バーニングラン
地を滑るように・・・・・・
昼・・・・・
もうすでに一月ほどさまよっている・・・・・
食料はライヴァエールの知識・・・・・
念圧転化調理・・・・・・
空錬金でいろんなものを転化させ・・・・
まあ今日は鳥飯を食べた・・・・・
まあ持つは持つので一食が多い・・・・
「ふっ夜も少しの睡眠とか」
「少々泣けてきた」
黒い泥は基本行動不能迄は持って行けても・・・・
「倒せない」
「一日に一回は襲撃される」
「飯時睡眠時は襲われないが」
「気が休まらない」
森の中を移動・・・・・・
見つからぬために・・・・
どの程度効果があるのかは不明・・・・・
「まあ解放されたのは嬉しいが」
「前はライヴァエールの知識さえ恐ろしくて手を出せなかった」
得たならばと・・・・・
その代償を支払らなければならず・・・・・
「知識を手に入れ」
「支払い」
「知識を得たが故に」
「支払いを請求され」
「喰うか」
「食われるか」
警告が・・・・・・・
「己ながらよくひろう」
そう警告とは結局自分・・・・・
楽な様にと探査等は別の思考で常に行っている・・・・
インナーマッスル的な・・・・・
小説でとりあえずの設定のような・・・・・・
楽にするための措置である・・・・・
「きゃああああああ」
警告位置の音を聞く・・・・・
絹を切り裂く悲鳴・・・・・・
「む!」
「女性の悲鳴」
疾走しつつ・・・・・
「カミタテ・エクス・バーニング」
煌めきが集まり前方に集まり・・・・・・
焔に成る・・・・・
「テェンジングナウ」
右手でを掲げ突っ込む・・・・・・
焔の甲冑に覆われ・・・・
最強守護麒麟さえ凌ぐ天さえ凌ぐ・・・・・
鬼の様な才を何時かはと・・・・・・
焔を己を輝かし・・・・・・
灰は燃え盛り転化・・・・・
護りの強者に何時かはと・・・・・
「ゴキョウブレイブ」
「バーニングラン」
爪ある足甲冑が地を刺すように・・・・・・
輝く夢幻の煌めきを・・・・・
粒子残像を残しつつ・・・・・
よくかがやき飛ぶが如く・・・・・
森を抜け草原を走る・・・・・・
わがままに草原を痛めず・・・・・・
我意をもって目立ちまくり・・・・・・・・・
俺は解放されたばかり・・・・・
まだまだ駆けられる・・・・・
わがままにただ己を世に示す・・・・・・
お読み頂き有難う御座います。