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闘争本能  作者: たっちゃん(小さな畔)
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イメージ壊れたらごめんないさい

・・・・・・部屋から一刀が出て行った後。


華琳「この私があそこまで子供のように扱われるなんて・・・・・ね。」


華琳は先ほどまでの一刀との出来事を思い出していた。


華琳「でもまさか・・・・、一刀が泣くとはおもわなかったわ・・・。」


一刀の涙と本音を思い出す華琳。


華琳「次からはあまりあの話題にはふれずにいじめることにしましょう・・・・ふふふ。」



不敵に笑う華琳の表情はどこか安らかだった。


<補足>


一刀の現世での生活について。


わかりにくかったと思います。


とりあえずやったことは


・親に無断で高校中退

・そのまま家には帰らず、祖父の住む田舎へと引っ越す。

・祖父は元大会社の社長であったが、退職後農業に燃えていた設定。教えることが大好き。

・孫の一刀は何よりもかわいい存在。

・橋玄様はいわゆる世捨て人に近い存在。山の中で一人暮らし中。

 ただし人との関係を絶ったわけでなく自分に共感や自分が気に入った人との交流は盛ん。

 一刀の祖父と交流があったため、武芸などに精通しているのを祖父が知っており

 強くなりたいと言う一刀が誰かの武芸を学びたいといっていたので紹介した。


またわかりにくいところがありましたら教えてください、できる限りお答えいたします。





-------------------------------------------------------------------------------



華琳と別れ、一刀が建物からでたあと、魏の応援席に向かう途中


???「あっ!! 北郷だっ!」


一刀「んっ?」


どこからか自分の名を呼ぶ声が聞こえた。


まだ会場からは遠く、また今は武将しか入れない陣地にいるわけで


魏の誰かに呼ばれたのだろう、と振り返るとそこには太陽に輝く褐色の肌の女性がいた。


孫策「おーい、ほんご~う。」


そういうと呉の王 孫策 が小走りで一刀に歩み寄った。


一刀「貴女は・・・、呉の王、孫策さん?」


孫策「やーねー、硬い硬い、雪蓮で良いわよ。」


そういいながら傍にいる褐色の王はヒラヒラと手を振りながら言った。


一刀「や・・・、会ったばかりの自分が貴女のような方の大切な真名を


    呼んでは呉の方に俺が殺されそうな・・・・。」


真名の大切さをしってるからこそそんな簡単に呼んではいいものではない、と一刀は告げた。


孫策「あら、いーのよ全然、私、貴方のこと気にいっちゃったもん♪


    私も貴方のこと一刀って呼ぶし、いいでしょ?」


一刀「気・・・、気に入っちゃったって・・・、まぁ、貴女が納得されるならかまいませんが。」


雪蓮「そうそう、そんな冥琳みたくかたくならないで、仲良くしましょう一刀。


    貴方のさっきの戦い、いいのみせてもらったお礼よお礼。」


一刀「さっきの戦い・・・、馬岱さんとの戦いで?」


戦いの話を持ち出され、浮き足立ち掛けていた気持ちが落ち着き、質問を返した。


雪蓮「えぇ。」


ニッコリと笑いながら雪蓮が頷いた。


雪蓮「あの子の武器を突き上げずともあの子を切り倒せたのに、わざわざ

   

    武器を弾いて、怪我を負わせずに勝ったのは中々心が震えたわ。


    あの子以上の力を持ちながらも極力抑えて勝ったことも・・・ね。」


一刀「っ・・・!」


力を抑えて戦った事に気づかれないようギリギリに見せていた戦いを見抜かれ


一刀が目を丸くして雪蓮を見た。


雪蓮「そーんな目しないの。 あ、それと私や蓮華と戦うときは、本気で戦ってね?」


一刀「・・・自分はいつでも、本気のつもりですが。」


雪蓮「もーう、つよがっちゃってかわいーいー。」


そういうと雪蓮が一刀の頭を自分の胸に押し込みグリグリした。


一刀「ちょっ・・・そんさくさっ、やめっ・・・て。」


男としては至福の状態ではあるが、さすがに相手が悪く、一刀が雪蓮に


やめるよう催促をした。


雪蓮「ぶーぶー、ちゃんと真名でよんでくれないとやめないわよー。」


むくれながら雪蓮は腕に力を込めより一刀の頭をグリグリとかき混ぜた・・・


本当に真名を言わないと話してくれなさそうなので一刀が観念して言った。


一刀「雪蓮・・・・、はなして。」


そういうと雪蓮はニコーッと笑って一刀を胸から開放した。


雪蓮「んふっ、よくできました。」


一刀「ふぅ・・・・。」


ようやく開放され、一刀が安堵の息を吐いた。


雪蓮「でもさ、一刀。 男の人って今みたいなのはよろこぶんじゃないの?」


一刀「そりゃ嬉しいけど・・・・、俺達の立場上そんなところはみられちゃまずいだろ?」


雪蓮「そんなのきにしないわよー?」


一刀「いや・・・、雪蓮はそうでなくても他が黙って無いよ。


   それに俺は魏の子達以外に手を出すつもりは無いしね。」


そういうのに疎いというか気にしない雪蓮に対し、一刀はそれを訂正し


なおかつ自分の意思を伝えた。


雪蓮「あらあら、守備が堅いわねぇ。」


一刀「雪蓮にだって好きな人とかいるでしょ?」


雪蓮「いまのところさ~っぱり。今の今まで好いた男なんていないわ。」


一刀「君みたいな綺麗な人がか・・・・、もったいないね。」


思うままの気持ちを二人が言いあった。


雪蓮「そうなのよねぇ・・・・、でも・・・。」


そういうとニマ~っとした顔で雪蓮が一刀の顔を覗き込んだ。

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