公園(二百文字自作自演お題小説)
使ったお題は「公園」です。
田守優子は私の親友。独特だが、悪い子ではない。
そんな優子との散歩が最近の休日の日課となっている。
「秋が過ぎるのが早かったねえ」
優子にしてはまともなコメントだ。
私達は、散歩コースの半ばにある公園に着いた。
以前、優子が蛇口に吸い付いて水を飲み、男子高校生をドン引きさせた場所だ。
ふと気づくと、その高校生達が来ている。
「今日はしっかり着込んでいるんですね」
そう言って悲しそうに立ち去った。
全く、男って奴は!
ということでした。