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禁断の執事  作者: 輝音
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葵の執事はお兄様

初めての小説なので、意味がわからないことなどがありますが、申し訳ありません。

      ~前書き~(夢)

『お母様、お母様!目を開けて!お母様~』

(また、この夢だ)  夜空の星が、葵を照らした。

『葵、貴方はこの財閥を継ぐのよ、分かっ・・・・た?』

(財閥なんて、私ただの女子中学生ですけど)  ス~とベランダから風が入り込み、一瞬、目の前が見えなかった。気が付くと、母は息を引き取っていた。


1話 【葵と葵様】

「葵、起きて、起きなさい」 母が葵を起こそうとしている。

「なに?地震でも来たの?」 葵は寝ぼけていた。

「葵、ものすごくうなされていたのよ?」 母は、とても心配そうに尋ねた。そんな母に、葵は、

「大丈夫だよ、新聞取ってくるね!」 と、笑ってみせた。母はうん、と頷いた。

(確かに、最近あの夢をよく見るようになったな、てゆうか、毎日?その度にうなされて、母に起こされる、何なんだろうか)

葵は色々と、考えながら、玄関のドアを開けて、外へ出た。葵が外へ出た時、丁度配達人が来ていて、直接新聞を、受け取った。葵は腕と背中でドアをこじ開け、家へ入った。

「今日は、やけに多いな。この白い封筒・・・私宛だ。誰からだろう」

葵は、白い封筒以外、机の上に置き、封筒を持って、トイレへ行き、そおっと封筒を開けた。

「えっと、何々?『葵様、私、葵様に、つかえさせていただきます、敦士あつしと申します。

突然なことではありますが、只今、葵様は【井上葵】ですが、15歳の誕生日、葵様は【浜崎葵】

になります。そして、浜崎財閥を継ぐために、1から学ぶことになります。その訳は、井上冴子様から、お聴きいただくよう、お願い致します。』って、何これ」

葵は、死んだ魚のような目をして、トイレから出た。 ゆっくりと、リビングまで歩いた。

リビングについた葵は、床へ座り込み、泣き叫んでいた。そんな葵に来がついた母は、

「どうしたの、速く支度しなさい」

と笑いながら言った。葵は泣きながら

「私、ママの子だよね?井上葵だよね?」

と、尋ねた。母は目を丸くして答えた。

「ちがうわ、貴方は、15年間だけ井上葵、貴方は養子なの。浜崎由香梨、私の姉の子よ。私は、小さい頃、ある事件に巻き込まれて、赤ちゃんを産めなくなったの、それで、財閥はー。」

母は、話を辞めた。葵も、母も、それっきり一言も喋らなかった。

「……。さよなら…まま」

これが葵が母へ言った最後の言葉だった。葵は、学校のかばんを持ち、ドアを開けて、家を出た。家の門の前に、1台の黒い車が止まっていた。その車は、葵を迎えに来たと、一目で分かった。何故なら、車の前に、執事らしき人が立っていたからだ。葵が歩き出すと、その男の人は、車の後ろドアを開けた。

「葵様、私、塚本敦士でございます。葵様、車へお乗りください。時間がありませんので」

と、丁寧に言った。葵は頷き車へ乗った。その時にはもう。母はいなかった。

「葵様、これからお屋敷に向かいます。少々時間がかかりますので、ごゆっくりくつろいでください」

と、敦士は言い、葵は、はい、と答えた。

葵は、不思議そうな顔で、敦士を見ていた。敦士は

「何でしょうか葵様」

と、笑いながら聞いてきた。葵は、

「いや、貴方、若いよね、と思って…」

と、言った。敦士は

「私、葵様と、2つ上の歳でごさいます」

と、答えてくれた。葵は、ますますびっくりして、固まっていた。そんな話を続けていると、敦士は

「そろそろでございます」

と言った、葵は少し気になり、窓の外を見ていた。

「すごく大きなお家」

「隣の、櫻井様のお屋敷でございます」

葵は、その敦士の言葉にびっくりした。

「葵様、口に出ていましたよ」

と、敦士が笑いながら言った。葵は、顔を赤く染め、下を向いた。

(そっか、声に出しちゃったんだ、びっくりした)

「葵様付きますよ」

と、敦士がいうと、葵は、もう一度窓の外を見た。そこには、大きな玄関だと思われるドアがあり、そのそばには、メイドさんとか、コックさんなどか出迎えてくれた。その、隣に、きれいな黒髪の女の人がいた。

「葵様、あちらが奥様でございます」

敦士がそう言いながら、車のドアを開けてくれた。

「あ…ありがとう」

葵はなれないことに、たくさん驚かされながらも、お屋敷へついた。

「葵様、お帰りなさいませ、葵様の帰りを楽しみにしていました」

と、メイドさんたちがいい、コックさんたちは、

「葵様、もうすでに、お昼の支度は住んでおりますよ」

と、笑って迎えてくれた。その隣にいた、きれいな女の人が、

「葵、よく帰って来たわね」

と、笑ってくるれた。

(これが、私の新しいお母さん…ままに、似ていない)

「…よろしくおねがいします」

と、葵は固苦しく頭を下げて、言った。みんなはびっくりし、

「葵、そんなに固くならなくていいのよ、これから、親子なのだから」

と、母が笑ってくれた。コックさんが、

「外もどうかと思うし、中へ入りましょうか」

と、言ってくれた。蒼達は、大きなドアの下を通り、お屋敷の中へ入った。お屋敷の中は、広く、階段も大きかった。よく見ると、いや、見なくとも、犬やら猫やら鳥やら、たくさんの動物がいた。

家の中は白と黒で統一されていた。呆然とする葵に敦士は

「葵様、まずは葵様のお部屋へ行きましょうか、お荷物は私がお持ちいたしますので」

と言い、葵は

「あ!はい…荷物は、自分で持ちますから、ありがとうございます」

と笑って言った。笑った葵を見て敦士は少し安心していたような気がする。

「葵様、葵様のお部屋は、この階段を上がって、廊下ろ歩き、一番端の部屋だそうです」

と、敦士が言った。葵は、はい、と頷き、敦士と歩き出した。

「本当に広いお屋敷だよね」

と、笑いながら葵は言った。部屋の前へ来ると敦士が

「ここですね、ではお入りください」

と、言いながら部屋のドアを開けた。

「ど…どうしてここだけ、ピンクまみれなの!」

と、叫んでしまい、敦士は、驚いた顔で葵を見ていた。葵は、また、赤くなり下を向いた。

「すみません、少しびっくりしてしまって…。葵様、下で皆様がお待ちしていますのでお荷物を置きましたら、大広間へ向かいましょう」

と、敦士が切り替え言った。葵は、そうか、と言い、急いで大広間まで向かった。大広間には、すでに料理のセッティングがされてあり、みんなが座っていた。

「ごめんなさい、待たせてしまいました」

葵は、申し訳ない顔をしながら、椅子へ座った。

「それじゃぁ、葵が帰ってきたお祝いをしましょ」

母がそう言うと、みんな、ワイングラスを持ち、

「それでは行きます、葵が帰ってきたことにカンパ~イ」

「カンパイ」

みんな、グラスを前に出し、カンパイした。これから、葵は、葵様へと変わっていくのだった。

この小説は、授業中思いついたので構成はめちゃくちゃですが、頑張ったです。

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