難多き成人期3

第八章 英語の仕事に就く

　ついに私は英語の仕事に就くことができた。在宅で英文校正を行う仕事である。2次まであるはずのトライアルテストを1次のみで合格し、採用してもらえた。

　その仕事では、単に英文校正を行うだけでなく、なぜそのように直したか説明できなければいけない。それなので、最近私は日本語で書かれた英文法の本をたくさん勉強している。

　滑り出しは順調で、担当した案件についてお客様から高い評価を頂いている。この調子で頑張っていきたいなと思う。英語の勉強は医学の勉強と比べて、私にとっては怖くないし楽しいので、転職できて良かったし、採用してもらえたことにとても感謝している。