神様とアトランティス人との対話
作者「神様、アトランティス人を連れて参りました。」
神様「それはそれは、とんでもない人を連れてきましたね。どこから、アトランティス人を見つけてきたんですか?」
作者「えーっと、新宿の街を歩いていたら、なぜだか、偶然、アトランティス人に会ったしまったんです。」
神様「きっと、あなたは、何かに、騙されているんだと思いますよ。」
作者「私も、絶対、嘘だと思ったんですが、彼がいうには、自分には、アトランティスの記憶があるというんですよ。」
神様「あれま、それは、プラトンのような人ですね。」
作者「それですよ、まさにそれ!」
神様「信じられませんけど、せっかく、あなたが掴めてきたんですから、とにかく、会いましょう。もしかして、このパターンで、レムリア、ムー、アンドロメダ星人、金星人などとシリーズ化しようとしていませんか?」
作者「バレました。うまくいったら、シリーズ化しようかと。」
アトランティス人「初めまして、神様、アトランティス人です。」
神様「そうですか。どうみても、普通の日本人にしか見えませんが。」
アトランティス人「確かに、私は、日本人で、日本で育ったのですよ。ところが、心は、アトランティス人であることがわかったんです。」
神様「それって、LBGTという体は男性だけど、心は、女性というパクリではありませんか?」
アトランティス人「LBGTのことは、よくわかりませんが、確かに、アトランティスの記憶があるんです。特に、地震と雷の時は、アトランティスの記憶が蘇るんです。あの巨大な大陸がみるみる沈んだのです。まるで、砂山が崩れるようにです。」
神様「日本では、地震がたくさん発生するので、ちょっと大変ですね。」
アトランティス人「最初に、気がついたのは、どうして、僕は、こんなに地震が怖いのかということなんです。日本では、地震は頻繁に起きるので、多くの日本人は、もう慣れっこなんです。ところが、私は、いつまでたっても、地震になれないんです。親に聞くと、私が、小さい時から、とても、地震を怖がったいっていました。」
神様「それで、それで、アトランティスの記憶が蘇ってきたと。」
アトランティス人「そうなんです。ある時、大自然のテレビ番組をみていた時、大氷河が、海の中に崩れていく場面を見たのです。その時、アトランティス大陸が沈んでいくときの場面をイメージしたのです。すると、地震がくる度に、あの巨大なアトランティス大陸が、あの大氷河のように、端から、ドサンドサンと、崩れていった瞬間を思い出すんです。」
神様「大陸が、崩れながら、海に沈んでいったのですか?」
アトランティス人「そうですよ。それが、何か?」
神様「アトランティス大陸の謎が解けたぞ。どうして、沈んだアトランティスの大陸の痕跡が、どこかにあると思っていたが、それが、どうして見つからないのか、わかったぞ。アトランティスは、大陸のまま沈んだのでなく、大氷河の崩れるように、大陸の端から、順々に砕けながら、沈んでいったので、大陸の痕跡がなくなってしまったんだ。」
アトランティス人「何か、謎が解けたんですね?」
神様「そうだ。謎が解けたぞ。アトランティス大陸の大西洋に沈んだ時に、大きな船のように沈んでいったと思っていたのだが、もし、大きな砂の塊のように、バラバラに大西洋の海底に散らばって沈んでいったのだ。だから、アトランティス大陸の痕跡が見つからない。そして、大津波の痕跡もない。海面が静か上昇したにすぎないのだ。」
アトランティス人「でも、何か、アトランティス大陸の崩壊を引き起こしたのでしょう。あの美しい高度な文明が、なぜ、壊れてしまったのでしょうか?現在のように、原爆や水爆はなかったのです。今のように、電気やガソリンもなかったのです。」
神様「それでは、一体、何が原動力だったのですか?」
アトランティス人「アトランティス人は、みんな超能力者だったのです。超能力者というと、人間の精神力を使うように思うかもしれません。念動力、透視力、瞬間移動などを思い浮かべるかもしれません。確かに、そのような力もあったのですが、それ以上、すごい能力は、物質や植物、動物の自由に操ることができたのです。例えば、石の目を自由に分子レベルで、見極めることができたので、石を、自由自在の割ることはできたのです。植物は、早く実らせたり、枯れ木や枯れ草を自由に燃やすこともできました。動物とは、自由に意思を通わせることができたので、彼らの自由に利用することができました。かなり友好的な方法で。物質を自由に移動できたし、重力の制御、反重力の活用もできたのです。」
神様「それは、素晴らしい文明でしたね。プラトンが、語ったのは、きっと、本当のことだったのでしょう。」
アトランティス人「プラトンの語ったことは本当のことです。でも、あの巨大な石造りの神殿も、みんな砕けて、海に沈んだのです。巨石も、まるで、小石のように砕けたのです。」
神様「そんな素晴らしい文明がどうして滅んでしまったのですか?」
アトランティス人「人間の中にある巨大なエネルギーを神様は、ご存知ないかもしれませんね。現在の文
明は、人間の巨大なエネルギーを封印しているから、それを活用する方法がわかりません。先ほど、私は、地震と雷が怖いと言いましたが、大きな雷をみると、一人のアトランティス人が本気で怒ったり、内的エネルギーを悪用する様を思い出します。一人の人間のだす精神エネルギーが、巨大な雷のエネルギーに匹敵するように思えないでしょうけど、人間の内的エネルギーは、巨大な雷の比ではないのです。もっと、すごいのです。本当に天変地変が起きるといっても良いほどのエネルギーがあるのです。」
神様「まさか、そんなエネルギーがあるとは。。」
アトランティス人「仏教の始祖と言われる御釈迦様は、お悟りの時に、その精神が宇宙大まで拡大したと言われていますが、人間の精神のエネルギーは、大宇宙の神様に匹敵する力を持つこともできるのです。」
神様「確かに、仏教の始祖のお釈迦様は、偉大なお悟りを開かれたのですね。」
アトランティス人「現代人には、信じられないと思いますが、そのエネルギーは、地球規模、宇宙規模というべきエネルギーを一人の人間の中にあるのです。そのエネルギーを持った悪意のある人間,不満を持った人間が、10人、100人、1000人を集まって、力を合わせて巨大な大陸を破壊することなど、あっという間の出来事でした。暴走した人間の力を止めることが、誰にもできなくなってしまいました。逃げ出すのが精一杯だったのです。」
神様「アトランティス大陸の崩壊、壊滅は、自然の力によるものではなく、人為的な精神の力で、粉々に崩壊されたということなんですね。それで、大陸の痕跡が残らないように、人為的に崩壊させられた。」
アトランティス人「そうなのだと思います。」
神様「思います?、断定はしないのですか。」
アトランティス人「1万2000年も前の記憶ですから、現代の記憶と混在して、曖昧の感じもするのです。どう考えても、現在の常識と全く異なるので、、アトランティスの記憶が、現在の人生が、強烈に否定され
てしまうので、時々確信が持てない時があるのです。」
神様「アトランティス人の記憶を持って現代に生きるのは大変ですね。ところで、アトランティス大陸で生きていた時の名前を覚えていますか?」
アトランティス人「覚えています。男性で、トリースと言いました。パン屋でした。うちのパンは美味しいと大評判でした。」
神様「ありがとうございました。」