クラスで冴えない僕は、いつかリア充になりたいと夢見てる

ぼっちで冴えない高校生である三影優。
彼はクラスカーストの最底辺。今日もいつもと変わらず
空気として静かに学校生活を送る日々を送っている。

そんな彼が、毎日欠かさず書いている『リア充ノート』にはリア充についてのあれこれが書いてある。「僕もあんな風にリアルを充実してみたい」と夢見ていた。

そんなある日、学校に『リア充ノート』を忘れて慌てて取りに行ったら、同じクラスのカーストトップである彼女"朝倉水樹"に中身を見られてしまった。

「これってきみの？」
「....はい」

この2人の出会いが三影優の今後の人生に大きく変わってくるとは、その時はまだ知らない。