2話 頭がいたい…
右手の人さし指を剥離骨折しました。どうも。
「っ!」
うぅ…頭がいたい…
脳の再起動とか言ってたな…大丈夫なのか?この頭痛がずっと続くとかだったら最悪なんだが。
『脳の活性化を確認。先ほど起きたこと(脳の再起動)の説明を開始します。』
ファッ!
説明するなら作るときにしろや。ビビるやん。
『申し訳ございません。では、説明に移らせていただきます。先ほど宮埼様が創られた能力は言語理解。つまりどのような言語も一度聞いてしまええば習得できる能力を新たに手に入れたということです。通常人間にはそのような能力は発現することがありません。ですが、宮埼様はその能力を創られたのでそれに伴い人間の脳の機能を作り変える必要が出てきたのです。ここまではよろしいですか?』
あぁ、つまり、俺は人が普通持てない能力を持つことになったからその能力を持ち、使用可能にするために脳のシステムをアップグレードしたって理解でいいのか?
『はい、その通りでございます。しかし、作り変えただけで適応作業(再起動)をせず終わってしまうと脳に重大なダメージを残してしまうだけなので脳の再起動を行ったということです。』
なるほど。確かにPCのOS等システムに関係するものをいじった後は再起動で適応させるからな。そんな感じか。
『はい。しかし脳の適応作業(再起動)が行われるのは宮埼様が脳のシステムに関わるスキルを創られた時、または身体能力が突然跳ね上がり脳が身体能力の違いを処理できなくなった時のみです。例としては、ステータスが1から突然10万になった時などですね。ただし、ステータス値が1億から1億10万に変化しても脳が再起動することはありません。』
ふむふむ。前者は理解できた。後者は1から10万に増えると脳が処理できないのは理解した。1億から1億10万に増えても適応可能なのは元が大きいからあまり変わらない的な感じか?
『はい。そうです。では、これにて説明は終了します。最後に、アドバイスとして脳の処理能力を大幅に上げる能力を作られ得たほうがよろしいかと。この能力を創られる時も適応作業(再起動)が行われますし、脳のシステムに関わる能力を創られる時は依然再起動が行われますが、能力をつくったのち、身体能力の大幅な変化による脳の適応作業(再起動)が行われにくくなるのでかなり有用な能力かと思われます。それでは。』
へー。最後にいいこと教えてもらったぜ。あとでつくろ。そして天の声(今適当につけた)の話を聞いていて気づかなかったが今、俺の親らしき男女が俺をめちゃくちゃ心配そうに覗き込んでいる。どうしたものか。
………
とりま、泣くか(最終手段)
「オギャーーーー」
「よかったぁ泣いて…起きてからずっとどこか遠くを見つめてるみたいだったから死んだのかと思ったぁ…」
どうやら死んだと思われていたようだ。しかしこの親?たちは子供が死んだと思っても泣かないのか。なかなかやるな…
ふぅ。しかし頭もいたいし泣き疲れた感じで寝るとするか。
あ、ついでに。
創造!脳の処理能力超拡張!
『脳の処理能力超拡張を創造します。この能力は脳の処理能力を大幅に上昇させる能力です。』
『作成中…』
うんうん思ったとうりの効果。さぁ寝る演技しよ。
『作成完了。』
『適応中…』
『適応完了。』
『脳の機能の大幅な変更により再起動を行います。』
おや…す…みぃ
「あら、寝ちゃったのね。最初はびっくりしちゃったけど赤ん坊ならこれが普通?よね。お父さん?」
「ははは。ついに俺も父親になるんだなぁ…次起きたらちゃんと授乳するんだぞ。」
「あっ!忘れてた!でもなんでこの子さっき起きた時授乳せず寝ちゃったんだろうね。」
「ま、まぁ、そんなときもあんだろ。」
俺のねている間にこのような会話が展開されているのを俺は知らない…(当然)
うへーーーー書くの久々すぎてきつw
更新前に書いて更新していくスタイル(亀更新ならでは?)でやってます。
ブクマ1ついててあわてて書かせていただきました。
まじびびったぜお。
ふぃー…じゃあまた、次の更新で!
<予告>
次回はこれ以上生まれた直後の話してるとやばいしそれにおかしいのですこし続きを書いてあれから○ヶ月後…みたいな感じでつなげていきます。