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精霊使いの吸血鬼  作者: ののん
本編
57/79

再会

 日本に帰ってきてとある日、今日は双子ぼ仄香と冷香の家に遊びに行くことになった。


 「そういえば、初めてだっけ?」


 今日、仄香たちの家に行くのはいつのもの仲良し五人組の私、カレン、凪咲。

 私たち三人とも二人の行くのは初めてである。


 「ワタクシ、お友達のおうちに行くなんてめったにありませんでしたから、楽しみですの」


 ウキウキとしたように話すカレン。

 

 「でも、カレンちゃんは巫子ちゃんと一緒に暮らしてるんだし、いつも友達の家に遊びに行っているようなもんじゃないの?」


 「巫子は、友達ですけど…‥友達じゃないと言うか…‥」


 凪咲の疑問にカレンガ顔を赤くして俯いてしまった。

 

 そんな他愛のない会話をしながら歩いていると、二人の家に着いた。






 「ただいまー!」

 「ただいま」


 「おぉ、おかえり」


 玄関の扉を開け元気に挨拶をした双子の二人に挨拶が返ってきた。

 私たちもそれぞれ「お邪魔します」と言いながら家に入り、二人のお父さんらしき人に挨拶する。


 「二人の友達か?

 初めまして、二人の父です」


 仄香たちのお父さんはずいぶんと優しそうな人でにっこりと微笑みながら挨拶してくれた。

 私たちも挨拶しようと思ったんだけど、何故か私の方をじっと見てくる双子父。


 「…‥もしかして、巫子、お姉ちゃん…‥?」


 「え?あっ、はい」


 突然名前を呼ばれたので驚いた。

 でも、誰だろ?

 全然思い出せない…‥。


 「僕ですよ・子供の頃よく遊んでもらった。隣に住んでた修二です」


 修二…‥・

 あっ!あの子か!

 20年以上前のことだし、彼もすっかり大人になってて全然気づかなかった。

 

 そっか。あの子か。

 昔はとっても可愛いかったなぁ。


 「お父さん、知り合いなの!?」

 

 私たちの会話を聞いていた仄香が興味津々と言った様子で父親に質問する。

 

 「あぁ。小さいころよく遊んでもらったんだ」






 それから改めて全員修二と挨拶をかわし、私は今、仄香に小さい頃の修二のことを訪ねられている。


 「それでそれで?小さい頃のお父さんって、どんな子だった?」


 「仄香!そんなことはどうでもいいだろ!」

 

 仄香の質問を聞いた修二が恥ずかしそうに仄香を叱る。

 だから私もニヤリと笑って話すことにした。


 「小さい頃は凄く可愛いかったんだよー。

 巫子お姉ちゃん。巫子お姉ちゃんって」


 「や、辞めてください!」


 私が答えると慌てて止めてくる修二。


 「しかもー、大きくなったら私と結婚するって言ってたの」


 「だ、だから辞めてくださいよ…‥」


 顔を真っ赤にさせる修二。

 そんな父親を見て仄香も「お父さん可愛いー」とテンションが凄く上がっている。



 まさか仄香たちの父親が昔よく遊んでいた子だったのは凄く驚いたな。


 それからも色々と私は修二から話を聞いたりをして楽しい時間を送った。 

 

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