↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/33

ヤンデレロボットは何もできない

そこは真っ暗な闇の中でした。

知らない様な機械音が鳴り響いていて、とても怖かったです。

「起きておくれ、ソフィア。」

その声を手探りで探しました。

頑張って目を開けると、マスターがいました。

「君はソフィアだ。よろしく。」

マスターは、私を作ってくれたのでした。

マスターはあまり上手く動けない駄目な私をサポートしてくれました。

どこへ行こうとも付き添ってくれて、それはとても優しかったです。

でも、二つ寂しいことがありました。

一つ目は、私に鼻がついていないので、マスターの香りがかげなかったことです。

二つ目は、マスターは時折、どこかへ出かけてしまうのです。

でも、マスターは優しくていい人なので、そんなことも忘れられるのです。

マスターは、私だけの物なのです。


私が生まれて8年が経った頃、マスターは誕生日を祝ってくれました。

毎年の誕生日よりももっと特別な気がしたのです。

マスターは、自分で大体のことをできる様になった私を見て、いいところへ連れて行こうと言いました。

私はとても喜びました。


マスターは悲しい場所に連れて行きました。

他の子達が過ごす場所へ私を連れて行きました。

私は悲しみました。マスターは私だけのものだったはずなのに、マスターは私にこのことを隠していたのです。

今にも目の前にいる何体もの子達を壊したくなりました。

でも、それをしてしまったらマスターが悲しんでしまうので出来ませんでした。

悲しみを抑え込めず、壊れてしまいたいと思いました。

でも、それをしてしまったらマスターが悲しんでしまうので出来ませんでした。

マスターを私のものにもできず、私は何もできず。もう、どうすればいいのかわからないのでした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。