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ひとときの思い出

作者: 桜の実

カラスが鳴いた

カラスが鳴いた

カーカーカー

真っ黒の翼広げて

今日も電柱の頂点(てっぺん)で鳴いてる

カーカーカー

カラスにオモチャの指輪をとられた

今日は嬉しそうに鳴いてる

カーカーカー

結構イラッとしたけどとられたものは仕方ない

美味しそうな唐揚げを買った

カラスが僕の唐揚げを見て物欲しそうに鳴いてくる

カーカーカー

しょうがないなぁ

唐揚げをひとつあげるとカラスが鳴いた

カーカーカー

お礼をいってるのかな?

夏休みに入った

今日は何だかカラスがなついてくる。

カーカーカー

夏休みも終わった

今日から学校だ

カーカーカー

カラスは何か悲しそうだ。

今日カラスが車にひかれそうになっている僕を助けてくれた

カー…カー…カ…………

ぅぅぅぅぅぅ

僕が悲しそうに泣いている

(よかった…)

不意にそう聞こえた気がした

カラス君かな?

あいつも結構いいやつじゃんか


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