表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
第三部  僕の心臓が動いていることと、僕が狙われだしたこと    作者: 狼の土偶
第一章 自分でコントロールできない意識下
2/302

オリオン座

「お前たちは、随分前に、あれらの星が消えたと思っているようだな」

「えっ⁈ 違うの?」

「あれは、お前たちの目に見えた時と、大差のない時間で消えている—————」

「それは、ルオにとってとかでなくて、僕らが感じる時間で言っている?」

「当たり前だろう。だいたい、十分程度の差か」

「十分⁇ だって、太陽の表面からの光だって、地球に八分で届くのに?」

「まあ、お前たちの常識ではそうだろうな」

「それって、僕たちの常識を、当てはめるなってことだよね……………」

 ルオは、時間に干渉を受けなかった、ようなことを前に言っていた。それって、場所や空間も————ある意味、僕だって、瞬間移動ができるから、場所の、距離の干渉を受けていない————それって——————。

「時間も空間も捻じ曲げているってこと? わざわざ僕らに見せる為に?」

「捻じ曲げる————まあ、そう思うのだろうな。だが、捻じ曲げているというのは、正しくない。だが、ある意味正しくもある」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ