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きぃちゃんはラノベ作家になりたい。  作者: 100%エア
第2章:私だって転生したい!
9/33

私だって転生したい!(6)

・きぃちゃん:ラノベ作家志望のJK2。アホな子。

・桃ちゃん:いい子。

・青ちゃん:不思議ちゃん。


---


前回までのあらすじ:「異世界転生ものに挑戦しようと思う!」ときぃちゃん。「どんな職業の人が転生すると面白くなるだろう?」と頭をひねる3人だが……!


---


桃 青ちゃんはどう?どんな職業の人が転生すると面白くなるかなぁ。


青 私は、頭の悪いホストがいいと思う。


桃 ……えっ!頭の悪いホスト!?


青 そう、頭の悪いホスト。


き へぇ!面白そうじゃん!


青 ウェーイって飲みすぎて、急性アルコール中毒で死ぬところから始まる物語。


桃 そっ、そっかぁ……えっと、「頭の悪い」ってのは?


青 ホストの中でも、ナンバー1とか売れっ子だと、頭がキレそうでしょ?


桃 確かにそうだね。


青 でも、主人公が万能すぎると面白くないと思う。


き それは言える!


青 だから、頭の悪いホストがいいと思うんだ。中の下レベルの、ナンバー15くらいの。


桃 ナンバー15……。


き つまり、主人公の武器は……ホストだから、コミュニケーション能力が高いってこと?


青 うん。でも、コミュニケーション能力って言っても幅広いけど、彼は相手を説得する交渉術や、論理的に話す思考力は持っていない。


桃 あっ、そうなの?


青 頭が悪いから。


き おー、そうかそうか!『リゼロ』には、主人公のスバルが交渉術を駆使して仲間を集めるシーンがあるけど、あんな風にはいかないってわけか!


青 彼が使えるスキルはたった1つ。


き ふむ。


青 その名は……「ウェーイ」!なんとなくのノリで、その場にいる一同を盛り上げることができるのだ!せーの、サンハイ!エルフが飲んで〜!オークが飲まな〜い?……わけがな〜い!せーの、異世界一気!異世界一気!


桃 ちょっ、ちょっと!青ちゃん!?どうしたの!?急に歌い出して……。


青 コール。


桃 えっ!?


青 ホストのいろは。


桃 えっ!?


青 桃ちゃんは、会話の流れで自然に入る方が好き?


桃 えっ?えっ!?


青 「ドワーフ先輩、ドワーフ先輩!」「ん?」「その腕、マジっすか?」「えっ?」「そのぶっとい腕、マジもんすか?」「ああ、本物だけど……」「その腕で、敵の脳天にガツンいっちゃうわけっすか?」「えっ?ああ、まぁね……」「死ぬじゃないっすか」「えっ」「敵、死んじゃうじゃないっすか」「ああ……これ、戦争だから……」「ハンパないっすわ!」「えっと……」「せーの!ガツ〜ン、ガツン!ガツ~ン、ガツン!それ、一気!一気!」


桃 ……。


き メモっとこ。


桃 えっと、えっと……健全な女子高生の私には、青ちゃんが何を言っているかさっぱりわからないけど……あれっ!?ノリで盛り上げることしかできない人が異世界に転生するってことだよね?活躍できるかな……?


き まぁ、無双はできないだろうけど、こういうヤツも大事じゃん?味方にいるだけで、みんなの士気が高まりそうだしさ。


桃 あー!そっかぁ。自分が活躍するんじゃなくて、周りの士気を高める役割ってことだね!確かに周りを元気づけられる人って大切だよねぇ。


青 それもいいけど……でも、敵と直接対峙してもなんとかなるかもしれない。


桃 えっ!青ちゃん、どういうこと?


青 敵に囲まれてもウェーイ!捕まってもウェーイ!……ってやってる内に、敵ものってきちゃって、みんなでウェーイってなって……。


桃 その隙に逃げ出す?


き いつの間にか敵陣営にも仲間ができそうだな。


青 ホストだから、女性を口説くのはお手のもの。味方陣営はもちろん、敵陣営にもハーレムを作っちゃうっていう展開にしても面白いかもしれない。


き なるほどなぁ!修羅場がすごそうだ!


桃 さしづめ、タイトルは「ウェーイから始まる異世界生活」かな……なんちゃって!


き ……青ちゃん!


桃 えっ!


き ナイスセンス!


青 ウェーイを繰り返すのもいいかもしれない。


桃 繰り返す?


青 「ウェーイウェーイから始まる異世界生活」。


桃 アハッ、面白い!一段とアホっぽくなった!



一気飲みはご遠慮くださいー!!

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