出会い
その日世界が注目する出来事があったそれは世界中を巻き込んだ|ある事件の犯人が捕まっただがそれは序章にすぎなかったその後世界は混沌に満ちた
「あの日世界中の多くの子供たちが異能力をもった自らの力におぼれあるものは悪行を重ねる子供やあるものはためらいもなく人を殺す子供が増えた異能力をもったない大人たちはなすすべもなく犠牲者だけが増えてっただからこそ異能力者を止められるのは異能力者だけだからこそ警察とは違う新たな組織こそが異能犯罪警察略して異能警が産まれただからこそ我々は人々の安全と平穏を守らなければならないだからこそ君達異能警官の卵は力の使い方を理解し人々を守る異能警官となることを願っている」
と学園長の言葉の後
「これにて入学式をを閉会する各自君達がこれから3年間生活をする寮に行き自分の荷物を整理するように解散」
司会の言葉で入学式は閉会した
「わぁーあれがフローレシアン王国の王女様かぁー何で日本のこの学校に来たんだろう確かロシアあたりにもあったよね?」
「なんでもロシア校よりも異能力犯罪が多い日本で学びたいってことらしよ」
とガヤがどよめきこそこそ話が絶えなかった
少女が自分が生活をする寮に着き中に入ると…
「はじめまして私はここ風月寮の寮母で君達の先生の白波楓花でこっちの大男は鮫島龍道よろしくね」
「よろしくな」
と寮母で先生の白波楓花と鮫島龍道の挨拶が終わった
ここ海上学園都市海カラスにある異能力犯罪警官養成学校では寮の寮母と寮夫が先生となり寮で生活する生徒を指導しているちなみに寮母と寮夫は皆この学校の卒業生
「はじめましてこれからお世話になるラエル·ソル·フローレンスイヴァンといいますよろしくお願いいたします」
と言ったあと上品にお辞儀をした
「よろしくね君の部屋に案内するね君の荷物を部屋に運んであるからじゃあついてきて」
と楓花が言ったそして楓花と一緒に階段を上がると広い廊下が見えた
(外観は小さく見えるのに)
と思って聞いてみた
「外観は小さいのに何で中は広いんですか?」
とラエルが聞くと
「アぁーこれはね空間を操作する能力者にお願いして作ってもらったの」
と楓花が答える
「そういうことでしたかありがとございました」
とラエルが言うそして
「ここが君の部屋だからああと君の部屋の隣の部屋は君のパートナーとなる子だから部屋が片付いたら挨拶しな君よりも早くついてもう片付け終わってると思うけどえっ」
と楓花が話ている途中にノックもせず入った
すると部屋には何もないむしろ無さすぎて怖いぐらい部屋にあるのは押入れだけすると
「本当にここにいるんですか?」
と言ったあと押入れをあけるとそこには布団を覆い被せて何かあるビデオをみる少年がいたすると少年が驚いて立ち上がったことで頭をうちフラフラと歩いて押入れの引戸の近くまできて足を踏み外し前に倒れラエルに覆い被さってしまった
ムニという手の感触がして少年が目を覚ますとラエルに覆い被さった自分がいてそれをみる楓花がいたそしてラエルが目覚めると
「何にするのよ!」
「あごめん」
そう言った後少年はラエルからのビンタを食らったそしてそこに駆け込んだ龍道が楓花を正気に戻すと
「ごめんごめん紹介が遅れたね彼は月下創一君のパートナーになる子だから仲良くしてね」
と楓花が言うとラエルが
「仲良くするきはないですよこんな弱そうな子がパートナー笑わせないでよ」
と言うと
「ふうちゃんどうしたの?」
と言ったあとドアから顔を出して言ったあと
「あぁ姉貴」
そう言うと
「お姉ちゃんね」
と言いながら頭をグリグリとする女性がいてシーンとした空気が支配したあと楓花が
「ユミユミ何でここにきたの!」
「えぇいいじゃんかわいい弟の入学祝いに会いにきたって」
そう答えた女性が言ったあと
「学園長いい加減にしてください」
と言ったあとその女性の頭を軽くチョップする大柄のスーツを着た男性が何処からともなく現れたするとラエルが
「えっ学園長何でここにいるんですかというか弟ってどういうことですか?」
とラエルが言う
彼女は月下雪実この海上学園都市海カラスにある異能力犯罪警官養成学校の学園長であり月下創一の実の姉である
すると創一がおもむろに布団を手に取ろうとした瞬間
「あぁまた布団を被ろうとしたねまったくいい加減引きこもるのやめなさい」
と雪実を言うすると
「学園長この男とのパートナーを解消を要求します」
「どうして?」
と雪実が聞く
「こんな男と私では絶対に釣り合わないからです」
とラエルが答える
するとそれまで何も言わなかった大柄の男性が
「それは出来ませんこれは我々があなた方の能力を元に組み合わせているからです」
そう答えた男性
「そうだよヅカヅカの言うとうり」
と言った雪実にまたチョップをした男は大塚純一雪実の秘書で校長そして雪実のパートナーでもある
「学園長その呼び方はやめるよう何度も言っていますよね」
純一が呆れながら言う
「姉がいつもご迷惑おかけして申し訳ありませんそしていつもお世話になっております」
創一の言葉に雪実が
「いつもってなによ私がいつも迷惑かけてるみたいに言わないの私の何処に迷惑かけてる部分があるっていうのよ」
と雪実が頬を膨らませ不機嫌そうに言うすると純一が
「全部です」
と純一はあっさりと言うそして
「本題に戻しますが我々が決めたパートナーを解消することは出来ませんですがやむを得ない場合もしくは私もしくはこの雪実が2人の能力の組み合わせが合っていないと判断した場合はパートナーを解消することできます」
と話た純一に雪実が突っ込んできた
「誰が馬鹿よ失礼しちゃうわ」
とさらに不機嫌そうに雪実が言うするとラエルが聞き返してきた
「能力の組み合わせが合っていない場合はパートナーを解消することができるのですね」
すると純一が
「ええできます」
するとラエルが
「ではこの男との決闘で私の能力との相性がいいか白黒はっきりつけましょう」
とラエルの言葉にあまり口をひらかなかった創一が
「ちょっと待って何で俺と君が決闘しなければならないの俺はあんまり自分の能力を使いたくないんだ」
創一の弱気な発言に
「何怖じけずいたのなんならやめてもいいんだよただしこの学校から去ってもらうけど」
ラエルの脅迫めいた言葉に創一ではなく雪実が創一の首に手を回して自分に近づけて自信満々に
「私のかわいい創ちゃんが負けるはずないでしょ学園長の名のもとに許可をするヅカヅカ闘技訓練場をおさえて」
雪実の言葉に
「ヅカヅカはやめてください承りましたでは訓練場をおさえて来ます」
すると純一が一瞬で消えたそして創一が
「ちょっとお姉ちゃん勝手に決めないでよ」
そう言う創一に雪実が両肩を叩いて激励して
「創ちゃんなら勝てるんだから自信を持ちなさいそれにあなたのあの能力があれば大丈夫だから」
そう言う雪実に対し
「あなたの能力がどれほどのものか見定めてあげるわまぁ私に勝てる確率なんて万にひとつもないけどまぁ私に勝ったらあなたを認めてあげるわ」
ラエルが自信満々にこう宣言するとあまり乗り気でなかった創一がため息混じりに
「わかったよやればいいんでしょ」
そう答えた創一に雪実がうれしそうに
「じゃあ決まりねふうちゃん達も来てねああとここにいる寮生と一緒に来てね」
と雪実の言葉に楓花が呆れながら
「わかったよ準備するよう言ってくるからお願いね龍道」
そう言う楓花にドアに立ちつくしてた龍道が
「えっ俺が言わなきゃいけないの」
そう言う龍道に楓花が真顔で
「うんお願いねあと先に行ってるから連れてきてね」
そう答えたその瞬間突然楓花の近くに穴があきそこから人が出てきたそれは純一だった純一は穴から出てこう言う
「訓練場をおさえましたいつでも決闘できます」
そう言った純一に雪実が
「じゃあいきましょう」
そう言うと純一が出てきた穴に入っていったそれに続いて楓花が穴に入っていったそれを躊躇うラエルと創一に純一が笑顔を
「ご安心をこれは私の能力ですからこの穴の先は先ほどから言っている訓練場に繋がっていますので」
純一のその発言に安心をした創一とラエルは穴に入ったするとそこには訓練場というよりは中世ヨーロッパのコロッセオと言ってもいいような感じがした
純一が穴から出て来ると雪実達が通ってきた穴が消えた
「ではお二人共こちらに」
純一に促されるとそこには多種多様な武器があったすると
「お好きな武器を選んでください」
そう純一に促され創一は刀を2本ラエルは2丁拳銃を選んだするとラエルが煽るように
「あらそんなので私と闘うのこれなら私の勝ちは揺るがないわね」
そう笑みをこぼしながら言うラエルに
「後悔しても知らないぞ」
創一が眉間にシワを寄せながら言う
「それでは双方準備は整いましたか?」
そう純一が言うとラエルが
「ええ整いましたわ」
すると創一が
「ああ整った」
そう言うと純一がルール説明をした
「ルールはいたって単純相手が負けを認めるか失神させるかもし相手を殺すような攻撃をした場合即止めさせていただきますあとラエルあなたのその銃に入っているのはゴム弾ですのでよろしいですね」
そう言うと2人が
「ええ」
「ああ」
二人の応答を聞き純一が片手を挙げ開始の合図をした
「では始め」
そう言うとラエルが一発発砲したすると創一が腰にさした2本の刀を目にも止まらぬ速さで抜いたするとゴム弾は四つに割れたするとラエルが
「やるねでもこれならどう」
そう言うとまた一発発砲する創一はそれも切ろうとしただがまずいと感じ避けた
ゴム弾が通ったあとを見るとそこにあったのじゃ不自然に窪んだ壁があったまるでそこだけ雷にでも当たったように凹んでいた
だが創一には見えていた
(今の弾に雷を纏っていたように見えたけどそれが彼女の能力か?)
そう思った創一は
「君の能力がわかったよ君は雷を操ることができそれを物に纏わせることができるそれが君の能力でしょ」
創一がそう言うとラエルが舌打ちをしたあと
「半分正解ええそう私の能力はあなたがいったとおり私は雷を操りそれを物に纏わせることができるでもわかったところであなたにはどうすることもできないわ」
ラエルはそう言いながらも心では
(よく私の能力が雷を操ることができるってわかったその観察眼はすごいと思うけどそれよりも私の音速を越える弾を一瞬切ろうとしたけどまさか見えてる!いやそんなことあるはずがない1度だけ剣で闘うやつと闘った時相手は手も足も出かったというのに)
そうラエルは頭の中で考えていただが創一は
(たった一発であの威力かよ切ろうと思えば切れるけどそうすると刀が折れる可能があるから極力避けるようにしなきゃな)
ラエルの弾をそう評価しながら創一の頭では逃げに撤することしか考えてなかった
その頃雪実達は創一達の闘いを観客席のようなところで見ていた
「すごいねユミユミの弟だけあってすごい観察眼だね」
「でしょでしょさすが創ちゃん」
楓花が創一のことを評価するとまるで自分のことのように誇らしげに言う雪実すると後ろから龍道と楓花が龍道に連れてくるよう頼んだ言ってた寮生4人が来た
「あれが弟さんですか師匠」
そう言う少年のような見た目の男が言うすると
「そうだよ」
そう雪実が笑顔で男に答えるそして男は
「確かにあの腕っぷしは師匠と同じですね」
創一とラエルの闘いを見ながらそう評価する男それに雪実は嬉しそうに
「でしょ」
そう答えするとその男は雪実に
「あれは弟さんの能力ですか?」
男の問いに雪実は首を左右に振りながら
「ううんあれは創ちゃんの能力じゃあないよそれどころかあの子能力どころか本気すら出してないよ」
雪実の発言にラエルの撃つ手が止まった
「今まで本気を出してなかったですって」
ラエルは雪実が言ったことに怒りをあらわにして
「ふざけないでよ私は本気を出すに値しないとでもいうのじゃあ本気を出させてあげる」
するとラエルの使っていた銃の銃口に魔方陣のようなものがあらわれる
「あれはまずい」
純一は止めに入ろうとするがそれを雪実が止めた
「止めなくていいよ創ちゃん本気を出しなさい勝ったら創ちゃんのあれを何でも買ってあげるから」
雪実の発言に創一は勢いよく首を雪実のほうに振り
「本当だね約束破らないでよ」
創一がそう言った次の瞬間
「私をなめた罪あなたの命をもって償いなさい!雷帝の怒り」
ラエル怒涛の一撃を創一にみまった
「いいんですか!あの一撃を食らったら本当に同じさん死んでしまいますよ」
雪実を師匠と呼ぶ男が雪実に慌ててこう言うするとその次の瞬間大きな爆発がおきラエルはそこにはいないだろう創一に背を向けて
「あなたが私をなめたのが悪いのよもう染んでると思うけども」
ラエルはそう言った観客席では慌ててふためく楓花達だが
その中でも冷静だったのは雪実だけであったするとその瞬間ラエルと目があった
「学園長これで満足しましたか?これがあなた方決めた組み合わせ結果がこれですあなたのせいであなたの弟は死んだんですよ」
ラエルの怒りにも近い言葉が雪実に向けられた次の瞬間
「誰が死んだって」
その声の主は死んだと誰しもが思いラエル自身も死んだと思った創一だった
「どうして!何で生きてるの!」
ラエルは困惑し驚きを隠せないでいたその後雷を纏わせたゴム弾を頭の方に発砲した
その弾が創一の頭に到達しようとした弾は歯の間で雷を纏った状態で止まっていたすると創一はその弾を口の中に入れ噛む仕草をしたあとその弾を吐き出した
すると弾に纏っていた雷が消えていたラエルは自分が撃った弾を見て
(私の雷が消えてるまさか)
そう思った次の瞬間創一が目の前まで距離を縮めていた次の瞬間
「月下双刀流型式1月光双牙」
刀身を下にしばつを描くように切りつけまるで二頭の竜が下にいるだろう敵に自身の牙をつきたてるような荒々しい一撃がラエルを襲った
するとラエルは後ろに倒れこんだだがラエルの体には傷1つなかった
すると純一が
「そこまで」
その言葉を聞いたあと雪実が笑顔を浮かべながら創一に近づき抱きしめるそして
「さすが防刀防弾制服傷はないけど衝撃で気絶しているのねまったくやり過ぎよでも本当に良かった」
すると創一は
「苦しいから放してよ」
そう言うと雪実は創一をはなし後ろについた
するとラエルが目を覚ます
「私はどうして気を失ってたの?勝負はどうなったの!」
ラエルの質問に純一が
「あなたの負けです。これでわかったでしょあなたと彼が相性がいいことを」
純一の言葉に相づちをうち
「ええよくわかったわまさかあんな能力だったとわ申し訳ありません」
ラエルは自分の落ち度に気づき純一に頭を下げたそして雪実が
「今日はもう寮に戻りなさい創ちゃん約束は今度必ず守るから」
雪実がそう言い手を前に下げて頭を下げていった創一はこう答える
「わかったでも約束は守ってよ」
創一がそう言うと純一が
「では私が送って行きます」
そう言うと雪実は
「お願いねヅカヅカ」
それを聞いてまた来た時と同じように穴があらわれるそして穴に入るとそこは寮の玄関に繋がっていた