表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
霊輝  作者: ガンミ
20/130

人ならざる哀しみ

今回のエピソードでは、アンジュとライラの過去が描かれる。

アンジュの視点で語られるその物語は、二人を繋ぐ出来事の全貌に迫る。

『××××年 / アンジュ』


ライラの声が続いていたけれど、もう私の頭には入ってこなかった。

なぜか震える指先からは、嫌悪よりも先に、奇妙な高揚が滲み出していた。


「ライラちゃん?」


突然聞こえた声に、はっと我に返った。年配の女性がライラに近づいてくる。


「何してるの?」


「えっと...新しいお友達とお話ししてるの!」


ライラは私の方を指差した。でも、その女性は心配そうな表情を浮かべている。


「ライラちゃん、そこには誰もいないのよ?」


「えっ!?」


ライラが困惑した声を上げた。私の方を振り返って見るけれど、視線を逸らしてしまった。

説明するべきなのかもしれない。でも...何も言えなかった。


「ほら、行きましょう」


女性がライラの手を取って歩き始める。連れて行かれながら、ライラが振り返った。

また、目が合ってしまった。

その瞬間、胸の奥で何かが疼いた。この感情が何なのか、私にはわからない。


でも...あの子に説明してあげたい気持ちが湧き上がってきた。


「私は...この辺りで霊輝を探してただけよ。そう、それだけ。もしまたあの人間に会ったら...説明してあげましょうか。会ったら、の話だけれど」


翌日。

なぜか同じ時間に同じ公園にいた。

ブランコの上に、一人でぽつんと座っている小さな影が見える。周りには大勢の子供たちがいるのに、彼女だけが一人。

そして、また目が合った...


近づきたかったけれど、体が動かなかった。でも、ライラの方から私に向かって歩いてきた。


「アンジュは何?誰もアンジュを見ることができないのに」


ライラの疑問を聞いて、なんだか教えてあげたい気持ちになった。腰に手を当てて、空に向かって顎を上げた。


「私はレイスドールよ!霊的世界から来たの。私たち種族は人間の生と死を守護するのが役目なの。それが私、アンジュよ!」


誇らしげに宣言すると、ライラは感激したような表情を浮かべて、突然拍手を始めた。


「おおー!」


でも質問は止まらなかった。ここで何をしているのか、何を探しているのか、なぜ黒い服を着ているのか、霊的世界はどんなところなのか。次から次へと質問が降ってくる。まるで雨の中に立たされているみたいだった。


仕方がないから、レイスドールのこと、私たちの世界のこと、霊輝のこと、そしてなぜライラだけが私を見ることができるのかについて、詳しく説明してあげた。


説明が終わると、ライラは地面に座り込んで、驚いたように拍手をしていた。ライラの態度に感心した。目の前にある現実をそのまま受け入れる姿勢。それとも、これが人間の子供の純粋な信じやすさなのかしら。


ライラが立ち上がって、帰らなければならないと言った。私は振り返って、からかうような笑みを浮かべた。


「そうそう、人間には家があって両親がいるものね。帰らなきゃダメよね...」


でも、その瞬間、ライラの表情が悲しげに曇るのを見て、自分の言葉を後悔した。


「ライラ、どうしたのよ?」


ライラに尋ねた。彼女はすすり泣きながら答える。


「わたし...お父さんもお母さんも...いないの...孤児なの...」


ライラは今にも泣き出しそうな表情をしていた。私には理解できなかった。人間に両親がいないなんて、そんなことがあるのだろうか?ずっと、すべての人間には父と母がいるものだと思っていた。でも、ライラはあの表情と声で、いないと言っている。


孤独で、傷つきやすそうなライラを見ていると、不思議な衝動が湧いてきた。


「ごめんなさい、ライラ。私、人間の事情がよくわからないの。でも、もし気分が良くなるなら...私と話を続けてくれる?」


ライラが驚いたような目で見つめた。その瞬間、私の周りの世界が止まったような気がした。ただライラを見つめているだけで。

新しい友情。私たちレイスドールにとって不可能だと思われていたもの。


それから毎日が続いた。毎午後ライラと会い、話をした。ライラは私が探している霊輝を見つける手伝いまでしてくれるようになった。本当は、ライラは自分の霊輝すらまともに使えないのに。


私たちは両方とも友情というものを知った。そして、私が時間を人間とは違う風に感じるせいで、あまり気づかないうちに...ライラが少し大きくなっていることに気がついた。何年も結果を出さずに過ごしてしまったのかもしれない。でも、レイスドール中央からの新しい命令が来ないから、すべて順調だと思っていた...


数ヶ月が経っても、ライラはまだあの場所にいた。人間たちが孤児院と呼ぶ、あの建物に。


ライラの状況について尋ねるつもりはなかった。でも、気がつけば毎晩あの場所を訪れるようになっていた。夜の闇に紛れて、ライラと話をするために。


「霊輝の制御を教えてあげる」


そう言って、基本的な技術をライラに教え始めた。驚いたことに、ライラは数ヶ月で霊輝の基礎をマスターしてしまった。なかなか見込みがある、と私は思った。


その夜も、いつものようにライラに会いに行こうとしていた。でも、孤児院の外からでも感じ取れる、あの嫌な気配。


「夢喰い...」


急いで屋根に上がり、天井の隙間から中を覗き込む。そこにいたのは、確かに一匹の夢喰いだった。


「ライラは大丈夫かしら?」


素早く降りて、夢喰いを一刀両断する。辺りを見回すが、見えるのは並んだベッドと、知らない子供たちの寝顔だけ。でも、静寂の中に微かに聞こえる、押し殺したすすり泣きの声。


その音の方向へ歩いていくと、タンスの陰に隠れるように、たくさんの毛布に包まれたライラがいた。震えながら、涙を流して。


「私のせいね...」


くそっ……ライラの霊輝が夢喰いを引き寄せたわけじゃない!今回だけは純粋な偶然だ。だが…あの天然の霊輝じゃ、いつか必ず遭遇する運命にはあったんだ


私は罪悪感に襲われた。人間をこの世界に巻き込むべきではなかった。彼らは私たちのような存在にも、夢喰いにも近づくべきではない。危険すぎる。


ライラと目が合った。でも、どちらも何も言わなかった。

私はさらに後悔の念に駆られ、その場を去ろうと背を向けた。

その瞬間、袴を引っ張られる感覚があった。

振り返って、ライラを見た。

手は震えているのに、あの子の視線は全く迷いがない。何も言わなかった。でも、その瞳が全てを語っていた。私から離れたくないと。


正直、驚いた。これほどまでの意志の強さを持っているなんて。恐怖を感じているはず、まだ全てを理解していないはず。それでも私と一緒にいたいと言うの?


また友達になった私たち。今度は私からライラに夢喰いのことを説明してあげた。どんな風に行動するのか、なぜ存在するのか。

ライラはいつものように黙って聞いていた。でも、その情報を処理する様子は...まるで超人的な知能を持った人間を見ているようだった私。


数ヶ月が過ぎたある日。

私がいつもより少し早く孤児院に着くと、最初に目に入ったのはライラが同じくらいの年の男の子を突き飛ばしている光景だった。

でも、私を驚かせたのはライラの叫び声。


「アンタなんて大嫌い!消えちゃえばよかったのに!!」


ライラは走り出した。孤児院の皆が必死に呼び止めようとしている。


「ライラちゃん、待って!」

「危険よ、戻ってきて!」


何人かが追いかけたけれど、誰も追いつけない。

空中に浮上してライラを追った。でも、その時...

遠くに青い雲が形成されているのが見えた。

夢喰いよ。


もしライラがあれに近づいたら、間違いなく危険になる。

彼女に向かって飛びながら叫んだ。


「ライラ!止まりなさい!」


でも、止まらない。

そして...夢喰いが地面に降下した瞬間、爆発的な衝撃がライラを吹き飛ばした。彼女が走っていた方向とは逆向きに。

ライラの悲鳴だけが響いていた。


「きゃっ……!」


地面に降り立ち、ライラの前に立ちはだかる。刀を抜いて夢喰いと対峙しようとした瞬間だった。

ライラが再び絶望的な叫び声を上げて、何の前触れもなく走り出した。


「やめてぇぇぇぇっ!!」


私には理解できなかった。さっきあの少年に向けた言葉といい、今のこの行動といい。一体何が起こっているというの?


ライラが駆け出していく後ろ姿を見つめていると、背後から夢喰いの気配が迫ってくる。選択肢なんてない。ライラを追って走り出した。夢喰いが私たちを追いかけてくる足音が背中に迫る。


「速い...!」


ライラの走る速さに驚いた。思っていた以上に足が速い。霊輝を使って彼女の居場所を探る。前方にいる、まだ距離がある。

でも、近づくにつれて気づいた。道の真ん中に立っている人影が一つ。


いや、違う。三つ。

そして次の瞬間、ライラが地面に倒れ込んでいるのが見えた。まるで糸が切れた人形のように。


「ライラ!」


彼女の元へ駆け寄ろうとした時、下駄の音が石畳に響いた。カラン、コロン、と規則正しく近づいてくる足音。

足を止めた。

あの人影たちがはっきりと見えた瞬間、私の体は硬直した。


「ワレイ中佐...!」


私の生命流動部隊の副隊長。まさか、ここにいるなんて。

体が動かない。なぜ彼がここに?

ワレイ中佐がライラの傍で立ち止まった。まだ地面に倒れたまま、反応を見せない彼女の隣に。


近づきたかった。でも、そこにいるのは私の上官だった。乱れた髪、危険な挑発を含んだような笑み、深い金色の瞳。


そして彼の後ろから、部下のクラッカーとヤッカーが走ってきた。

だが、クラッカーとヤッカーがすかさず前に出て、刀を振るう。

私を攻撃するのかと思った瞬間、二人の刀は私の背後から迫っていた夢喰いを斬り裂いた。黒い煙だけが宙に舞って消えていく。

二人は中佐の元へ戻る。


「おい、アンジュ。何があった?一体何をやっているんだ?」


中佐の声を聞いた瞬間、私の体に恐怖が走った。この人はいつも私にそんな印象を与える。まるで全てを、特に人間を軽蔑しているかのように。


答えることができなかった。


「相変わらず役立たずだな。隊長も呆れている」


私の体が震えているのを感じた。何とか話そうとしたが、私の視線はライラの方に向いてしまう。


「ワレイ中佐...何でここに?何か起きたんですか?」


「同じことをオマエに聞きたい、アンジュ」


中佐の表情が険しくなった。


「オマエこそ……何故こんな場所に?」


「くっ……!」


突然、中佐の声が冷たい鉄のように突き刺さる。


「……ふん、部下のくせに上官の質問に答えないのか?相変わらず生意気なオンナだな、オマエの役目は黙って命令を聞くことだ――それを忘れるな」


黙り込んだ。抗議したい衝動を胃の底へ沈める。彼を見上げることもできずに。

そして、ワレイ中佐の視線がゆっくりと自分の足元へ移動した……そこに倒れているライラを見つめて。


「このニンゲンは誰だ?」


ワレイ中佐の声が響いた瞬間、手は自然と拳を握りしめていた。


(……! やめろ……!)


その時だった。中佐の目が見開かれる。滅多に驚かない彼が、本当に驚いている。


「そうか...このニンゲン、天然の霊輝を持ってるじゃないか」


何もできなかった。私の最初の友達が、私の大切な親友が、中佐の冷たい視線で分析されている。でも、何もできない。


(中佐がライラの霊輝に気づく――!)


心の中で叫んだ。中佐は私から一ミリも視線を逸らさず、じっと見つめてくる。何か考えている...いや、確実に何かを知っている。私の知らない何かを。


その鋭い眼差しが、まるで心を読んでいるかのようだった。

そして突然、中佐の視線がライラに戻った。


「アンジュ!」


突然名前を呼ばれて、体がびくっと震えた。

やはり...中佐は気づいていた。ライラの持つ天然の霊輝に。


「まだ隊長から貰った霊輝を持ってるだろう?」


中佐の手が、不気味にこちらへ伸びてきた。

人工霊輝を渡せということなのだろう。私が作ったものを、私の手で渡せと。


でも...嫌だった。

私はワレイ中佐の部下だし、命令には従わなければならない。それは分かっている。でも、今は違う。何かが違う。


「私は...」


言葉が出てこない。頭の中がぐちゃぐちゃで、まともに考えることができない。

ただ、目の前に伸びた中佐の手を見つめることしかできなかった。その手の上に霊輝を置くことを期待している手を。

私が動かないのを見て、中佐の表情が少し変わった。

苛立ちの色が浮かんでいる。でも、それでも口元には笑みを浮かべていた。

その笑顔が、私は恐ろしく見えた。


「よこせ!オマエの不始末の後始末に来たのだ。……無論、オマエの独断行動の報告も含めてな」


まるで獲物を狙う獣のような、そんな響きだった。

手は震えていた。

うすることもできずにいた。


「...命令だ、アンジュ。その霊輝を今すぐ持って来い」


静かな声だった。でもその瞳は...いつ襲いかかってきてもおかしくない。


ゆっくりと歩いた。震える手で小さな布袋を取り出し、中から青く輝く小さな球体を出す。

何も言わずに、その霊輝をワレイ中佐の手に渡した。


「――オマエのためだよ、アンジュ」


名前を呼ばれたその瞬間、ズキリと痛んだ。その声は静かで、抑揚すらなかったのに、妙に鋭くて、まるで刃物を突き立てられたようだった。


「隊長はな、もう痺れを切らしてる。例の“実験”……結果が出てないってな。だからオレがこうして来た」


『実験』。その言葉に、胸がざわめいた。ずっと避けていた言葉。避けていた現実。進んでいない。ライラのことも、任務も、全部……なにも結果を出せていないという、冷酷な事実だけが残った。


口を噤んだままの私を、中佐は一瞥する。

沈黙を裂くように、鋭い声が響く。


「そのニンゲン……オマエが見つけたのか?」


唐突な問いかけに、一瞬だけ言葉を探して――しかし、すぐに思考を切り捨てるように答えた。


「たまたま、です」


そう言った自分の声は、信じられないほど乾いていた。まるで、他人の言葉のようだった。


その瞬間、鼻で笑うような音が聞こえた。中佐の目が、皮肉げに細められる。


「その“たまたま”のニンゲン、霊輝が普通じゃない。分かる。感じることができるからな」


中佐の瞳が鋭く光った。空気が変わった。鋼のような緊張が、その場全体に走る。


胸の奥に、言いようのない不安が湧き上がる。中佐が見ているのは、ライラじゃない。あの子の中にある、“何か”だ。未知で、不安定で、それでいて……触れてはならない何か。


中佐の右手がゆっくりと動いた。掌に浮かぶ霊輝を、彼は冷たい視線で見下ろしている……

そして、一歩。また一歩。ライラに近づく。


「……待って、ワレイ中佐! 何をするつもり……!?」


中佐が振り向いた瞬間、喉は氷のように凍りついた。


――その目は、刃物だった。

ただならぬ憎悪が、私を貫く。

……視線をそらすしかなかった。


「下僚が上司に詮索するな」


中佐はかがみ込む。ライラと同じ高さに腰を落とし……

……私へ向けて、低い声で言い放った。

「オマエの耳は命令を聞くためだけにある。……忘れたか?」


(……忘れたか?)


唇が震える。どうすればいい? 何をすべきか? 頭の中がぐるぐると渦を巻いて、答えが見つからない。

結局、ただ下唇を噛みしめ、中佐の動きを見守るしかなかった。


「さて...本当に効くかどうか見てみよう」


中佐の口元に薄い笑みが浮かんだ。まるで面白い実験でも始めるかのように。


その手が素早くライラの胸に向かって動く。霊輝を握りしめたまま。

次の瞬間、眩しい光が辺りを包んだ。


目を開けていられなかった。青い光があまりにも強烈で、何も見えない。何かが起こる。きっと何かが起こる。


青い光の奔流が道路を飲み込む。

両側にそびえるオークの巨木が弓のようにしなり、鳥の群れが黒い雲となって舞い上がった。

――ライラの小さな体が宙に浮かぶ。


でも突然、光が消えた。

ライラはそこに立っていた。何事もなかったかのように。何も変わっていない。


ワレイ中佐の表情が一瞬で変わった。失望が、そして怒りが彼の目に宿る。私でもわかるほど明らかに苛立っていたが、その感情を必死に抑え込んでいる様子だった。


中佐はくるりと振り返り、背を向けた。


「もう帰るぞ。隊長には霊輝五号も失敗作だったと報告する」


冷たい声だった。私を見ることすらしない。

ただワレイ中佐が部下たちと共に立ち去るのを見ていた。現れるだけでも驚きだったのに、散々な騒ぎを起こした挙句、何事もなかったかのように去っていく。


急いでライラの元へ駆け寄った。まだ目を覚ます気配はない。胸が薄っすらと青く光っている。


「……ごめんね、ライラ……」


私にはわかった。ワレイ中佐が何をしたのか。

強制的に霊輝を植え付けたのだ。でも、天然の霊輝と人工の霊輝、両方を持つことの結果は...致命的なものになる。

胸に、今まで感じたことのない重いものが圧し掛かってきた。罪悪感。そう、これが罪悪感というものなのか。こんなにも苦しいものだったとは。


中で、中佐への感情が憎しみに変わっていくのを感じた。

ライラを抱き上げ、誰にも気づかれないよう孤児院まで運んだ。

一歩ごとに、私の心が削られていくようだった。

……心? いや、精霊たる私に、果たして心などあるのだろうか。

それでも、この胸の奥で鈍く疼く何かは、確かに存在していた。

足音さえ、罪の重さを刻んでいる気がした。


最後にもう一度彼女の顔を見つめる。


「必ず助ける」


心の中で誓った。人工霊輝を取り除いてみせる。絶対に何も起こらせない。


でも...もう二度と会うことはできない。

これ以上彼女を傷つけたくなかった。私の初めての友達を。何の説明もしないまま去るのは辛いけれど、私があまりにも自分自身に対して罪悪感を感じていて、もう彼女の顔をまともに見ることができなかった。


仮面を被り直し、その場を後にした。

仮面の下で、喉の奥から奇妙な嗚咽が漏れる。痛みを必死に堪えている。そして、私の目から不思議な液体が流れ出していた。

人間たちはこれを「涙」と呼ぶらしい。


ライラから離れていきながら、私は生まれて初めて泣いた。

精霊が泣くなんて。

私自身、理解できなかった。

次回からは再びアレクスの視点へ。

アンジュから聞かされた真実を胸に、彼の目に映る世界はどう変わるのか。

依然として謎に包まれたアンジュ、そして彼女を取り巻く不可思議な出来事――。

新たな一歩が、物語をさらに深い闇へと導いていく。

ぜひ次のエピソードもお楽しみに。


(後書き最後の一文のあとに)


――それと、ちょっとした補足。

アンジュは作中で「私」をやたらと使いますが、これは口癖というより彼女の性格と種族的な理由によるものです。人間とは違う存在なので、話し方も少し独特なんですよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ