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精霊使いの吸血鬼  作者: ののん
本編
75/79

きゅうけつきトライアングル  【異世界編】

 邪神討伐後の異世界でのとある日。

 私、王女のカレン、幼馴染の凪咲、そして双子の仄香、冷香の五人でとある森までやってきた。

 その目的はモンスター退治。最近ここらへんに強力なモンスターが出るとのことで、その退治にやってきていた。


 「それで、その巻物に封印したらいいんだよね」


 凪咲が私が手に持つ巻物を見ながら話しかけてくる。


 「うん。そうみたい」


 「今回のモンスターはかなり強力なもので、近くに村もありますの。その村に被害をださないためにも、封印という形にしたようですの」


 私の肯定に続いてカレンが補足を入れてくれる。


 「どんなに強くてもあたしたちなら余裕で倒せるのになー」


 と、仄香は少し物足りなそう。


 「お姉ちゃん、村に被害が出るかもしれないんだから我慢してね」


 「はーい」


 そんな感じで目的のモンスターを探しながら歩いて行く。


 しばらく歩いていると目的のモンスターを見つけることができた。


 「いた!あれだよね!」


 「はい、そうですの」


 カレンも頷いてくれたので、早速封印をすることにする。

 見た目は大きな白い猫で、その大きさは私たちよりもかなり大きい。化け猫みたいなやつだ。


 「それじゃあ、行ってくる」


 私の役割は巻物を持ってモンスターに近づくかかり。

 封印はカレンが何かの呪文を唱えてやってくれる。


 モンスターからの攻撃を霧化で躱していっきに懐へ飛び込む。


 巻物から強い光が放たれて、その光はやがてモンスターを包み込んでいく。

 モンスターからも強い光が放たれ、しばらくしてその姿は跡形もなく消えた。


 「よし!何事もなく終了」


 みんなの方へと歩いて戻る。

 すると何故か凪咲以外のみんながぽかんとしていた。凪咲は笑っている。

 え、なに?


 「巫子ちゃん、男の子になっちゃったの!?ぷっ」


 へ?

 驚いたように叫んだと思ったら、堪えきれずに笑ってしまう凪咲。

 男の子になった?冗談だよね?

 あのモンスター確かに妖の王みたいだったけど、流石にそれは無いよね?


 「スマホで自分を見て」


 と、凪咲がスマホ画面を向けてくる。

 そこに映るのは私。なんか男の子っぽくなってる。


 「……」


 そっと胸に手を添えてみる。

 な、無くなってる!?ぺったんこになってる!?


 「それは元からでしょ?」


 「違うよ!少しはあったよ!」




 「それで、いつ戻るのこれ?」


 「さぁ?ずっとこのままじゃない?」


 それは困る。


 「でも結構イケメンだよねー」


 驚きから復活した仄香がそんなことを言ってくる。

 うん、確かにイケメンかも。私。


 「そう……ですの」


 カレンも仄香の言葉に頷く。

 少し顔が赤いけど、この子ってメンクイだっけ?


 「変身で戻らないの?」


 凪咲が訪ねてくるが首を横に張って返す。


 「戻れない。というか、何故か能力が使えない」


 「一者に封印されたのかな?」


 「かも」




 その後、お城に戻ってからもみんなに驚かれたり、お風呂に一緒に入ってくれなかったりと色々あったけど、寝て起きたら治ってました。

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