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サーティンズ クロニクル  作者: 風風風虱
ザ・バードからナイトオブリビング・・・
4/22

3

バンナ小隊がカナレ小隊と合流するのには1時間程かかった。

バンナ達が合流して、ほどなく大隊付きの治療士も到着した。

治療士は、すぐに診察をしたが、このような症例は見たことも聞いた事もない。それが、治療士の診断、それを診断と言えるのならば、だった。

治療士は、取り敢えず手持ちの薬を投与する。

抗細菌用の魔素剤、免疫を活性化させる魔素剤。

魔素剤とは生命属性の魔法を応用した、いわゆる魔法の薬だ。

通常の薬よりすべての点で優れている。

だから、魔導系の薬剤を投与している時点で、症状が逼迫している事を物語っていた。

このままでは治療もままならない。

治療士のその言葉に従い、バンナ達はケンダの町に行く事にした。

バンナ達は即席のソリを押し、ケンダの町に向かっていた。

カナレの水属性魔法を駆使して作ったソリだ。

ソリの底部分と押す所を氷で作り、粘性を上げた水をソリと患者の間に敷いて氷の冷気を遮断しつつ患者の固定と保護を実現した優れものだ。

これがなければ、バンナ達の小隊だけでカナレの小隊を移送することはできなかった。

こんなものを事も無げに30個も作ってしまうカナレの魔素制御力は普通ではない。

ソリを作っただけではなく、氷部分が溶けないように、逆に水の部分は人肌温度になるように、と細かな制御をし続けている。

こういう緻密な魔素の制御は大魔法を発動するよりも実は魔法としての難度は上だった。

持って生まれた才能に頼らない地道な修練だけが、その業を可能にする。

だが、今はそんなカナレの巨大な魔力も精緻な業も余り役には立たなかった。

カナレはソリに寄り添い、心配そうにリャンの様子をうかがっていた。

ソリに横たわるリャンは目を閉じ、苦しそうに呻いている。

バンナは何度か、リャンに余り近づかないように忠告をしていた。

理由は、伝染病の可能性が有ること。

そして、もう一つ。

もっと、不愉快な可能性をバンナは考えていた。

と、ソリで運ばれる病人の一人が突然苦しみ出した。

「うう、あぁーあ。」

唸りとも叫びともつかない声を上げながらソリの中でのたうちまわる。ソリを押す者は戸惑い、押す手を止める。

動きは、激しさを増し、ビクン、ビクンと浜辺に打ち上げられたエビのように身体が跳ね、暴れ過ぎて、ソリから地面に落ちる。

ソリの高さはたかだか30センチなので大して痛くはないだろうが顔面を地面に叩きつけたように見えた。

それでも、一向に気にしないように、のたうち、転がり、獣のような唸り声を上げる。

あまりの暴れっぷりに、凍りついていた治療士がようやく我に返り、駆け寄り押さえようとするが、まるで手に負えない。

ソリの押し手が手助けに入る。

とてつもなく異常なことが急速に進行している。そうバンナは確信した。

離れろ、と治療士達に叫ぼうとした時、自分が押していたソリの病人、リャンが、同じように苦しみ出す。

いや、リャンだけではない。

ソリに乗っている病人全員が、ほぼ、同時にのたうち始める。

事態の急変に、全員がただ、暴れる病人達を見詰める事しかできなかった。

「ギャァ」

鋭い悲鳴が上がる。

その場にいる正常な人間全ての視線が悲鳴の元に注がれる。

最初に暴れ始めた病人が治療士の喉笛に食らいついていた。病人が頭を左右に振る度に治療士の首から鮮血が飛び散る。

手助けに入った者が、今度は治療士から患者を引き離そうと必死になっていた。

思いっ切り引っ張ってようやく引き剥がす事に成功するが、勢い余って病人を抱いたまま地面に倒れる。

一方、治療士は喉から血を流しながら地面に崩れおちる。

既に絶命していた。

「痛い、痛い。」

手助けに入った者が腕に噛みつかれて悲鳴を上げている。

蹴り飛ばし、逃げるところへのしかかられて、顔面に深々と歯をたてられる。

皆、凍りついたように、一連の惨劇を見詰めるだけだった。

ようやく我に返ったカナレが助けようとした所へ、一つの影が立ちはだかる。

さっきまでのたうち回っていたリャンだ。

「リャンちゃん。」

カナレは困惑して叫ぶ。

リャンは、ややうつむき加減で立ち尽くしていた。

もう暴れてはいない。

ただ、身体をゆらゆらと揺らし、うー、うー、と低い唸り声を洩らしていた。

「どうしたの、苦しいの?

大丈夫?」

無防備に近づこうとするカナレは、首根っこを掴まれ引き戻された。引き戻したのはバンナだ。

「なにすんの?」

抱きかかえられ、カナレは至近でバンナを見上げる。

バンナは小さく首を横に振り、言う。

「ダメだ。諦めろ。」

「え?」

バンナの中でずっとくすぶっていた不愉快な仮説は、既に確信に変わっていた。

「ダメだ。近づくな。下がれ!距離を取れ。」

カナレと同じように患者達に近づこうとする部下に、バンナは鋭く命令する。

「小隊後退。

魔素杖構え。」

バンナに抱きかかえられたままのカナレがバンナの言葉に顔色を失う。

「ちょ?!

何しようとしてるの!」

手足をばたつかせてバンナを振りほどこうとするが、ガッチリ捕まえられてどうにもならなかった。

純粋な体力ではカナレは、バンナに太刀打ちできない。そのまま、ズルズル後ろに下がる。

「火力最大。」

魔素杖は威力を5段階で調整できる。

最低が0.5、次が1 。後は2、3と続き、最大が4 だ。

4 になると10センチの鋼板も撃ち抜ける。

人の手足に当たれば手足がもげる。普通は人に使う威力ではない。

だから、その指示を聞いて動揺するものが多数いた。

そもそも、誰に向かって構えればよいのか?そう戸惑っている者もいる。

「残念だが、我々が助けようとしていた仲間は死んだ。

目の前にいるのは、もう人ではない。

皆、生きる屍(リビングデッド)だ。」

バンナの言葉がカナレの頭の中でグワングワンと木霊する。

死んだ。

死んだ?

生きる屍(リビングデッド)

「うそ・・・」

カナレの声はかすれて殆ど聞き取れなかった。

実際、バンナの大声に掻き消され、誰の耳にも届かなかった。

「各人、最も近いリビングデッドに標準合わせ。

「うそ、うそ、うそ、」

 足を狙え。

「駄目、駄目だから、」

 動きを封じる。

「止めて、止めて、止めて、」

カナレは、バンナに泣きながら、むしゃぶりつく。

しかし、バンナは無表情のまま命令する。

 撃て!」

バンナ小隊の魔素杖が一斉に火を放つ。

元カナレ小隊だったリビングデッド達は、魔素弾で足を引きちぎられ、次々と地面に転がる。

「止めてよ。みんなに、酷いことしないでー。」

涙をボロボロ流しながら懇願するカナレの顔をバンナは正面に向けさせる。

真っ赤に腫れ上がったカナレの瞳に、おぼつかない足取りで歩いてくるリャン軍曹の姿が映った。

「リャンちゃん・・・」

つぶやくカナレの耳許でバンナが言う。

「リャン軍曹ではない。

彼女は死んだ。あれはリビングデッドだ。」

「うそ、うそ、うそ。」

イヤイヤをするように首を横に振るカナレをガッチリ捕まえたまま、バンナは左手を前にかざす。

音もなくバンナの手から魔素弾が放たれ、リャンの心臓を貫く。

反動で上半身を一瞬のけ反らせるが、すぐに何事も無かったように、ジリジリとバンナ達の方へ歩き始める。

「良く見るんだ、カナレ。」

再び、バンナの手から魔素弾が発射される。

今度は右脇腹がごっそり吹き飛ぶ。

衝撃で2、3歩後退したが、やはり、倒れない。

「心臓を貫かれたり、腹が半分なくなって生きてられる人間なんかいない。

可哀想だが、カナレの知っているリャン軍曹は、もう、死んでいるんだ。」

ふと、リャンであったそれは、歩みを止める。

首を傾げるような仕草をすると、突然、叫び声を上げてバンナ達に突進してきた。

普段は緩慢な動作だが、獲物をある程度の距離に捉えると物凄い勢いで襲いかかってくるのがリビングデッドの習性だった。

バンナは冷静に3発目の魔素弾を放つ。

魔素弾はリビングデッドの頭を破壊する。とたんに、リビングデッドは力を失い、地面に崩れ落ちる。

リビングデッドは頭を破壊される事により、その活動を停止する。

逆の言い方をすれば、頭を破壊しない限り、リビングデッドは動き続けると言うことだ。

事実、足を撃たれたリビングデッド達は活動を停止していない。手を使い獲物に向かって接近しようとうごめいていた。

「カナレ。」

バンナは泣いているカナレに囁く。

「彼女達は死んだが、魂はまだ解放されていない。

彼女達を楽にさせてやらないか?」

カナレは、バンナを見て、次に、地面を這いずっている、元部下達を見る。目をぎゅうと閉じ、首をブルブルと横に振って全てを拒絶する仕草をする。

本当に世界が拒絶できたら良いのに。

と、カナレは弱々しく思う。

「ああああー」

カナレは絶叫すると両手を突き上げる。

次の瞬間、空から氷でできた槍が降り注ぐ。

槍は、正確に地面を這いずっていたリビングデッドの頭を貫く。

「うう、うぁーーあ。

ごめんね。みんな、ごめんねーー。」

夕闇が迫るなか、カナレはいつまでも泣き続けた。


*****  サーティンズ クロニクル ですわ  *****


パジャはケンダの町の南の町外れに佇んでいた。

太陽は大きく傾き、もう幾ばくもしないうちに地面に姿を消すだろう。

バンナ達はいまだに姿を見せない。

パジャは、何度目かの溜め息をつく。

カナレの小隊で病人が出て、バンナ達が救援に行っているという情報は、中尉から教えられていたが、それにしても遅い。

バンナとカナレなら滅多な事はないだろうが、とパジャは思う。

だが、何となく胸騒ぎがしているのも事実だった。

と、パジャは首を傾げる。

叫び声の様なものが聞こえたからだ。

いや、聞こえたと確信は持てなかった。

風か何かの音を聞き間違えかもしれないし、高ぶっている神経がもたらした幻聴だったかもしれない。

じっと耳を澄ます。

「ーーー。」

何を言っているのか分からないが、確かに誰かが何かを言っているように感じた。

パジャは眉をひそめ、後ろを見る。

彼女の後ろには、夕暮れの町並みが広がる。

こじんまりとした家が立ち並び、家の窓には灯の光が灯っていた。

どの家でも家族が夕食の準備をしているのだろう。

なんの変哲もない日常の風景だった。

「☆☆☆?」

「★!□□!?」

声というより空気の変化の様なものがパジャの鼓膜を微かに刺激する。複数の人間が叫んでいるような感覚。

パジャは音のする方に向かい歩き始めた。

歩くにつけ、音が人の声であることは分かった。

相変わらず、何を言っているかは分からないが、悲鳴のような、怒声のような、心を不安にさせる響きが含まれていた。

パジャを不安にさせる要因のもう一つが、自分の向かう先が大隊の野営地だということだった。

ずんずん歩いて行くと大隊本部の外れ、簡易治療所に行き着いた。

白い天幕が設置されている。さっきとはうって変わってなんの物音もしない。陽は落ちて、辺りはすっかり暗くなっていた。

天幕の入り口の左右に設置された光球台が辺りを照らしている。

光球台とは、1メートル位の棒の先に魔素を使って光を放つ仕掛けをつけた物だ。光る部分を光球座と言う。光球座の反対側は、自立できる形状で地面に立てて使う。簡易の物は先が尖っていて、地面に突き刺したりして使う。夜営で軍が使うのは大抵、簡易型だ。

今、目の前に有るのは、やはり、地面に突き刺して使うものだった。

外から天幕の中を覗くが、白いシーツが置かれているだけで誰もいない。

治療所には宿直や警備の者が常時、数人いるはずなのに誰も見当たらないのはおかしな話だった。

「ん?」

パジャは、地面に点々とついている赤黒い染みに気付く。

しゃがんで確認する。

血だった。

血は天幕の入り口付近から、ぐるりと天幕の後ろに続いている。

パジャは、血の跡を追う。

光球台の光りが届かなくなり、闇に隠れ、先が見えなくなる。

パジャは、肩に付けている携光球座を作動させる。

携光球座は、光球座を肩口につけたものだ。形状は長さ5センチ位の台形の箱の様なものだ。軽いもので襟口に挟んでてめれる。

作動させると、直径数センチの光りの球が携光球座の上に現れる。球は魔法的に携光球座につながっていて、動くとついてくる。光る風船の紐を肩につけている様なものだ。

光球の淡い光りがパジャの周囲を照らす。

天幕の裏手に誰かがうずくまっているのが見えた。

殆どが黒い影になっているので、何をやっているのかわからない。

地面にひざまづき、お辞儀をしているような仕草だ。

「誰?何をしているの。」

パジャは問いかけるが答はない。

ピチャ、ピチャ。

お辞儀する度にそんな音がした。

ゆっくりと近づく。パジャはもう一人いることに気づいた。お辞儀をしている者の下に仰向けで倒れている。

その倒れている誰かに、何度も何度もお辞儀している様だ。

「!?」

さらに近づき、パジャは愕然とする。

お辞儀をしているのではない。

食べていた。

それは、人ではない何かは、横たわる誰かの腹に食らいつき食べているのだ。

ピチャ、ピチャ。

クチャクチャ。

湿った音が小さく聞こえてくる。

思わずパジャは一歩後ろに下がる。

と、うっかり小枝を踏んでしまう。

パキッ。

小枝を踏み折る音が辺りに響く。

音に反応して、それは動きを止めるとゆっくりと振り返る。

口にボロ布の様なものがぶら下がっている。皮膚なのか、腸の類いだろうか、暗くてよくわからない。パジャは暗くて本当に良かったと思った。

ユラリとそれは立ち上がるとパジャの方にゆっくりと近づいてくる。

「あーー。」

ある程度近づくと、呻きとも叫びともつかない声をあげながら、それはパジャに向かって突っ込んでくる。

反射的に、パジャは魔法を発動させる。

ザシュ。

地面が隆起し、突起状になり、突っ込んで来るそれの腹部を差し貫く。

ピンに止められた昆虫のようになりながら、それは動きを止めることなく手足をばたつかせる。

「リビングデッドね。」

パジャは小さくつぶやく。

そして、天幕の裏手から、新手のリビングデッドが歩いてくるのに気がついた。

三体いた。

さらに、地面に倒れていた死体も、ぎこちない動きで立ち上がろうとしている。

不死者に殺された者が同じ系統の不死者になる現象。不死化、または、不死感染と呼ばれるものだ。

全ての不死者系統がこの現象を起こす訳ではないが、目の前のリビングデッド達は、その能力をもっている。

ケンダの町の人口は1000をすこし超える。住民がみんなリビングデッドになったとしたら、そう考えるとパジャは軽い目眩を覚える。

四体のリビングデッドが同時に襲いかかってきた。

だが、すぐに動きが止まる。懸命に近づこうとしているのだが見えない壁に阻まれたように前に進めない。

既にパジャは土属性障壁を展開していた。

パジャの周囲には微小な砂の粒が浮遊している。砂同士の間隔は比較的広いのでなにもないように見えるが、砂はパジャの意志でがっちり空間に固定されている。そのため、ちょっとのことでは誰もパジャに近づくことはできない。力任せに近づこうとすれば砂がめり込み、無数の穴が開くことになる。

人ベースのリビングデッドでは何体いてもパジャの障壁は破れない。


『大いなるものよ 慈悲深き 命育むものよ

我もとに集え 』


そこでパジャは一旦、詠唱を止め、宙に手をかざす。

固定(ホールド)。」

小さくつぶやくと手のひらに淡く光る紋様が現れる。

そして、詠唱を再開する。


『剛力なる上顎と 強固なる下顎と 鋭き牙を持ちきたれ

深淵なる(あぎと) 我敵を暗き牢獄へ誘え 』


突然、直下の地面が陥没し、リビングデッド達の下半身が地面に飲み込まれる。沈下はそれだけでは終わらない。

リビングデッド達は蟻地獄にかかった蟻のようにじわじわと沈んで行き、そのまま、大地に飲み込まれる。

再詠唱(リキャスト)

再び、パジャは小さくつぶやく。

と、パジャの手で淡い光を発していた紋様がすこし強い光を発する。紋様は先の詠唱の前半部分を言霊(ワード)化したもので、詠唱とほぼ同じ効果を発揮する。

外因魔術(アウターマジック)は少ない魔素で強力な魔法を発動できるが、詠唱時間と言う弱点がある。それを補う技術の一つ、それが詠唱の一部言霊(ワード)化だ。

外因魔術(アウターマジック)で使う詠唱は、発動させる魔術により異なるが、途中まで同じものも多い。そのため、詠唱の一部を言霊(ワード)化するとトータルの詠唱時間を短くできる。


『我、暫し仮初めの名を汝らに与えん

篤き忠誠に応え 我、庇護者となれ 』


パジャの周囲の地面が隆起する。砂と土がずるずると動き、手足、頭が生え、人の形をとる。

低位の土属性召喚術だ。都合、四体の精霊が姿を現した。

「宜しくお願いしますね。」

パジャは自分が召喚した精霊、パッと見には、できの悪い泥人形にしか見えない精霊達に声をかけた。

一対一でパジャがリビングデッドに負けることは有り得ないが、死角からの不意討ちに全て対応できるとは限らない。

基本、障壁は内因魔術(インナーマジック)なので体内魔素を消費する。そのため、長時間展開するわけにはいかない。

だから、パジャは護衛役として精霊を召喚したのだ。

精霊の戦闘力、防御力は常人とそう変わらないが、今のリビングデッド程度なら十分、壁として機能する。

「では、参りましょう。」

パジャが歩き始めると、精霊達は子犬のように付き従う。

向かう先は大隊本部。

とにかく、今の状況を一刻も早く報せるべきだろう。

手遅れでなければよいのだけど、とパジャは思った。







次回投稿は2017/02/26を予定しています。

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