推しのアイドルとハウスキーパー12話 最終回
推しのアイドルとハウスキーパー12話 最終回です。
第12話(最終話)「推しのハウスキーパー、そして…」
シーン1:数ヶ月後・楓の部屋
秋、いつものように朝食を準備。楓がリビングに現れる。
楓が挨拶する。おはようございます、田丸さん。
秋が返す。おはようございます。
自然な二人のやり取り。しかし、以前とは少し雰囲気が違う。
楓が言う。今日は大事な日ですね。
秋が答える。はい、緊張してますか。
楓が応える。少し。でも、田丸さんがいてくれるから、大丈夫です。
シーン2:事務所・会議室
楓、社長とマネージャーの前に座る。
社長が確認する。虹野、本気なのか。
楓が答える。はい。私、田丸さんとの関係を公表したいです。
マネージャーが心配する。楓ちゃん、それがどれだけリスクがあるか、わかってる。
楓が認める。わかってます。ファンが離れるかもしれない。でも。
真剣な表情の楓。
楓が訴える。嘘をついて活動するのは、もう嫌なんです。ファンのみんなには、正直でいたい。
社長が黙る。
楓が続ける。田丸さんは、私がアイドルになるまで、ずっと支えてくれました。その人を隠して生きていくなんて、私にはできません。
社長、深いため息。
社長が承諾する。わかった。会社としても、全面的にサポートする。
楓が驚く。本当ですか。
マネージャーが条件を出す。でも、条件がある。ちゃんとファンに向き合うこと。
楓が答える。はい。もちろんです。
シーン3:記者会見
楓、記者会見場に立つ。多くの報道陣。
楓が挨拶する。本日は、お集まりいただき、ありがとうございます。
深呼吸。
楓が告白する。私、虹野楓には、大切な人がいます。
ざわめく会場。
楓が続ける。その方は、私がアイドルになる前から応援してくれて、そして、ハウスキーパーとして私の生活を支えてくれました。
カメラのフラッシュが光る。
楓が謝罪する。今まで黙っていて、申し訳ありませんでした。でも、これからは正直に生きたいと思います。
記者Aが質問する。アイドル活動は続けるんですか。
楓が答える。はい。アイドルは、私の夢です。これからも続けたいです。
記者Bが尋ねる。ファンが離れることは。
楓、少し寂しそうに微笑む。
楓が語る。それは、覚悟してます。でも、本当のファンなら、私の幸せを願ってくれると信じてます。
シーン4:秋の部屋
秋、テレビで記者会見を見ている。涙が浮かぶ。
秋の独白。楓ちゃん、そこまでしてくれるなんて。
スマホが鳴る。楓からの電話。
秋が出る。もしもし。
楓が尋ねる。田丸さん、見てくれましたか。
秋が感謝する。はい、ありがとう。
楓が言う。これから、どうなるかわからないけど、でも、後悔してません。
秋が答える。僕も、楓ちゃんの側にいられること、誇りに思います。
楓が言う。会いたいです。
秋が応える。僕も。
シーン5:SNSの反応
楓のSNS、コメントが殺到。
賛否両論。しかし、意外にも応援のコメントが多い。
コメント内容。楓ちゃんの幸せが一番。
別のコメント。正直に話してくれてありがとう。
さらに別のコメント。これからも応援します。
もちろん、批判的なコメントもある。
批判コメント。裏切られた気分。
別の批判。アイドル辞めて。
楓、スマホを見ながら涙を流す。
楓の独白。みんな、ありがとう。
シーン6:数週間後・ライブ会場
楓の次のライブ。観客の数は、以前より少ない。
楓の心の声。やっぱり、ファン、減っちゃった。
しかし、来ているファンたちの目は真剣。
ライブ開始。楓、全力で歌い踊る。
楓が感謝する。今日来てくれたみんな、本当にありがとう。
観客、温かい歓声。
楓が宣言する。これからも、精一杯頑張ります。
秋も客席にいる。力いっぱいペンライトを振る。
楓、秋を見つけて微笑む。
シーン7:ライブ後・楓の楽屋
マネージャーが入ってくる。
マネージャーが報告する。楓ちゃん、実は。
楓が応える。はい。
マネージャーが伝える。次のシングル、オリコン予約ランキング1位なの。
楓が驚く。え、本当ですか。
マネージャーが説明する。ファンが減っても、残ったファンの熱量がすごく高くなってる。楓ちゃんの正直さが、みんなの心を動かしたのかも。
楓、涙を流す。
楓が感謝する。みんな、ありがとう。
シーン8:一年後・武道館
再び武道館でのライブ。今度は、ソロライブ。
楓が挨拶する。みなさん、また武道館に帰ってこられました。
満員の観客。大歓声。
楓が語る。去年、色々ありました。でも、みんなが支えてくれたから、ここにいられます。
ステージで堂々と歌う楓。もう、不安はない。
楓が続ける。そして、いつも私を支えてくれる、大切な人がいます。
客席の秋を見る。
楓が宣言する。彼のおかげで、私はここにいます。これからも、ずっと一緒に歩んでいきます。
観客、温かい拍手。
秋、涙を流しながらペンライトを振る。
シーン9:ライブ終了後・握手会
長い列。秋も並んでいる。今回は特別に、一番最後。
他のファンたちの握手が終わり、ついに秋の番。
楓が迎える。お待たせしました、いえ、お帰りなさい、田丸さん。
秋が答える。ただいま、楓ちゃん。
秋、花束を差し出す。
秋が祝福する。おめでとう。本当に、最高のライブでした。
楓が感謝する。ありがとう、ございます。
二人、手を繋ぐ。もう、誰も気にしない。
秋が続ける。これからも、ずっとファンでいます。そして。
楓が尋ねる。そして。
秋が答える。大切な人として、側にいます。
楓、涙を流しながらとびきりの笑顔。
楓が叫ぶ。いつも、ありがとう。ハウスキーパー君。
二人、しっかりと握手。その手は、温かい。
シーン10:エピローグ
数年後。楓、ますます人気アイドルに成長。
秋、まだハウスキーパーとして楓を支えている。
楓の部屋。二人で夕食。
楓が確認する。田丸さん、来月の全国ツアーの予定、確認しました。
秋が答える。はい。栄養管理の計画も立てました。
楓が褒める。さすが。やっぱり、田丸さんがいないとダメですね。
秋が言う。楓ちゃんも、随分しっかりしましたよ。
楓が認める。それは、田丸さんのおかげです。
二人、見つめ合って微笑む。
楓が頼む。これからも、ずっと、一緒にいてください。
秋が約束する。もちろん。どこまでも、ついていきます。
窓の外には夕日。温かいリビング。
楓のナレーション。私の夢は叶った。でも、これは終わりじゃない。
秋のナレーション。推しのハウスキーパーから始まった物語。これからも、ずっと続く。
二人で食事をしながら、幸せそうに笑う。
シーン11:最後のシーン
楓の新しいライブ映像。ステージで輝く楓。
客席では秋が、いつものようにペンライトを振っている。
楓、カメラに向かって笑顔。
楓が叫ぶ。みんな、大好き。そして、いつもありがとう、田丸さん。
画面が明るくなり、エンドロール。
テロップ表示。推しのハウスキーパー 完。
そして、二人の物語は続く。
最後まで読んで頂きありがとうございます。




