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田中が異世界に行った話  作者: マーチ•メイ
4/6

4話目


城内にて


「ここが私のお気に入りの場所ですわ」


田中はお姫様に城内案内してもらっていた。


お城の中は広かった。


全てが物珍しく田中はあちらこちらと目移りさせていった。


だが田中はすごく気になってる事があった。


「すみません」


「どうしました?」


「動物好きなんですか?」


お姫様の傍には侍女ではなく動物がいた。


立派な鶏冠のついた雄鶏とふさふさの芝犬、何故か空中に浮いている金魚。


「ええ」


お姫様は可愛らしく微笑んだ。


田中はその笑顔にノックアウトされた。


とその時庭の茂みが揺れた。


芝犬はなんだなんだと駆け寄った。


そこから出てきたのは顔色の悪いマッチョだった。


芝犬はキューンと鳴いて尻尾を股の間にしまった。


マッチョは芝犬をほったらかして姫様に近づいた。


田中は震えながら姫様を庇うように前に出た。


お姫様はキュンとときめいた。


芝犬はマッチョが二人に危害を加えるのを理解した。


芝犬はマッチョをフルボッコにした。


田中は芝犬にキュンとときめいた。



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