長の違いもね、勘違いから起きる問題は避けたい。当然のことを口に出すことも大切だよ」


「わかりました」


「影の者たちの候補を連れてきてるんだよね?」


「はい」


「会わせて。あ、その前にローガにも副リーダーの候補決めててって言ったけど...」


「すでに。」


「わかった、行こうか」



「彼がいいな。」


「カンスですね」


「あとあっちの彼は...」


「ランベルトは腕はいいのですが性格が少し...」


「なるほど、影の者には向かないな。でも悪くない...ルカの部下として雇うとするか。」


「ランベルト。直属の護衛として働く気は?」


「俺でいいなら(笑)」


「外面がある、曽於である程度の礼儀ができるなら態度には問題ない、俺に一生従う気があるか?」


「会ったばかりですしなんとも言えないっすね」


「そうだな、ルカの下で働いてくれ。ルカの意見を聞きながら決める、そのあとに問題ないようなら後はランベルト次第と言うことになる」


「じゃあそれで」




「他の者も特に影に関しては多くの重要な情報を扱うことになるだろう、途中でやめるは困る。やめるときは死んでもらうことになるだろう。問題ないものは残ってくれ、本格的に動くまでまだ時間があるから残って考えてくれてもかまわない」


「あとはローガに任す、終わったら来てくれ」


「わかりました」





「カンスがいいと思うんだが」


「はい。性格的にも能力的にも問題ないと思います。」


「なら、それで。じゃあお疲れ様。今日は休んで」


「失礼します」


にしても鑑定が進化したのはでかいな。その人の情報や状態。知りたいと思ったことが1つわかるようになった。

そのうえでランベルトのあれはどういう意味だ?

まだ精度が低いのか?

そもそも能力値の値が少し...


カンス 18歳 真面目

武力 80/110

 ➝隠密 10/30

  弓術 20/30

知力 123/155

 ➝医術 40/45

  戦略 8/35

カリスマ 55/55

職業能力

なし


ランベルト 18歳 失

武力 175/220

 ➝槍術 65/75

  乱舞 30/65

知力 69/75

カリスマ 60/75

職業能力

 ➝軍人 1/1

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