↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
きぃちゃんはラノベ作家になりたい。  作者: 100%エア
第6章:おいでよ★ハーレム
PR
28/33

おいでよ★ハーレム(1)

・きぃちゃん:ラノベ作家志望のJK2。アホな子。

・桃ちゃん:いい子。

・青ちゃん:不思議ちゃん。


---


新章開幕ー!!


---


放課後、高校の教室で……。



き ハーレム、ハーレム~♪ツンデレ、妹、ドジっ子まだかな~♪あっ!正統派ヒロインだ!


桃 えっ……えっ!?きぃちゃん、急にどしたの?


き おー、桃ちゃん!90年代の学研のCMソングのさ、替え歌を作ってみた!


桃 あっ……うん。そういうことじゃなくて……。


き いやさぁ、「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」とか、「僕は友達が少ない」みたいな「ハーレムもの」っていいよなぁ、私も書いてみたいなぁと思ってさ!


桃 あー、そっかぁ!「ハーレム」ものかぁ!……そういえば、「ハーレムもの」ってよく聞くけど、具体的にはどんなジャンルなの?


き えっと、一言で言えば……青ちゃん、頼む!


青 うん。一概に定義するのは難しいけれど、一般的には「主人公が男性」で、「恋愛対象になり得る女の子が3人以上登場する」、そして「恋愛がメインテーマ(の1つ)になっている」場合に、「ハーレムもの」と呼ばれることが多い。


桃 へぇ!


青 例えば、恋愛対象になり得る女の子が1人か2人しか登場しない作品を「ハーレムもの」と呼ぶことはないはず。


桃 ふむふむ!勉強になります!


き ってことはさぁ、ヒロインが1000人いてもいいわけか!


桃 ええっ……1000人って……。


青 うん。「シスプリ」や「花右京メイド隊」のように、ヒロインの数が多いことで有名な作品もある。だから1000人でも問題ない……んだけど、結局メインヒロインは数人で、あとはモブになりそうだね。


き まぁな!それじゃあ面白くないよなぁ。何か新しい「ハーレムもの」ってないかねぇー。


桃 そしたらさ、「新しいハーレムもののアイデア」を考えてみようよ!


き よっしゃ!一丁やってみっか!


桃 うん!


き じゃあ早速だけど……こんなのどうかな?


桃 おー!さすがきぃちゃん、早いねぇ!なになにー?


き ホラ、「ハーレムもの」といえば、ヒロインの中に1人くらいは幼馴染キャラっているじゃん?そうじゃなくて……全員幼馴染ってどうかな!


桃 全員!?


き そうそう!例えばヒロインが10人いるとして、みーんな幼馴染なの!主人公の家の周囲、向かう三軒両隣が全部ヒロインの家ってなったら面白くね?


桃 うーん……随分濃いエリアだねぇ……。


き 幼馴染キャラっていやぁ、お節介焼きでさ、毎朝主人公を起こしに来たりするじゃん。


桃 うんうん!


き つまりさ、ヒロイン10人が、毎朝主人公の部屋に勢ぞろいするわけよ!


桃 ええっ……。


き 主人公の部屋が2階にあるとして、ヤンチャタイプは屋根づたいに窓から入ってくるよね、当然!


桃 それ、「当然」なんだ……。


き お約束っしょ!右の窓から1人、左の窓から2人って感じかな。残りの連中は、まぁ、普通に玄関からやってくるのがいいかなぁ。


青 1人くらい風変わりな子がいて、ある日はベッドの下から、別の日はタンスの中から、さらにまた別の日は机の引き出しから登場するなんて設定もいいと思う。


き いいねぇ!他のヒロインが、「あんた、一体どこから来たのよ!?」ってツッコむのが定番ネタになるわけだ!


青 うん。


き あと、幼馴染キャラといえば……弁当を作ってくれるとか?


桃 10人全員が作ってくるの!?


き うーん……さすがに毎日昼だけで10食食べるってなるときついかなぁ……。


青 主人公の誠実さとか、マメなところを示すチャンスだから、多少無理してでも全部食べるのがいいと思う。「女の子が作ってくれたものを残すなんて、オレにはできないよ」なんて言わせることで、読者が主人公に好意を持ってくれるはず。


き なるほどなぁ!確かに!それなら、たとえ嘔吐しようとも食わせることにしよう!


桃 すごく太りそうだね……。


青 陰でこっそりダイエットしているっていう設定がいいと思う。女の子のために見えないところで努力する主人公は、好かれるものだから。


き よっしゃ!そしたらさ、吐き気にも負けず、下痢にも負けず、コレステロール値にも尿酸値にも負けぬ丈夫な体を作るために、ヒロインたちが見てないところでトレーニングに励んでいるってことにしようぜ!


青 とてもいいと思う。宮沢賢治系イケメンだね。


桃 宮沢賢治系って何……?


き 賢治は賢治じゃね?


桃 あっ、うん。えっと……あっ!そういえば、最後はどうなるの?誰か1人と付き合うの?


き んー、まぁそれでもいいんだけど……「主人公と各ヒロインが幼馴染」ってことは、きっとヒロイン同士も昔からの知り合いじゃん。


桃 あー、そっかぁ!


き だからさ、途中主人公を奪い合う展開になったとしても、結局最後はみんなで幸せになろうって道を選ぶ気がするんだよなぁ。


青 同意。


き つまり……うん!最終的には、主人公とヒロイン10人全員の実家をぶっ壊してさ、そこに王宮みたいな大邸宅を建てて、みんなで暮らすってのはどうかね?


桃 なんかもう、本物のハーレムだねぇ……。



これぞ正真正銘ハーレムエンドーー!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。