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霊輝  作者: ガンミ
18/67

崩れゆく命の輝き

アレクスが出会ったのは、不思議な雰囲気を纏う少女――ライラ。

彼女との出会いは、新たな希望のはずだった。

だが、その存在が新たな疑問を生み出していく。

彼女は一体何者なのか。そして、なぜ彼に関わろうとするのか。

静かに動き出す物語の続きを、ぜひお楽しみください。

『4月15日 / 17:14』


雨の重さを肌で感じながら、街の真ん中に立っていた。周りの人たちが雨宿りを求めて走り回る中、頭の中でアンジュの声が響いた。


『何〜?』


まるで今起きたばかりのような、眠そうな声だった。


「アンジュ!お前、霊輝を探せるだろう?エミリーの霊輝を探してくれ...彼女がどこにいるか分かるか?」


返事がない。


「頼む、アンジュ。俺には見つけられない。今、俺を助けられるのはお前だけなんだ」


それでもアンジュは答えない。雨に濡れた地面に膝をついた。絶望的な気分になりかけた時、再びアンジュの声が聞こえた。


『見つけた...アレクス、上を見て』


よく分からないまま顔を上げる。雨粒が瞼に当たって視界を遮るが、高い場所に何かが見えた。建物の屋根の縁に立っている人影。

アンジュが刀を抜き、空気と水を切り裂くような一閃で前方を指した。


「あっちよ!」


アンジュの声が上から聞こえる。前を見ると、レストランがあった。


「そこにエミリーがいる。でも警告しておくけど...一人じゃないわよ」


アンジュが影のように消えた瞬間、ルーシーが雨に濡れながら走ってきた。心配そうな表情を浮かべている。

エミリーの居場所が分かった安堵と、誰かと一緒にいるという不安を抱えながら、ルーシーを見た。


「ついてこい」


ルーシーは驚いたような顔をしたが、頷いてくれた。


二人でそのレストランに向かう。入口から中を見回すと、窓際の奥の席にエミリーが何事もなかったかのように、テーブルに肘をついて外を眺めていた。


彼女の元へ走る。エミリーが俺とルーシーに気づいた時の表情は、ただ驚いているだけだった。


エミリーに対してイライラしていたが、乱暴になりたくなかった。だから、冷静に聞いてみた。


「なんで急にいなくなったんだ?」


エミリーは視線をテーブルに落とし、両手をその上に置いた。答えられずにいる。

俺も何も言わなかった。エミリーを傷つけたくなかった。でも、責任を感じていた。

エミリーが俺を見上げて、観察するような目つきで言った。


「先輩、濡れてますね...すみません...」


ため息をついた。エミリー以外を見ることができなかった。安心した。無事だったんだ。

突然、エミリーが口を開いた。


「先輩...勝手にいなくなって申し訳ありませんでした。でも、この子を助けたくて」


エミリーが人差し指で前方を指した。エミリーの向かいの席に座っている女の子がいた。怯えたような表情で俺たちを見ている。


エミリーより少し年下に見える。大きくて丸い目をしていて、暗い緑色の髪を二つのツインテールに結んで背中に垂らしている。

視線をエミリーに戻した。


「彼女は誰だ?」


エミリーは緊張しながら、座って話を聞いてほしいと言った。

俺たちが座った。俺はエミリーの隣に、向かいにその女の子とルーシー。エミリーが話すことを聞く準備をした。

説明を聞いていると、最初から違和感があった。


「ゲーセンでゲームしてたら、急に泣き声が聞こえてきて...近づいてみたら、この子がいたの」


たったそれだけで助けようと思ったのか?エミリーらしいといえばらしいが...

「お金がなくてゲームできないみたいだったから」


エミリーは続ける。

「なんだか放っておけなくて、スマホ貸してあげたのよ」


俺は眉を上げた。

「スマホを?初対面の相手に?」


「うん...自分でも不思議なんだけど、そうしたくなったのよ」


意味がわからない。エミリーがそこまで衝動的に行動するなんて。


「それで、この子が『何か食べたいけど食欲がない』って言うから...」


エミリーは少しだけ視線を逸らし。


「だからここに連れてきた、と」


エミリーは目を伏せたまま、小さく呟いた。


「そういうこと」


俺は困惑した。


「なんで?この子の言うことに従ってただけじゃないか」


「うーん...よくわからないけど、守ってあげたいって思ったのよ」


ルーシーが突然割り込んできた。


「それは正解よ!だってこの子、よく見るとすっごく可愛いじゃない。ほら、このほっぺた、柔らかそう...~~~っ、かわいいっ!」


そう言いながら、ルーシーは女の子の頬をぷにぷにと触り始めた。


「んー……んむーっ……!」


女の子は困ったような声を上げている。

俺はエミリーを見た。


「それよりも、あのメッセージは何だったんだ?」


「メッセージ?」


エミリーは首をかしげた。


「助けを求めるメッセージを送ってきただろう」


「送ってないよ?そんなの」


その時、女の子が震える手を上げた。注意を引こうとしているようだった。

エミリーと同時に、俺は女の子を見た。まだ手を上げたまま、震え声で言う。


「あの...メッセージを送ったのは、わたしなの」


驚いて、改めて女の子を見つめる。


「なんで送ったんだ?」


俺の質問に、彼女は声を小さくして、どこか子供っぽい口調で答えた。


「あのメッセージって...ゲームみたいなものだと思って。でも、本当に助けが必要だったから...そのメッセージを送ったの」


腕を組みながら、彼女の説明を聞く。なるほど、そういうことか。


「名前は?」


「ライラなのです…よろしくお願いします」


頭を下げる彼女を見て、何か複雑な気持ちになった。こんな女の子がメッセージを送ってきたのか。


俺は少し考えた。目の前にいるこの女の子、そんなに若く見えるわけじゃない。せいぜいエミリーより一歳下くらいだろう。でも、その振る舞いや話し方がどこか幼い感じがする。少なくとも、今まで見ている限りではそう感じた。


エミリーが俺の方を向いて、真剣な表情を浮かべた。そして最後に、俺にとって一番衝撃的な部分を付け加えた。


「先輩、私があの子に注目した理由なんですけど...近づいた時に感じ取れたんです。あの子、変な霊輝を持ってるんです」


頭が真っ白になった。慌ててその女の子の方を振り返る。彼女はただテーブルを見つめているだけで、何も気づいていない様子だった。

信じられない。


もしかして、あの子も俺が助けなければならない女の子の一人なのか?

あまりのショックで思考が完全に停止してしまった。


ライラって呼ばれた女の子が、俺が助けなければならない相手の一人だなんて信じられなかった。

エミリーに小声で囁く。


「どうしてライラが霊輝の持ち主だって分かったんだ?」


エミリーも囁き返してくる。


「近づくまで気づかなかったの。でも確実に、前の女性を探してた時と同じような違和感を感じる」


霊輝を感知する能力なんて俺にはないから、エミリーの言葉の意味を完全に理解することはできなかった。でも事実として、ライラは俺が救わなければならない女の子の一人だということだ。

偶然って本当に奇妙な形で起こるもんだな、と短く考えた。

その時だった。


「霊輝って何?」


ルーシーが突然そう尋ねて、俺とエミリーの肩がビクッと跳ね上がる。突然の質問だけじゃない。ということは、こっそり話してたつもりなのに聞かれていたってことだ。

苦笑いを浮かべる俺。エミリーは視線を逸らした。まるで「説明は任せるわ」と言わんばかりに。


まだルーシーにこのことを説明したくない。今じゃない。

申し訳なく思いながら嘘をつく。


「えーっと、よく分からないんだ。俺たちも調べてる最中で...あはは」


笑い声がロボットみたいに聞こえたが、もっと衝撃的だったのはライラが突然口を開いたことだった。


「霊輝ってね、みんなが持ってるパワーなの! すごいでしょ?」


全員がライラの方を振り返る。

まさにその通りだ。霊輝ってそういうものだ。衝撃を受けた。

エミリーも目を大きく見開いて驚いている。

ルーシーはライラを片眉を上げて見つめていた。


みんなの視線がライラに向けられると、彼女は慌てたように俯いて、まるで隠れようとするみたいだった。

今まで、ルーシーもアナスタシアも霊輝について知らない。でも、ライラは知っている。


「ライラ、どうして霊輝のことを知ってるんだ?」


ライラがそっと顔を上げて、控えめな声で答えた。


「誰かに...教えてもらったの」


まだ気になって、さらに聞いた。


「誰に?」


ライラは手を上げて、指で二を示しながら言った。


「二人の人が...霊輝について教えてくれた」


緊張しながらも、ライラはもう少し顔を上げた。ようやく彼女の表情がはっきり見えた――瞳は伏せがちだけれど、口元にはかすかな決意が浮かんでいる。どこか怯えたような雰囲気と、でも、譲れない何かを秘めた、そんな顔だった。


「その一人とは、ずっと前から知ってるの...でも、もう一人は...」


なぜかわからないが、その人物について詳しく知りたくなった。


「その人って誰なんだ?」


ライラはテーブルの上の自分の手を見つめながら答えた。


「背の高い、優しい人だったの...でも、目がとっても悲しそうで。名前は...知らないな」


その曖昧な描写だけでは、誰のことかさっぱりわからない。そもそも、そんな少ない情報で特定できるわけがない。


もう一人についても聞こうとしたが、ライラは首を横に振った。返事はしない。その人について話したくないようだった。

これ以上追求しても意味がなさそうだから、話題を変えることにした。


「ライラ、もし何か困ったことがあったら、俺が力になる」


ライラの目が潤んでいるのが見えた。まるでガラスのように透明で、今にも涙がこぼれそうだった。


「本当に... わたしを助けてくれるの?本当に...お兄ちゃん、わたしを助けてくれる?」


突然の「お兄ちゃん」という呼び方に少し戸惑った。でも、頷いた。


「ああ、助けられる」


その瞬間、ライラの瞳に希望の光が宿った。まるで暗闇の中に一筋の光が差し込んだかのように。


「あ、そうだ。みんなに連絡しなきゃ。エミリーを見つけたって」


ルーシーがそう言って慌ててメッセージを送り始めた。そういえば、すっかり忘れていた。


メッセージを送り終えたルーシーは、どこか困惑したような表情で俺たちを見ていた。


「何か変よ...みんな霊輝とか訳の分からないことばかり話すし、急にアレクスくんが助けるって言い出すし...よく分からない」


その疑問に答えるべきだと分かっていた。でも、どう説明すればいいのか。拳を強く握りしめながら彼女を見つめるしかできなかった。


「霊輝っていうのはね、お姉さんが思ってるよりもずっと大きなものなの」


ライラが突然口を開いた。ルーシーは振り返ったが、まだ混乱している様子だった。

ライラは小さな手のひらを机の上に置いた。すると、その手のひらから青い光が立ち上がり始めた。

現実離れした光景だった。人の手から光が出るなんて。


「あれは...霊輝か?」


ライラは拳を握り、青い光を消した。緊張した声で続けた。


「霊輝を使えるの...霊輝っていうのは、ただのエネルギーじゃなくて...戦う手段なの」


エミリーがライラの行動を見て呆然としている。まるで何かを知っているかのような表情だ。ルーシーはそれほど驚いていないようだった。彼女はその種の力と戦ってきたのだから当然だろう。


だが、俺にとっては初めてだった。霊輝がこんな風に物質化するのを見るのは。今まで見てきたルーシーやアナスタシアの霊輝とは全く違う。知っている霊輝の力は胸から武器を召喚するものだった。それはアンジュが教えてくれたことだ。


そして思い出した。十人の少女たちの霊輝は人工的なものだと...。

だとすると、ライラの霊輝は一体何なんだ?もしかして、アンジュが言っていた自然の霊輝というやつなのか?

混乱していたが、以前アンジュが説明してくれたことが今の状況を理解する手がかりになった。


「おい、ライラ。なんで霊輝が手から出るんだ?胸からじゃなくて」


ルーシーがこちらを振り返った。プレッシャーのある視線だったが、目を逸らさなかった。


「わたしも...その力、使えるの」


ライラの返事を聞いた瞬間、息が止まりそうになった。


両方使える?それはつまり、ライラは自然の霊輝の持ち主でありながら、同時にアンジュが探している人工の霊輝も持っているということなのか?


信じられなかった。ライラが背負っているものの重さを。


「アレクスくん...まさか貴方...その力について...胸から迸る光について...知っているの?」


ルーシーが真剣な表情で割り込んできた。


ルーシーを見るたびに、胸が締め付けられるような感覚に襲われた。でも、彼女の表情を見ていると、もう真実を知りたがっているのが分かる。この話題について長く話し過ぎた。もうこれ以上隠し続けるわけにはいかない。


視線を下に向けた。


「そうだ、ルーシー...その力が何なのか分かってる。隠すつもりはなかったんだ...ただ、お前に...」


言い終える前に、ルーシーの手のひらがテーブルを叩いた。

彼女の視線が暗くなったように見えた。髪が目元に落ちて、今のルーシーの表情が見えない。でも分かってしまう。もしかしたら、ルーシーは怒っているのかもしれない。信頼していた人間が真実を話してくれなかった、と。


自分自身への嫌悪感が募って、ルーシーから目を逸らした。

しばらく沈黙が続いた。


「そうか...やっぱり正しかったのね...」


ルーシーの声が聞こえた。

やっと彼女の方を振り返ろうとしたが、ルーシーの表情に目が止まった時、彼女は安堵の笑みを浮かべていた。

もう一度ルーシーを見つめ直すと、彼女が言った。


「聞いてもらえる?皆に話したいことがあるの...」


ルーシーが話し始めた。

――俺が前に聞いたあの話だ。戦いのこと、失った力のこと。

今は、エミリーとライラが初めて耳にするその言葉を、彼女が繰り返している。


エミリーの表情が変わっていく。俺があの時話した、助けようとしている少女たちのことを、ようやく理解したような顔をしていた。

ライラはルーシーから視線を逸らさない。何か言いたそうにしているが、口を開かない。でも、その瞳には...まるで自分を理解してくれる人を見つけたような光があった。


ルーシーが話し終わると、皆を見回した。そして突然、俺を指差す。


「やっぱり! アレクスくん、あたしのこと何か知ってたでしょ~?」


冷や汗が流れた。心臓が早鐘を打つ。頷くしかなかった。

でもルーシーはすぐに微笑んだ。


「怒ってないわよ。あの時言ったでしょ?いつか話すって。あたしはもう話した。百年生きたあたしの秘密も人生も全部...」


膝の上に置いた手が震えていた。何か言おうとしたが、ルーシーが先に口を開く。


「大丈夫よ。あたしはもう話したけど、まだアレクスくんの話を聞く準備ができてないと思うの。だから今は...このままでいい?」


信じられなかった……ルーシーは皆の前で自分の秘密を明かすほど勇敢だった。それなのに、俺のような者にまでチャンスをくれたなんて。


本当に最低だ、俺。助けたいと言いながら、完全に助けようとしない。躊躇して、話すことができない。なぜこんなことになっているんだ?何が俺を止めているんだ?


答えが見つからないまま、ライラが口を開いた。


「……じゃあ、あたしの悩み、話してもいい?」

ライラの声が、静かに満たした。


全員の視線が集まる。

でも、いつもと違っていた。あの子の、小さな息さえも震わせていた怯えが、今はない。

代わりにあったのは、瞳に滲む鋼のような覚悟――それでも、その奥で何かが泣いていた。

『助けて』と、声にならない声で縋るような、そんな眼差しだった。


「……わたし、死んじゃうの」


その瞬間、空気が凍った。

言葉が追いつかない。

意味が理解できない。

頭の中が、真っ白になった。


口が自然に開いたまま、閉じることすらできなかった。

エミリーも言葉を失い、

ルーシーでさえ目を見開いて、何も言わなかった。


……でも、違和感があった。


死ぬ――?

いや、それはおかしい。


あの子たちは……死なないはずだ。

アンジュがそう言ったわけじゃないけど、ルーシーがその証明だった。

百年生きて、戦い続けて、それでも壊れなかった。


じゃあ、なんでライラが……?


「霊輝……わたしの中にある、それを使うたびに……少しずつ、削れていくの」


ライラが俯いて、小さく目を伏せる。


「二十年前、わたしの体は変わった……成長が止まったの」


一瞬、言葉を切った。


「……ずっと寒いの。走れない、立ってるのもしんどい。霊輝を得たその日から……体が、どんどん壊れていった」


その声には震えがなかった。

でも逆に、それが怖かった。


エミリーが小さく息を呑み、身体をこわばらせる。

ルーシーも、どこか信じたくない表情を浮かべていた。


一方で、心の中に渦巻くのは――不安と、疑問。


これってどういうことだ。

同じ霊輝でも、違いがあるのか?

そもそも……「死ぬ」なんて言葉が、どうして出てくる?


そんな疑問を抱えていた時、ルーシーが口を開いた。


「でも、おかしいよ。ライラの力、あたしのと全然違う」


……そう、それだ。


ライラの霊輝――あの光。

たしかにルーシーやアナスタシアのものとはまるで違っていた。

…もしかすると、これがアンジュの言っていた「特性」なのか?

彼女の説明では、人工霊輝はそれぞれ異なる特性を持ち、

武器の形とは別に、固有の力を宿すという。

ライラの場合は…「死」か? それとも…?


そう考えた時、背筋に冷たいものが走った。


このままだと、ライラは……。

ライラという女の子との出会いが、アレクスの中に新たな疑問を生み出していく。そして、そんなライラを見たルーシーもまた、自分とは違う“何か”を持つ存在に初めて出会ったのだった。

その答えを知っているのは、ただ一人ーーアンジュだけ。

次回もぜひ、お楽しみに!

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