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ラストラブ  作者: BerryLuna
4/4

絶望

ずっと一緒にいようー


彼の言葉が頭から離れない。

夢のようだった。

たっくんと一緒になれた。それだけがうれしくて。。。


二日後、私は病院に入院した。

そして苦しい治療が始まるー


莉「うっ、あっ、うっぐ!」


看「小島さん大丈夫ですか?」


莉「っはい。。。うぁ、がっ、ふう、あっ、ぐっ!」


私は抗がん剤で治療をしている。

でも抗がん剤はすごくつらかった。


食欲は減り、毎日のように吐き体重は前より10kgぐらい落ちて、私の自慢だった長い髪は抜け落ちていくー

私は疲れにより歩けなくなり、寝たっきりか車いす。


でも、たっくんやハルがお見舞いに来てくれると、笑顔になれる。

私を乗っけた車いすを押して、昔とかわらず笑って話せると、病気の事を忘れることが出来た。


竜「なぁ莉子。」


莉「なぁに?」


竜「オレ、バスケのボールあるけど久しぶりにやる?」


莉「えっ、いいの?」


竜「あぁ、わざわざお前のために持ってきたしな。」


たっくんは笑顔で言った。

たっくんのその小さなやさしさがすごくうれしかった。


2人で外にでてバスケを始めた


竜「ほら、じゃオレに投げてみ。キャッチしてやるから。」


莉「うん。」


私はボールをギュっと持ち、思いっきりなげた。


どん


ボールはまったく飛ばず、私の目の前で落ちた。

私はボールを投げるのが得意だった。

けど、今はだだ私の目の前で落ち、たっくんのほうにはまったく届かなかった。

目の前が暗くなった。

今までずっとやって来たバスケがもうできない。

とても苦しい現実だった。


竜「莉子。。。」


たっくんは悲しい顔でぽつりと言った。


莉「ううん。いいよ。もう私はバスケが出来ないって言うことなんだから。これが現実なんだよ。」


私はもう泣きそうだった。

大好きだったバスケ。

みんながいてくれたからできた。

なのにー


莉「ねぇ、今日はもうゆっくりしたい。今日はもう一人にさせて。ごめんねたっくん。」


竜「いいよ。今日はゆっくりしな。部屋まで一緒に行くよ。」


莉「ありがとう。」


たっくんが帰った後、私はずっと泣いた。

いつか私の大事な物はなくなる。

恋も友情も家族も、すべてー



一週間ずっとたっくんはこなかった。ハルは今部活の仕事でこれないし、私は病室で一人。

髪もすっかり抜け落ち無くなり、バンダナをつけるようになった。


たっくん。。。

たっくんに会いたい。

でもこんな姿をたっくんに見せられない。。。

髪が無いこんなひどい姿の私を。

もし私が病気ではなかったら、っといつも考えてしまう。

その病気では無い夢の自分は笑顔でたっくんと一緒にいる。

現実は笑っている余裕も無かった。


ガラガラ


私の病室のドアが開いた。

だるい体を動かしドアを見ると、そこにはたっくんがいた。


莉「たっくん。。。」


竜「。。。莉子。。。」


私を見たたっくんは少しショックな顔をした。

でもそれは当たり前だろう。

だって私の髪の毛は無くなってて、顔には色は無く、明らかに健康で大丈夫な姿じゃなっかたからだ。


莉「。。。気持ち悪いでしょ?こんな私。別れたいでしょ?」


竜「全然。莉子は莉子だし。どういう姿だろうとオレはお前の事がー」


莉「なんでそんなに優しくしてくれるの?」

私は少し声を大きくして言った。


竜「それはオレがお前の事を愛ー」


莉「私はもう昔の自分には戻れないんだよ!?ボールもなげられない。。。私がたっくんの横にいても面倒なだけで、私よりましな女の子がいー」


バッ


たっくんに抱きしめられた。

腕に力がすごく入ってて、少し痛かった。


莉「い、痛いよたっくん。。。」


竜「お前本気でそんなこと思ってんのか?オレはずっとお前だけを愛す。言っただろう?ずっと一緒にいようってー」


そのままたっくんは私をずっと抱きしめ、泣いていたようだった。


莉「たっくん。。。」


私の呼びかけでたっくんの顔が私のほうを向いた。

そしていつの間にか顔が近ずき、私の唇がたっくんのと触れた。熱くて、溶けるぐらい甘くて。

夢中にキスした。

たっくんの前髪が私の頬に触れてくすぐったい。


莉「たっー」

唇が離れたと同時にたっくんの名前を言おうと思ったら止められて、


竜「これからはたっくんじゃなくて竜海って呼べ。」


莉「えっ。。。」


私は驚いた顔をしてたっくんを見ると、たっくんは顔がすごく赤くなってて、愛しく思えた。


莉「竜。。。海。。。」

顔を赤かくし彼の名前を言う。


竜「そう。竜海。」


とびっきりの笑顔で私にささやいた竜海。

うれしかった。

時が止まってほしかった。でもこのような幸せは永遠では無いと後で知ることになるー


何かと忙しくて更新が出来ない。。。∑( ̄∆ ̄;)

てか、私の小説ひどい。ひどすぎる!


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