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難多き成人期3  作者: レモン
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第十章 指定医合格、妊娠、専門医合格!

 仕事をやめて、翌年の9月に私は指定医の口頭試問を受けた。たくさん勉強して準備していったので、比較的良く答えることができた。前日に親と電話していて、父が「良く勉強頑張ったね」と言い、母が「うまくいくようにお祈りしているね」と言ってくれたのが嬉しかった。

 11月に合格通知が届いた。飛び上がりたい程嬉しかった。少し自信がついたし、安心することもできた。


 指定医の口頭試問の1ヶ月後の10月に妊娠していることが分かった。もちろんとても嬉しかったが、不安でもあった。病気の私に育児などできるのだろうか…と心配してしまう。

 しかし、育児の雑誌や本を読んだり、母親学級に参加したりして、色々と努力することで少しずつ不安は和らいできた。最近も相変わらず気分のアップダウンはあるが、それでもなるべく前向きに頑張ろうとしている。

 出産は来年の6月の予定。どんな子が生まれてくるか、楽しみである。


 指定医の合格を知った翌月の12月に私は専門医の口頭試問を受けた。今回はつわりがあったし、範囲も広かったため、落ちてしまわないか少し心配だった。

 しかし、幸いにも本番ではある程度しっかり答えることができ、比較的早いうちに合格通知が届いた。

 私はさらに嬉しかったし、前向きになれたし、自信を持つことができるようになった。将来的に育児がある程度落ち着いた時点で、指定医や専門医の資格を使って、また精神科医として頑張っていけたらいいなと思っている。

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