高速料金深夜割引の廃止を切に求ム!
どうも、ココミック星の女王、シーナ・ド・ココミックと申します。
わたくし、地球では大型トラックの運転手をやっております。ええ、社会の底辺と言われます、あの職業に就いておりますの。
底辺と言われようとも、仕事が適度なら、一人で気ままに、楽しくやれるお仕事ですのよ。ええ、適度なら。
ほぼギッチギチのハードスケジュールが基本でございますけどね。ホホホホ!
ただでさえハードスケジュールですのに……
アレをなんとかしてほしいですわ。
アレがあるために、ハードなのがさらにハードなことになっておりますのよ。
ええ、高速道路の深夜割引。
0時から午前4時の間に高速道路上に居さえすれば、高速料金が3割もお安くなりますのよ!
本当は個人でなく会社の場合、さらにお得になる割引もあるらしいのですけど、そんなのはわたくしども社畜の知るところではありませんから今は問題としないでおきますわね。
会社にとっては絶対使うべき割引。
でも、わたくしども社畜にとっては、べつにそれでお給料が変わるわけでもなく、ただ会社のためだけに使わざるを得ない割引。
自分に得があるわけではないのに、会社のために使わないといけないのです!
これがあるせいで、大体午後5時を過ぎますと、サービスエリアはトラックでごった返します。
どこの会社も深夜割引の時間帯に高速道路上に居させたがりますので、皆様そちらで就寝あるいは仮眠をなさるのですわ。
皆様がどういうスケジュールで動いてらっしゃるのかは存じませんけれど、大体朝の5時半ぐらいまでは停めるところなく、ぎっしりでございます。
このため仕方なく流入部や加速車線上に停めてお寝になる大型トラックが発生しますのよ。中にはサービスエリアの枠に空きがあっても最初からそこに停めてお寝になる基本的に迷惑な方もいらっしゃいますけど……。
とにかく停める枠が空いてないんですのよ!
それでサービスエリアの枠の増設工事をよくネクスコさんがやっておられます。
ええ、200台ぶん増枠とかされたサービスエリア、よくございますわ。
それでもまったく足りないんですのよ!
そして昼間のサービスエリアをご覧になったことがあって?
ガラッガラでございますわ……。
大型トラックが2台だけポツーンとか、よく見る光景です。
深夜はギッチギチ。
昼間はガッラガラ。
増枠なんてするより、深夜割引を廃止して、各時間帯まんべんなく駐車する大型トラックを散らしたほうがよろしいのではなくって?
増枠なんて、税金の無駄遣いでしてよ!
サービスエリアの駐車枠が深夜の時間帯に空いてないことも大問題ですけど、
問題はまだありますわ。
わたくしどもドライバーの動き方が、深夜割引のために縛られることですわ!
たとえば午前11時半にお荷物を積み上げて、
10時間走ったところで下ろす場合──
途中30分の休憩を2回とって直接下ろし先まで行くとすると……
夜の10時半に着いてしまいますの!
深夜割引が無効になってしまいますの!
もちろん途中、サービスエリアで寝るのですけど──
先に申しました通り、午後5時を過ぎると寝られる場所がなくなってしまいますので……
午後3時頃に1回お休憩30分とったとしますわよね?
5時までに寝る場所を確保しないと……! と、考えると──
1時間半しか進めませんのよ!
まあ、そこで寝て、残りの4時間半をぶっ続けで走ればよい、ということにしますわよね?
ほんとうは4時間に1度、30分の休憩が義務づけられておりますけれど……、うちはブラックでございますからね。ホホホ……。
ここで地獄なのが、どうしても寝つけなかった場合ですの。
寝られんなー……。
よし、走っとくか。
下ろし先に待機場があるらしいから、そこまで行って寝とこう。
時計を見る。
このまま走ったら、0時までに高速道路、降りてまう……。
走れないんですのよ!!!
深夜割引を廃止すれば、すべてが解決すると、わたくし思うんですの。
こんなバカな割引制度は絶対に廃止すべきだと思うんですの!
わたくしどもトラックドライバーの生活が昼夜逆転になってしまうのも、まぁ昼間は乗用車が多くて混むからという理由もありますけれど、高速道路の深夜割引の存在が大きく影響しているというのも間違いありませんわ!
こんなバカげた割引制度は、ただちに廃止を求ム!