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精霊使いの吸血鬼  作者: ののん
本編
78/79

異世界ヴァンパイア にゅ〜♡ 【異世界編】

 邪神を倒してからの異世界でのとある日。

 街をぶらぶらとしていた時だった。


 「何あれー!」


 勇者の仄香がそう言って指を差す。


 また仄香が何か見つけたのかな。

 

 仄香の見つけたものを確認するた指を差した方向を確認する。


 「ネズミ?」


 そこにいたのは大きなネズミみたいな動物だった。


 二メートルくらいあるけど、あれネズミだよね?なんか凄い凶悪そうな目つきだけど。


 そう思っているとその巨大ネズミは近くにいた人を襲い始めた。


 「助けないと!」


 「まってお姉ちゃん!」


 人が襲われるのを見た仄香が一番にかけだして、妹の冷香がそれを追っていった。

 流石勇者、行動が早いね。


 「巫子ちゃんは行かなくていいの?」


 状況を見ていただけの私に隣にいた凪咲が声を掛けてきた。


 「うん、何で街中にモンスターがいるのかなって」


 こんな街中に突然モンスターが現れるなんておかしい。だからその原因が何か突き止めないと。

 あのネズミ一匹なら仄香と冷香の双子に任せておけば大丈夫だろうし、私は原因を考えることにする。


 「そうだね、何でだろ……」


 私の言葉に凪咲も一緒に考えてくれる。そのタイミングで私を呼ぶ声が聞こえた。


 「巫子ー!」


 「あれ、カレンどうしたの?」


 声を掛けてきたのは王女のカレンだった。


 「実は――」


 カレンの話によるとあのネズミは実験で作られたモンスターらしい。

 何でもモンスターの因子を組み合わせて作ったキメラみたいだ。


 それにしてもキメラなアニマルか。宇宙人とか出てこないよね。


 「あ、仄香ちゃんが倒したみたいだよ」


 凪咲の言葉に仄香の方を見てみるとネズミは倒れていた。ぱっと見、怪我人も居なさそう。

 よかった。

 そう思っていると。


 「くっ、一匹倒したくらいでいいきになるなよ!」


 そんな叫び声が聞こえてくる。

 まさか宇宙人……と言うわけでもなく、声の主はキメラを使った普通の人間だ。


 「残念だったね巫子ちゃん」


 「な、何が……?」


 意味の分からないことを言ってくる凪咲。

 うん、全く意味不明だね。何言ってるんだろ。凪咲ったらおかしいなー。


 「宇宙人じゃなくて、ガッカリしてるみたいだったよ」


 「し、してないから!」


 そんな訳ないじゃん。

 凪咲に心を読まれて動揺してしまう。


 「そ、ぞなことより、あれ!」


 指を差して話を変える。その先には別のキメラが複数いた。


 「結構いるね」


 複数のキメラを見ても冷静な凪咲。なんか呑気すぎない?

 そんな凪咲は置いといて、私もキメラを倒そう。


 「メタモルフォーゼ!」


 やっぱり、キメラなアニマルを倒すなら変身しないとだよね。

 吸血鬼の変身能力を駆使して、絶滅危惧種の遺伝子を撃ち込まれたあのヒロインたちをイメージして変身する。


 「異世界の未来にご奉仕するにゃん♡」


 バッチリ決めポーズを決めてからキメラを倒す。


 「お疲れ」


 そして全てのキメラを倒し、キメラを暴れさせてた宇宙人じゃない人を捕らえた。

 そこで凪咲から労いの声を掛けられる。


 「巫子ちゃん、ちょっとこっち来て」


 「ん?何?」


 労いの言葉をもらった後、凪咲に呼ばれたので近くに寄る。

 

 「これ、あげるよ」


 「え、ありがと?」


 何かと思って近づくとチョーカーを出して付けてくれた。

 え、急になに?


 「巫子ちゃんは私の吸血鬼だから」


 

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