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黒い先輩と竈のワニ怪人

ショウ リリムを守るため魔族の契約を決めた主人公


シェール ショウと決闘して斬り合った、ベルフェゴール幹部


ゾーン  ベルフェゴール魔王


リリム 幼女化した魔族のお姫様


サナ  サディ・レイナあだ名がサナ ショウの元カノであり、なにかの縁で仲間になっていた。




場所 ベルフェゴール(ダンジョン敷地) 

「よっしゃ~それじゃダンジョン運営しますか」

「ちょっと待て、色々なにも事情をしらないお前らをすべて任せるわけないだろ」

「シェールそこは、天才のショウ様にすべてお任せってところのノリだろ」


「あらら・そうだと思ったのよ。急に入社して、魔王業って話しは都合よすぎるでしょ。わかってていってる思ったけどな・・」


 どんまいと言いたいように肩を手でポンポンたたき、呆れた顔で溜息を吐くサナ


「そうだな、百歩譲って、このサナという女は、理にかなっているし、武器の管理職ぐらいは上げていい。だがなショウお前はそうだな!!雑魚怪人と混ざって防衛になってもらうところだな!はっはっはっ!!たまたま、任務中に亡くなればリリム様もさぞなっとくするだろうさ。最初から黙ってリリム様の子守をやっていれば、いいものをざまぁないな!!」


 あまりにもなっとくできない、スタートラインだが、いつかチャンスあったらシェールを仕返ししてやろうと決意した


「まぁとりあえず話しはついたので、まずは救助とアレの回収をしていきますよ」


手をパンパン叩きゾーンは仕事に取り掛かる




「あの魔王もダンジョンのあと始末なんてするのか以外だった」


「それりゃ人手不足ですからね!!とうぜんこういう時はわたくしも行動しますよ。ショウ様とサナ様はこの黒い怪人と手伝ってください、こっちならまだグロくないので気が楽かと思います。」


 そりゃそうかあっちでは見たくもない肉破片とんだモンスターを回収して回っている。思った以上に半壊しているダンジョンって悲惨なものだと思いしる




「なぁ?これでよ~これなに回収してるんだ」


「キ~」


「なんだしゃべれないのかよお前!!」


「あっこいつ生まれて間もないですよ。まさかこんな悲惨な日が初戦なんで、今後たくましく生きてほしいっすよ」


「わっ黒スーツが、しゃべった」


「わたくし雑魚怪人といいます。番号F1122333とゴロがいいのでぜひ覚えてくれたらうれしいいけど。俺ら使い捨てからね~」


「おい!!その黒いのを回収すればいいのか」


「あんたらなにもの?」


サナも興味津々に聞く


「俺らは名前どうりの怪人です。」

「あぁようするに雑魚ってことか」



「そうなんっすよ。いくら努力してもやられるのが、俺らなんですよね~まあ用は、かませ犬なって、勇者たちをその気させるのための怪人なんすよ~なんか生きてて、溜息でますよね」


「まあ安心しろよ。俺も人間界じゃそんなものだからよ」


 そういって、キーキーへんな掛け声で喚く。不思議な連中と荷車を黒いのをすべて回収して、めちゃくちゃでかい煙突に向かった急な坂道進み速足で俺は荷ぐるみのスピードを緩めながら進む


「これで全部回収したと思います」

しゃべれる怪人Fなんとかはリーダらしくゾーンに報告していた


「ご苦労では竈にアレを入れていきますよ」


まるで虹色に燃え上がる不気味な大きな竈に俺らはそららを回収したその時、ワニの怪人と目動いた気がした。たぶん死体用焼却炉なのは、なんとなく理解してたけどありえない


俺は何度か黒い塊を放り込む作業したが間違いないなんかこいつら動いてる気が・・


それに不思議な暖かい炎だ。ついつい気を抜いちゃうとこっちまで、燃え移っちゃうほどの心地よくも怪しい炎は、むさ苦しい暑さなど一切感じなかった。


最後ワニの怪人を俺はジロジロみながら黒いアレを入れると



「ジロジロ見るな!!この若造さっさとやれ!!」

死体のはずのワニ獣人に説教された


「なぁなぁサナ!!竈の中の生き物が、なんか言ってきた」



「はいはい、たかが火葬場でしょ、そういう風にみえただけでしょ、わたしは今このボロ武器のチャックで忙しいの」


「さてと!!あとは数時間後立った後チェックするのでここに戻ってくるように」

とゾーンは手をたたき


 今度は、瓦礫掃除をひたすら行った。おそらく夜に迎えたころだろうようやく黒い怪人がやけに人数揃っていたのでなんとか、一区切りついて終わった


 あとは嫌々わかっていたが、死体を葬って終わりって、ところかなそう思い、魔物団体に俺はついてゆく

 サナもひたすら武器管理の仕分けと紙に記入して、大変な一苦労してたみたいだ


「ショウ様まあ今日は特例な決戦後なんで、ここまで苦労はありませんので、ご安心ください」


「はぁ~そういわれても、よめちゃくちゃ動労じゃねえか、俺は、てっきり戦ってダンジョンは瓦礫なったら放置して、死体は勝手に消去するかと思ってたぜ」



「まぁこの経験を覚えておいてくださいな、いつか上に立つ時、下の苦労動労を忘れていけません。何事も長く使うには放置はいけないのですよ」


この時俺は、この重要なことに気づかない若造だった、ただ今ある仕事はさっさと終わりたい気持ちで精いっぱいだった。


竈の扉を黒い怪人は楽しそうに開けようとしていた。この時は怪人の葬式はこういうものなのかと理解してなかったが開けた瞬間


「キーキーキーきーキーキーキーきーキーキーキーきーキーキーキーきー」


多くの黒い怪人が生まれきた???


「なんじゃありゃ!!!!もしやだが」


「はい雑魚怪人は、こうやって生まれるのですよ。基本なので覚えておいてくださいな」


そうか黒いの奴のカスで、ここでならいくらでも生まれ変われる生物なのかよ


「はぁ今日は大人数だったからの~いろんな因子もらった、気がするわ~はぁ!なんか生き返った気分じゃなんせ久々に竈入ったからの~」


「お前はワニのって思ってたよりでか!!」

「なんじゃ貴様人間だよな?」

このワニ怪人2.5mもある巨体だ!すげえよ~威圧感じる



「あぁクロコ無事でよかった、この子ショウと言って、急遽リリム様の件で人間二人雇うことにしたのですよ」



「正気かゾーン様、こんなひ弱そうな人間を雇うとか、予算の無駄ですぞ」

「なんだ!!お前はゾーン様向かってよ!!」

「あぁ小僧聞いておけ!!俺が魔族隊長のクロコだ!!」

「そうかじゃあ聞け!!俺が、次期の魔王ショウだ」

「はぁ~なにを喚いておるこの小僧」

「だめですよクロコ、ショウ様、後は詳しくはこちらで話しておきますので、二人仲良く」


「「ところで、この焼却炉ってなんだ!?」


「あぁこれですか?魔物でしたら、応急処置できまして、死亡した魔物の因子をつくことができるのです。まだショウ様には早いことなので、さきほどの行動だけとればなんとか大丈夫です。」


「因子なんのこっちゃなんか、無限に生き返す施設なのか?」


「瀕死状態範囲なら可能です。ですが、魔物の死骸も無駄なくこちらに入れることが重要です。」


「なぜだ?効率よく燃やせて、埋葬できるからか???」


「いえ無駄なく瀕死因子を付けてほんの少しだけですが、パワーアップさせてるのです。」


「因子ねぇ・・まあよくわからねえや、ここ入れとけばいいのね、雑魚怪人も雑用にはめちゃくちゃ使い勝手いいのはわかった」


「あっそうだ。新加入リストを考えてたんだよな」


「なんか嫌な予感ちょっとみせなさい」


まるで0点の答案用紙見つけた母ちゃんみたいに取り上げテーブルに広げた




{    入団希望リスト


第一 候補なんか強そうなドラゴン


第二 人が乗れそうな飛竜何体かほしい


第三 スケベ衣装で、すげぇ~魔法つかえる精霊


第四 なんかめちゃくちゃでかいゴーレム


第五 ケンタウルス部隊        }




「はぁ~やっぱりこれはひどい・・コスト確認もしてないし、ドラゴンばっかりだし・・精霊の下りなんかあんたの嫌な趣味ですぎ・・というか発想がとガキか」」


「やっぱだめか・・」


「そうですね・・却下です!!強いていうなら第三と第五でしたら検討します。」


「はぁ~夢のドラゴン軍団だめか」


「そうですね、うちですとかなり遠いですね、ドラゴン飼育規定が厳しいですよ、まず入荷に膨大な金額かかり今では想定無理です。なおかつ飼育できる広さと柵の改築に壮大に金額がかかるのと仮にぎりぎりこちらに入荷しても莫大な飼育費は現状維持は厳しいのです。」


「あんたね!!ドラゴンなんてみたことあるわけ」

「ねえけど」


「ドラゴンは、アールオン周辺地地域にはいないわけ!そんな、絶滅機種を気軽に入荷できるわけないでしょゾーンさん現状仲間リストだと何日もつの?」

「Cクラス勇者パーティを一週間食い止める力すらありません」

「安価でなおかつ安く強い亜人のカバ族と虎族の入荷と数合わせで妖精ってことかしら」

「さすがサナさんそうですね、周辺地の入団を惜しみなく集めますか」

「ちぇっ結局ふつうかよ」


「ショウあなたにはまだ、管理には向いてないわ。忙しいかもしれないけど、リリムの世話をメインした方がいいかと思うけどね」


悔しいが、サナにはこういったお仕事は慣れてることはいえ、知識も豊富に見えた。まだ俺のできる範囲って色々遠いのをきずかされた日であった

初回スペシャル今日の18時投稿!次回ようやく放置してたお姫様リリムとの雑談回です。お楽しみに

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