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第三部  僕の心臓が動いていることと、僕が狙われだしたこと    作者: 狼の土偶
第二章 え⁉ 異世界に召喚が現実にあるの?
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泰河が僕を助けること?

       4

 日曜日、悟、樹、さくら、泰河が僕の家に集まった。佐々木奈子もさくらが声を掛けたらしいが、家族との約束があるとかで来なかった。

「水瀬先輩初めまして。俺、矢口泰河です。泰河でいいんで」

 学校は、あの後休校になっている。と、言ってもたった二日間だけの話だ。

「泰河君ね、よろしく。この前、少し話をみんなから聞いたわ。この前学校を壊した敵を倒してくれたのも泰河君でしょ。ありがとう」

 さくらが「敵」とはっきり言ったことに対して、僕は少し驚いた。いや、僕自身やさくらが、以前にも言ったり思ったりしたこともあるのかもしれない———でも————。

 校舎が破壊されたときは、泰河が他の生徒とかを守ってくれたみたいだけど(泰河はその後一躍ヒーローみたいになったらしい)、爆風で割れた窓のガラスの破片とかで擦り傷程度の怪我を負った生徒や教師は複数いた。さくらも、実は少し怪我を負ったらしいが、僕がさくらの元へ行く前に、自分で怪我を治してしまったらしい。

 最近のさくらは、小さな怪我程度なら直ぐに治すことができるみたいだ。

「いや~、どんな感じか戦ってみたかったのもあるんで。こっちの世界で加護無しで俺がどれだけ戦えるのかも」


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