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6話目
数ヶ月後
田中とお姫様は結婚した。
お姫様のロックオン怖かったとは田中の談である。
お城で勉強しつつ人を見出したりしていた。
不思議と田中の周りには才のある人物で溢れていた。
管理者は確かにスキルを与えなかった。
田中自身がもともと才能を見出す目を持っていたのだ。
だけど田中はそれに気付いていない。
それでいいのだ。
唯一勇者召喚失敗した世代として王様は笑われることになったが、後継者召喚成功者として一目置かれる存在になった。
それにより後世では勇者召喚ではなく悪政を敷いたら王の代わりの代行者が現れると伝えられるようになり、勇者召喚がされる事はなくなった。
終
犬とひよこと金魚の話はシリーズが増えてしまうので割愛しました。
