【悲報】小説家になろうという名の異世界で無双出来ずに埋もれて迷子になっている件について〜ヘルプミー、誰か我々を釣り上げて〜
反応が無いというのは、なかなか寂しいものなのです。
皆さん良い日をお過ごしですか?
どうも、最近迷子になっている自称作家、アステリズムです。
さてさて、こんな題名ですが、皆様、小説家になろうになろうはご存知ですか?
そりゃご存知ですよね、ここですよここ。
『小説家になろう』
本当に良いサイトですね。
胸踊る冒険譚、空いた時間で気軽に読めるお手軽さ、無料で楽しめるというお得感。
作者側にも夢を見させてくれるチャンスの宇宙。
大作家にオレはなる!!
いやぁ素晴らしい。
そりゃ好きな人は好きになるってもんですよ。
それに何より、小説を書いてアップロードすれば、私のような素人でもコレを読んでくれている皆様の様に、ヒトの目にとまるというチャンスが出来るのです。
まぁこういうお話、小説家になろうを普段利用している方は、きっと共感してくれる事でしょう。
私自身、数年前に病院のトイレで小説家になろうを見つけた時、ワクワクしたものですよ。
え?患者じゃないですよ?
私は軽度のADHDを持っていますが、脳の思考以外至って健康です。
頭空っぽにして妄想夢いっぱいってやつですね?
そんな私が初めて見た作品、確か……
理不尽な孫の手先生著
『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』でしたかね?
基本的にハーレムが大嫌いな私ですら、スラスラと読んでしまった思い出の作品。いやぁ赤髪ヒロインっていいよね。エリス大好き。
この作品は終わり方と、主人公のパワーバランスが好きなんですよ本当に。
まぁそんな訳で、次々と作品を読んだわけですよ。
その中でも一番記憶に残っているのは……
柳野かなた先生著
『最果てのパラディン』 でしたね。
この作品、もう前半で泣きましたもん。
いやぁこれはレベルが高かった。
トップクラスのストーリー構成を持った作品ですよ本当。
あれほどのスタートダッシュは中々踏めないんじゃないですかね?
そして何よりあの確固たる世界観ですよ。
実際にあの異世界があるのだという説得力。
恐ろしいもんですよマジで。電子書籍も即座にカート行きでしたとも。
最果てパラディン、いやぁ続きが楽しみですねぇ!
楽しみですねぇ!楽しみです……あ、あれ?
続きが……来ない?
ま、まぁそういう事もあるでしょう。
作者だって人間です。ヒトには休みは重要です。
ヒトにはヒトの書くリズムというものがあるのです。
小説家になろうは残酷なだけで、ブラック企業では無いのです。ええ、もう残酷なだけで。
さて、そんな小説家になろうですが、私はある日、考えてしまったのですよ。
『あれ、普段頭を圧迫する妄想を小説にすれば、ストーリーになるんじゃね?』
そして頭の中のグルグル回る思考を、妄想・まとめ・カキカキという、文章作成のガトリング連続射撃をやらかしたわけですよ。
数年前、そうして作り出されたのが小説家になろうで現在更新中の
『Madman's Justice 〜異世界よ、茨城の力を知るがいい~』
な訳ですね。ま、アップしたのも題名が決まったのは最近ですが。
当時はアップに躊躇してランナウェイしてしまったわけで、すっかり忘れたいた現在、発掘して再利用している最中なのです。
ところで『さいちゅう』と『もなか』ってどうして同じ感じ何でしょうね?
おっといつもの癖が出る。危ない危ない、戻ります。
そう、見つけたらもうね。アップするしかないじゃない。昔の俺と勝負だぜ?かかってこいやと言わんばかりの天狗っぷりですよ。
そんな訳で、今回小説家になろうに上げた作品
『Madman's Justice 〜異世界よ、茨城の力を知るがいい~』
舞台はお馴染み異世界転移。
宇宙飛行士の見た光の柱。
そこには、天岩戸伝説の残る、御岩神社があったのだ。
主人公ミト・ヒタチは、そこで発見された万能物質「イバライト」を使用し、様々な可能性を広げていく。
そこで、イバライトを元々使用していた神々に認められ、相棒のAI二人と共に、異世界を救う旅に出されてしまう、というお話。
ところかしこに茨城県が出てくるこのお話。
実は宇宙飛行士が光の柱を見たというのは実話でして、アポロ14号のクルーが観測して見に行った先に、茨城県最強のパワースポットがあったそうな。
茨城県ってですね、私の地元なわけですよ。
私の魂の故郷。
そして魂の故郷は魅力ランキング最下位ときたもんだ。
ちくしょうめ、茨城の魅力を見せてやんよ。
おら、見るとこ……うん、良い所ですよね。
――――まぁ、そんな茨城県の魅力を随所にぶち込んだこの作品。
これをですね、小説家になろうが大好き過ぎて当時ひたすら読みあさっていた先輩に見せたんですよ。
その先輩、着いたあだ名はナローシュ・ヴィ・サイレントヒルですよ?
実は陰口ですけどね?
いやぁその先輩に見せた際の感想がこれですよ。
『まず、静岡愛が足りない』
ちょっと待ってくれよ先輩。
その時の私の顔と言ったらもう、今で言う希望の花が咲きそうになりましたわ。
異世界オ〇ガですわ。
茨城の魅力を伝えるためって言いましたよね?
聞いてました?
また一緒に熱川プリンスホテルいきましょ?
本当に良い先輩だ畜生め。
まぁそんな訳で、当時大学生だった私に衝撃が超振動で伝わったわけですが。
当時の題名は『イバラティックストーリー』だったんですね。
そしたら先輩曰く
『何の話かわかんねぇわ。意味わかんないのはダメだわ。絶対なろうじゃ人気出んぞ。なろうは題名が9割だからな』
題名が9割?そんなバカなと思いましたとも。
そうして、狂った世界の正義の話だから
『Madman's Justice 』とかどうですか?個人的には超クールなんですがとか言ったわけですよ。
そしたら
『何の話かわかんねぇわ。英語はダメだわ。絶対なろうじゃ人気出んぞ。なろうは題名が9割だからな』
さっきとほとんど同じじゃねぇかタコ!
どうすりゃいいってんだ!と、少々オブラートに八重に包んで伝えたところ。
「魅力度最下位だった俺の力、実は史上最強のチートだった件について
~異世界最強伝説、茨城県の力を見せてやる〜とかどう?目立つよ?」
なんでそんなアホみたいな題名つけにゃならんのだ。
当時はそう思ったもんですよ。
そうして、アップした今、いやぁ見事に埋もれましたね。
12話までか書きましたが、ポイントもブックマークもあんまりですね。
それでも、評価してくれた人には滅茶苦茶感謝しているのです。
当時の先輩の言うことが正しかったのか、そもそも内容がつまらないのか。
まぁきっと内容がつまらないというのが正解なのでしょうが、ポイントも感想すらつかないので直しようがないのです。
きっと同じような感想を持っている人が多くいる事でしょう。
小説家になろうという膨大な作品数を誇る宇宙のような空間で、1人寂しく足掻き続けるこの苦しみ。
面白いのか、つまらない事が原因なのか、題名が目立たないのか、昨日食べたイカのせいでお腹が痛いのか。
PV数すらも伸びず、虚しい日々が続く毎日。
懐かしの先輩の声が聞こえてきますね。
「ほらいっただろう、迎合しろ、需要に答えろ、目立たなきゃ淘汰されるだけだ。中身はそのあとなんだよ」というセリフ
懐かしいなぁ先輩、今何をしているんだろう。
最早懐かしいあの日々。
最後に会ったのは先週温泉いった時ですね。
まぁそんな訳で続けるモチベーションすらも失いつつある私の作品。
きっと、小説家になろう読者の求めているテンプレートから外れていた事でしょう。
きっと、能力が茨城県の概念とか意味わかんねぇわと思っている事でしょう。
別に牛久大仏がモビルトレースな感じで動いたっていいのです。スサノオがガルパン見てたっていいんです。
私達が頭の中で作り出すストーリー。
ひっそりと埋まっていく、稚拙な文章。
でも、出来るなら、途中でも良いから評価が欲しいですね。
何がつまらなかったのか、何が悪いのか。
率直に言えば、面白かったら是非ポイントが欲しい。
意外と知らない人がいると聞きますが、
ポイントは連載ならば最新作の一番下にあります。短編も一番下。
せめてお土産替わりに1ポイントでも欲しい。
クソでしたという感想も欲しい。
自分が何を書いているのか、他の人に教えて欲しい。
なにより、茨城県の魅力度ランキングを上げて欲しい。
茨城県がなければ、農作物はピンチですよ?
疎開先にもなりますよ?
海も綺麗でメシも美味しい。
つくばの見学もワクワクしますよ?
Madman's Justice 〜異世界よ、茨城の力を知るがいい~をよろしくね?
作者一覧にでも出てくる事でしょう。
最後に、私が最近更新を楽しみにしている作品を紹介します。
春夏秋冬先生著、『シキミドリ』という作品です。超オススメ、なんで評価されないの?
私は基本的に、ヒャッハーでアナーキーな性格をしているため、作品にもそういった傾向が多々浸潤しております。
最果てのパラディンのような重厚な世界観
シキミドリのような柔らかな、そして暖かい世界は、私はきっと作り出すことが出来ないでしょう。
私は今日もトイレで寝る前に見る面白い作品を探し、そこにポイントを付けるでしょう。
膨大な作品が泳ぐこの海で、釣りを楽しもうじゃありませんか。
私もきっと飽きるまで、釣られることを夢見て泳ぎ続けることでしょう。
おわり
こんな駄文を最後まで読んていただき感謝しております。
Madman's Justice 〜異世界よ、茨城の力を知るがいい~もよろしくお願いします。(ダイレクトマーケティング)