表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

その科学、本当に信用できますか?

作者: The third eyes



我々の理解する「存在」は

いまだに確定された要素ではない。



何に対して存在するものなのか、

その概念を明確にしなければ

「存在する」の概念は成り立たないものなのだ。



線の中の点は存在ではない。

線の中に存在するとは長さの概念を持つことである。

だが点に長さはない。


面の中の線は存在ではない。

面の中に存在するとは面積を持つことである。

線にも面積はない。


同様に、空間の中の面も存在ではない。

空間の中に存在するとは

体積を与えられることである。

面の概念に体積は存在しない。



時間世界における今も

存在するものではない。

時間軸は長さである。

つまり今という瞬間も、何処にも存在しない。




この全てにおいて未確定な存在の原因は

存在を構築する最小の要素「点」が

「何処にも存在しない(点の内側には永遠に何も存在しない)」

実体(モナド)であることに由来する。



点は「存在するもの」であるが、

その場所を特定することは誰にも出来ない。



つまり点は

「存在しないものが永遠に存在する」

という概念である。



この点が

宇宙に「存在する無」なのだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ