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奴隷でもチートを目指す  作者: sterl
二章 殺意とストレスは親友
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16話 マッチョの大魔法は誰も気にしない

「今日も張り切って魔鉱石を集めなさぁい!魔銀石でも良いんですよ?とにかく頑張ってくださぁい」


 奴隷生活5日目か。ついてこようとする監視も増えてきた。殺るならそろそろかな。


「ガンダルフ、今日殺ろうと思う」


「了解。何気なく森に入って合流だな?」


「そうだ」


「バレずにしっかり殺れよ」


「もちろん。キッチリ殺ってくるよ」


 さて、俺に付いてくるのは6人か。ガンダルフは1人みたいだな。監視の人数は30人、6人も居れば騒ぎになるだろ。じゃ、行くか。


 まずはあいつらのギリギリ付いてこれるペースで走る。このぐらいで走れば森の奥まで付いてくるはずだ。


 ……1人遅れて5人だけか。まあ仕方無い。5人でも十分だ。


 続いて、あらかじめ用意しておいた落とし穴を走りながら飛び越す。付いてくるので精一杯な監視達は気にすることもなくまんまと引っ掛かるだろう。


「うわあっ」「ぎゃあっ」「なんだこれは!」「落とし穴っ!? くそっ、あいつか」


 まんまと引っ掛かってくれると気分が良いね。でもまだこれで終わりじゃない。


「あっぶねぇ。みんな、大丈夫か?」


 1人運良く落ちなかったやつがいる。そんなやつは――


「黙って落ちてろ」


「ぎゃあああぁぁぁぁ」


 ――パワーレベリングと同じ方法で神速とか言うスキルを手に入れたガンダルフが蹴り落とす。ちなみに忍び足と剛脚のスキルもセットだ。


「とりあえず全員落ちたな」


「どんだけ深く掘ったんだよ? 声が全く聞こえて来ないぞ」


 登るときに10分ぐらい掛かったから……


「……百メートルぐらいか?」


「……生きてるのか?」


「生きてたらおかしいな。とりあえず埋めよう」


「おう。土はどこだ」


「こっちだ」


 ここから少し離れた所に……、有った。


「こりゃあ、ちょっとした丘だな」


「さて、運ぶか」


 土を巨大な団子状に固めて担ぎ上げる。端から見たら、俺の倍はある大きさの土団子を頭の上に掲げているように見えるだろう。


「空間の本質は同じであり、そして入れ換わる。この地とかの地は入れ換わり、そこに帰す《空間交換》」


 ガンダルフはと言うと、パワーレベリング風の別の何かの副産物で手に入れたらしい空間魔法を使って運んでいた。


 このような感じで進めていくと、あっという間に落とし穴は埋まってしまった。


「さて、ガンダルフ。証拠隠滅頼む」


「おう。小さき命は群がり殖える《小命群生》」


 ガンダルフが何かの魔法を唱えることにより、後から埋めたことにより色が変わってしまった地面を雑草が多い尽くす。これで運が悪くてもバレることは無いだろう。


「じゃ、今日のノルマを採りに行くか」


「そうだな、スッキリもしたし」

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