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クロコの災難1

とある日だった、いつものようにお子様リリムと怪人どもは、遊んでいた。クロコは、つい壁に武器を置いてしまったのだ


この頃は、サナによって、武器管理がしっかりして、遊び道具にできなくなっていた困りはてたおてんばお嬢様リリム。あまりにもピカピカしたオノだリリムは好奇心でそれを持ち出したのである


「えっへん これいいでしょう」

リリムは好奇心に直球に物騒な玩具を触ってしまう


「うわ~かっこいいなこれ」

「よく持ち出せたなリリム様重くないの」

 不真面目な雑魚怪人たちが便乗して集まってくる


「これめちゃくちゃ重いよ でもねこれでぐるぐる回るとさ面白いの」


やはりの展開で、クロコの武器とも知らず遊ぶ怪人どもやがて、リリム達は遊び飽きて、武器を放置した


「戦闘準備開始!侵入者発見!!至急戦闘配置につけ」


ショウの声が響きいつもの日課のように戦闘アラームがなるダンジョン、急いで、戦闘配置する怪人ども


「あれ???俺の武器ねえぞ」

今度は真面目な戦闘員が慌てている


「まじかよ誰だよ 2個持ちだした奴」

「おいおい外に手入れいいオノあったぜそれ使えよ」


「あぶね あぶね おぉこれはいいオノだな やりいちょいと借りますかね」


 一方違う配置先のクロコは愛用の武器をひたすら探した


「誰だ。持ち出した奴!!くそ~あれが、ねえと…どうにもならねえ」


「おいバカクロコ さっさと配置つけよ」


水晶によってショウの声が響き渡った


「くそ~やつめ、こんな状況とも知らずに!俺ががんばなきゃ、いっつも冒険者どもを倒せない癖に」


しぶしぶ文句言いながら配置につくクロコ


「ふんいいハンデだ 素手で十分だ」


 配置され15分経ったとき挑戦者は現れた


「くそまたコイツかよ」


 クロコの相手は、通称ちょび髭のピンクの戦士 一番挑戦回数が多いので、だんだん戦闘をわかってきベテランの戦士だ


「ほおワニ男 何度目になろうか 本日も決闘だ」


ピンクの戦士挑発しながら剣を振り回す!


「くそお前なんか 俺の牙で食いつぶす」


「ほおぉ今日は、武器を捨てたかワニ男め では、この我が剣で、とどめをさしてやる」


 やはり苦戦するクロコ、ベテラン戦士が相手なので、うまく剣と盾を使いうまい戦術を使う


 クロコは考えた、なんて厄日だ、装備品がガチガチの戦士なので、攻撃は少ししか、効いてないようだった。しかも厄介なことに魔法使いの仲間まで援護に入った、やばいと判断して、逃げながらこちらも仲間をつけるのだが…


「おいおいクロコ、さっさとやれよ、のろまー」

そんな状況も知らず雑魚怪人は参戦せず応援するだけだった

「いつもの調子どうしたんだよ さっさとやつらを切り刻めよ」



「うるせ!!みればわかるだろ!お前らも戦えよ」


「なんだよ おいクロコ愛用のオノどうしたんだよ」


「だから誰かが、勝手に持ち出したんだ!誰だ!!」


 ぎくっとする雑魚怪人ども


「なあ?あんときのオノってさ」

「リリム様が遊んでいたやつかよ」


「なんだ、おまえら、こそこそ言ってないで、援護しろ!!このさぼりめ!1」



「おれらなにも しらねえし、手助けできねえのさ・・ごめんよ これでも使えよクロコ」


 無能な雑魚怪人は運悪いことに武器を放置してとんずらしやがった


「くそおまえら、もういいや、こいつらの武器でも、扱えれば一人ぐらいなら」


「ほお~諦めたかワニ男 きさまの無敗もここまでだ」


紳士ピンクの戦士はあくびしながらクロコの決闘を能天気に待っている


「それはどうかな?この剣さえあればおまえなんか」


 クロコは剣を構え突っ込んだ 


「ふん真っ黒こげにおなりよ 醜いワニめ」

 突然割り込んだピンクの戦士の相棒の魔法使いが詠唱を始める


「くそおおぉこれぐらいの魔法ならなら問題ねえぇえいけえぇえ!!」


とっさの一撃をピンクの戦士に入ったそのときだった剣は砕き散った


「なに???砕けただと」


「笑止!貴様の最後だ」


戦士が剣を振り下ろしたとき急所は、避けたが深い切り傷が入ったクロコ


「あらあら…どうしたのかしらこれは、これは、もう虫の息じゃん♪ねえいいでしょ私のお得意魔法で醜い炭にしても」


「くそ・・・ここまでかじゃあこれはどうだ!」


クロコはボーガンを拾ってトリガを引いた彼女は怯み腹を抑えながら睨みつける


「きゃあぃいたあぁあ」


 魔法使いにわき腹にかすって、ダメージ負わせたが、まだまだ奴らも戦えそうだ。さっさとつぎに備えないとクロコはボーガンを引く作業するが、弦がぷちんとキレてしまう


「あんたは許さない!!粉々の黒ずみでしてやる!!」

キレた魔法使いは炎玉を連呼して投げた






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