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佳那子×真夕:約束

作者: 藤谷 葵

練習作品です

・三人称

・描写


【設定】

・伏見佳那子……運動得意、勉強苦手な元気な女の子

・有森真夕……学級委員長、真面目で正義感ある

 伏見佳那子(ふしみかなこ)は、運動は得意だが勉強はまるで駄目である。

 雨の降る日、先生に生徒指導室に呼び出された。雨音は激しく空気はジメジメとしている。それと同じくらいに佳那子の気分はまるで足枷がついたように重い。


「これからお説教かな……」


 そんなことを考えつつ生徒指導室のドアを開けた。

 そして、案の定、お説教。


「伏見さん、貴方は運動神経良くて、スポーツが何でも出来るけど、その努力を勉強の方にも少しでいいから回せないかな? 長所を伸ばすことは良いことだけど、苦手な短所を消すということも大事なことですよ?」


 佳那子は同じ話を何度も聞いているので、飽き飽きとしてくる。もはや耳にタコができるほど聞いている。そして、長く感じる時間から解放されて、足枷が取れたように教室に戻る。


 喧噪の聞こえる教室に入ると、ほっとする。そんな時に学級委員長の有森真夕(ありもりまゆ)が声をかけてきた。


「伏見さん、また先生に勉強のことで注意されちゃったの?」

「あははは」


 佳那子は笑いながら頬をポリポリと掻きながら、乾いた笑顔で目を泳がせた。


「私でよければ、勉強教えるの協力しますよ?」

「いや~、そう言ってくれるのはありがたいけど、勉強しているとどうしても、うち、眠くなるねん」

「まあ、無理強いは良くないので、無理にとは言いませんが」


 有森真夕が親切で言っているのは、佳那子には分かっている。委員長という肩書のせいではなく、それがなくても有森真夕はみんなに優しい。


「う~ん? じゃあ、教えて貰おうかな? 前に委員長に勉強教えて貰ったときは、先生に教わるよりもわかりやすかったんやよ」

「じゃあ、いつにします? 折角、伏見さんがやる気を出したのだから、気が変わらないうちに早い方がいいと思うんですよね」

「……今日の放課後、図書室あたりで?」

「そうですね。今日は私も放課後は時間ありますから、放課後にしましょうか」

「うん、よろしく」

「はい」


 話がまとまったところで、ちょうどお昼休みの終わりを告げるチャイムが鳴り始めた。

書き方で気になる所がありましたが、正解が分からないので気にはなるけどそのまま書きました。


「これからお説教かな……」。そんなことを考えつつ生徒指導室のドアを開けた。


この場合、「」の後に「。」が必要かどうか?

改行するべきなのかな~?

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