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推しのアイドルとハウスキーパー7話

推しのアイドルとハウスキーパー7話です。

第7話「推しのスキャンダルと真実」

シーン1:秋の部屋・朝

秋、スマホでニュースをチェックしていると、衝撃的な見出しが目に入る。

見出しの内容。虹野楓、男性と密会。深夜のマンション出入り写真。

秋、画面を凝視する。写真には楓のマンションから出てくる男性の後ろ姿。それは秋自身だった。

秋が呟く。まずい。

急いで楓に電話するが、繋がらない。

シーン2:楓のマンション前

マスコミが押し寄せている。秋、遠くから様子を見守る。

記者Aが叫ぶ。虹野さん。男性との関係について教えてください。

記者Bが追及する。熱愛ですか。

秋、何もできずに立ち尽くす。

秋の心の声。俺のせいで、楓ちゃんが。

シーン3:事務所・会議室

楓、マネージャーと社長に呼び出される。

社長が問い詰める。虹野、これはどういうことだ。

楓が説明する。あの、その人は、ハウスキーパーの田丸さんで。

マネージャーが聞き返す。ハウスキーパー。

楓が続ける。はい、恋愛とかじゃなくて、本当に仕事で。

社長が言う。しかし、世間はそう見ない。せっかくセンターに抜擢したのに。

楓、俯く。

マネージャーが提案する。楓ちゃん、しばらくハウスキーパーさんには来てもらわない方がいいかも。

楓が驚く。え。

マネージャーが説明する。誤解を招くから。他の人を手配するよ。

楓が反論しかける。でも。

言いかけて、言葉が詰まる。

シーン4:楓の部屋・夕方

楓、一人で帰宅。部屋は散らかったまま。秋が来ていない現実。

楓が呟く。田丸さん。

スマホを見ると、秋からのメッセージ。

メッセージの内容。虹野さん、本当にごめんなさい。僕のせいで迷惑をかけてしまって。しばらく伺えませんが、遠くから応援しています。

楓、涙を流す。

楓が泣く。やだ、田丸さんがいないと。

シーン5:数日後・楓の部屋

新しいハウスキーパーが来ているが、楓は心ここにあらず。

新ハウスキーパーが声をかける。虹野さん、夕食できました。

楓が答える。ありがとうございます。

料理を一口食べて、箸が止まる。

楓の心の声。田丸さんの料理じゃない。

食欲がなくなる楓。

シーン6:練習スタジオ

楓の動きに覇気がない。

振付師が心配する。虹野さん、大丈夫。最近元気ないけど。

楓が答える。すみません、集中します。

しかし、何度やってもミスばかり。

メンバーAが尋ねる。楓ちゃん、あのスキャンダルのこと、気にしてる。

楓が嘘をつく。ううん、大丈夫。

嘘だとわかる表情。

シーン7:秋の苦悩

秋、自分の部屋で悩んでいる。楓のSNSをチェックすると、元気のないコメントばかり。

秋の独白。楓ちゃん、俺がいなくなって、元気なくなってる。

楓のポスターを見つめる。

秋が迷う。でも、今行ったら、もっと迷惑をかけるだけだ。

携帯が鳴る。マネージャーからの連絡。

マネージャーが電話で言う。田丸さん、お話があります。

シーン8:カフェ・マネージャーとの面談

秋、マネージャーと向かい合う。

マネージャーが尋ねる。田丸さん、楓ちゃんのこと、どう思ってますか。

秋が答える。大切な、お客様です。

マネージャーが問い直す。本当に。

秋、言葉に詰まる。

マネージャーが打ち明ける。実は、楓ちゃん、最近すごく元気がないんです。田丸さんがいなくなってから。

秋が聞く。

マネージャーが続ける。あの子、田丸さんのこと、すごく信頼してたんですよ。初めて心を開けた人だって。

秋が躊躇する。でも、僕がいたら、また迷惑を。

マネージャーが否定する。いいえ。事務所で話し合いました。あのスキャンダルは誤報だとして、声明を出します。

秋が驚く。え。

マネージャーが頼む。だから、また楓ちゃんのハウスキーパー、やってもらえませんか。

秋、驚いた表情。

マネージャーが強調する。あの子には、あなたが必要なんです。

シーン9:再会

秋、楓のマンションのインターホンを押す。緊張している。

楓の声が聞こえる。はい。

秋が名乗る。虹野さん、田丸です。

沈黙。そして、ドアが勢いよく開く。

楓が叫ぶ。田丸さん。

楓、泣きながら秋に抱きつく。

楓が泣く。会いたかった、本当に、会いたかったです。

秋が答える。僕も、です。

楓、顔を上げる。涙でぐしゃぐしゃの顔。

楓が頼む。もう、いなくならないでください、お願いします。

秋が約束する。はい。もう、いなくなりません。

楓、安堵の表情で微笑む。

シーン10:部屋の中

秋が久しぶりに料理を作る。楓、キッチンで嬉しそうに見守る。

楓が言う。田丸さんの料理、久しぶり。

秋が尋ねる。栄養バランス崩れてませんでしたか。

楓が打ち明ける。全然食べれてなかったです。田丸さんの料理じゃないと、美味しくなくて。

秋、その言葉に胸が温かくなる。

秋が言う。それじゃあ、これからしっかり食べてくださいね。

夕食の時間。楓、久しぶりに美味しそうに食べる。

楓が言う。やっぱり、田丸さんの料理が一番です。

秋が答える。気に入ってもらえて良かったです。

楓が切り出す。田丸さん、あのね。

秋が応える。はい。

楓が告白する。私、田丸さんがいないと、ダメみたいです。

秋が呼びかける。虹野さん。

楓が頼む。だから、ずっと、側にいてください。

秋、優しく微笑む。

秋が約束する。約束します。

シーン11:エンディング

楓、練習スタジオで生き生きと踊っている。

楓のナレーション。田丸さんが戻ってきてくれた。それだけで、私は頑張れる。

秋、自分の部屋で楓のポスターを見つめる。

秋のナレーション。楓ちゃんを守る。それが、俺の使命だ。

次回予告。第8話、推しの夢と私の思い。

読んで頂きありがとうございます。

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