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アホな彼女の見守り方  作者: コイキング
1/1

アホの道の上より

彼女がアホだ。



「さーきほーこるはーなはー」



アホって言ってもそこらへんのアホとは土俵が違う。



「散るからこそにうつくしいー」



今は数学の授業中。


教師が怒りでチョーク握りながら震えている。



「散ったはなびーらはー後は土へと帰るだけー」



俺は黙々と問題を解く。



「そーれなーらばーフーフーフーン、フーンフフフンフンフンフンフーン」



歌詞が分からないらしい。



「ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ソイヤ!ハッ!!」



「うるせぇ!黙って廊下に立ってろ!!」



本日2度目だ、教師が切れた。


さっきから廊下から聞こえてた歌は、残念ながら僕の彼女が犯人です。



「ソイヤッ!」


廊下から教師に向け元気に返事が返ってくる。



「ソイヤ!で返事すんな!!」



頑張れ先生。


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