現状説明。
イサムはそういうと何もない空間からまた何かを取り出した。
何か板に羽が付いてる物体を取り出した。
それはイサムの手から空に飛んだ
俺がおまえについてやるほど暇でないので、分からないことはこれに聞け。
俺は次のモンスターを作りに行かねばならないと言うと突如消えた。
残されたゼロは訳が分からないので立ち尽くしているとその物体が自己紹介を始めた。
私の名前はナビです貴方をサポートするためにイサム様にスマートフォンから作られました宜しくお願いします。
まずはあなたの現状を説明します。
いきなりナビは何かを取り出した、これは鏡と言うものです対象の姿を映すものです。
とりあえず見てください。
ゼロは言われた通りにする。
鏡にはゴブリンが映ていた。
とっさにゼロは逃げようとしたがナビから電気が放たれた。
ゼロは電気に撃たれ痺れているところにナビが言う。
あなたは人の話を理解しているのですか?
考えないで行動をすると危ないので気を付けてください。
今のはダメージが当たらないですがしばらく動けませんと言う。
良いですかもう一度言います。これは姿を映します。つまりこのゴブリンは貴方です理解できましたか?
なんでゴブリンになっているんだ、怒りに満ちた声でゼロが言う。
また電気が体を走る、冷静に聞いてください出ないと又電気が貴方を襲いますよ。
穏やかな口調だがこのナビも持ち主に似て脅迫をしてくる。
ゼロはなるべく穏やかな口調で聞く、なぜ私はゴブリンになってしまったのですか?
ナビが言う。やっと話せる体制になりましたね。
脅迫をして何を言うと言いたいが電気が怖いので言わないでおく。
貴方どこまで覚えてますか?
ゼロは変なものに入れられて意識を失うところまでですと答える。
貴方が入れられた物はイサム様が作られた魔物転生機と言う機械です、長いのでこれから転生機と言います。
簡単に言うとモンスター同士を合成させて新たなモンスターを作ります、他にも色々ありますがその時に説明をします。
その機械により貴方はゴブリンになりました。
それだと合成機ではないのか?ゼロが問う。
体が痺れた、イサム様が間違えるはずがありません。良いですか?転生機です。
ハイ転生機ですとゼロが複勝する。
聞きわけが良い子は良いですねとナビが言う。
こいつはやばい逆らわない方がいいとゼロは今さらながら本能で感じた。
ところでイサム様とは誰ですか?
貴方を助けて今の姿に変えた方です、ナビはあきれながら言う
全く理解の低い生物だ。