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精霊使いの吸血鬼  作者: ののん
本編
18/79

学園トーナメント 仄香vsティナ  【異世界編】

 今日はとある学園でトーナメントが行をれる。

 そのトーナメントに私と仄香が出場することになった。

 私たちが召喚されたくにで学園トーナメントが行われると聞いた私たちは出場したいといったところ、許可を貰ったので出場することになったのふだ。

 他の皆も誘われたのだが出場したいと言ったのは私と仄香だけで二人で参加することになった。

 

 そして今からそのトーナメントの準決勝が行われる。

 もちろん仄香と私もここまで勝ち進んで来ていてこれから戦う所だ。

 これまでの準決勝までの戦いは省略する。

 私も仄香も余裕をもって倒せたからね。






 今から戦うのは仄香と学園の生徒のティナという少女。

 都市は大体同じくらいに見えるので15歳くらいだろうか。

 杖を構えているので恐らく魔法使いだろう。

 これは今までと同じく仄香が瞬殺して終わるかな?

 魔法使いの場合、詠唱をしないと攻撃が出来ないので戦士のような相手にはどうしても遅れをとってしまう。

 相手との距離が離れていれば、そうはならないだろうけど、二人の距離は10メートル程しか離れていないので魔法使いには不利だ。


 「そででは、はじめ!」


 審判の合図で試合が開始する。

 そしてその合図を聞いた仄香がティナに向かって真っすぐに突撃した。

 今までの魔法使い相手の試合でも、仄香はこのパターンで勝ってきている。


 しかし、今回はそうはならなかった。

 ティナが詠唱の速い魔法で自分と仄香の間に壁を作った。


 このパターンも仄香はすでに体験済みで高速で回り込んで攻撃をしようとする。

 その瞬間、舞台全体を覆うように突如として霧が現れた。

 この霧はティナが魔法で発生させたものだ。


 「ど、どこ!?」


 霧の中仄香が暴れているのが分かる。


 そしてしばらくして、霧が晴れ、二人の姿が現れた。


 「そこか!?」


 姿の確認できたティナの方に突っ込んでいき剣を振るう仄香。

 しかし、剣の当たったティナは霧のように消えて姿を消した。

 

 「あれ!?なんで!?」


 仄香が動揺して辺りをキョロキョロとしている。


 今切ったティナは幻影で本人はどこかに消えたようだ。

 さっきの霧は「ミスとイリュージョン」という魔法らしい。

 長い詠唱を仄香が壁を回り込んでいる間に完成させていた。

 ちなみに何故私が魔法の名前を知っているのかと言うと、私がとても耳がいいからだ。

 ティナが発動の言葉を言ったのが聞こえてきた。


 そんな「ミスとイリュージョン」だけど、恐らくは霧を活性させ幻影を作る魔法だろう。

 魔法名も「ミストイリュージョン」だし。

 そしてその魔法で出した幻影をさっき仄香が切ったということだ。


 今ティナの姿が見えないのも「ミストイリュージョン」の効果だと思う。


 「何処に消えたー!」


 さっきから仄香が姿の消えたティナを探して、舞台上を剣を振り回しながら駆けまわっている。

 だけどそれでは絶対にティナに攻撃は当たらない。

 何故なら彼女が今いるのは恐らく空の上だからだ。


 霧が晴れる直前「フライ」という言葉が小さくだが聞こえてきた。

 私の耳でも本当に小さくしか聞こえなかったので、聞こえた人は私以外に居ないと思う。


 そんな「フライ」の魔法で空中に避難したティナには、地上で剣を振り回していても、どうあっても剣は当たらないのだ。


 「ねえ冷香。ティナはミストイリュージョンっていう魔法で姿を消してるみたいだけど、見えるようする方法とか知らない?」


 私たちの中で一番魔法に詳しい冷香に訊いてみる。

 もしかしたら彼女ならば何か姿を確認する魔法なんかを知っているかもしれない。


 「ミストイリュージョン?

 ごめんね。そんな魔法、私は知らない。

 ティナさんが消えてるのって、その魔法なの?」


 そっか知らないか。

 冷香が知らないのなら私たちの中で知っている人は恐らくいないだろう。


 見えるかと思って試しに特殊能力である精霊視を発動させてみたけど、当然のように見えない。

 精霊視は精霊を見るためのものだから当たり前だ。


 それじゃあ見る方法がないからこのまま見てるしかないのかな?

 そんなことを考えていると一つ思いついた。


 『ねえ、メフィスト。あなたになら見える』


 メフィストは私と契約する邪神の魂そのものの邪精霊。

 そんな彼女か割と何でもできてしまうので心の中で訊いてみる。


 『ふんっ!当たり前だ!

 あの程度の魔法、我になら簡単に見える!』


 おー。

 流石、メフィスト。

 メフィストは大抵のこと何でも出来てしまうからすごい。まるでチートだ。

 私たちよりも、異世界召喚された主人公みたい。


 『じゃあ、私にも見えるように出来ないかな?』


 『それも余裕だじぇど、何で我がそんなことをしなくちゃいけないの』


 やっぱり素直にはお願いを聞いてくれないか。

 まぁでも、この子にお長居を聞いてもらうのは、割と簡単だ。

 この子はツンデレだからね。

 

 『じゃあ今度、添い寝とかしてあげるから』


 『!!!っな!

 そ、そんなことで、我が納得するとでも!!!

 まぁ今回だけはそれで聞いてやってもいいけど!!!

 けど、勘違いしないでね!我は別に添い寝とかしてほしいわけじゃないんだから!!!』


 何とも分かりやすいツンデレ。

 だけどメフィストのこういう所が本当に可愛い。


 『ありがとう』


 『ふんっ』


 ぷいっと、顔をそらすメフィストが目に浮かぶようだ。

 それを想像すると、そんなメフィストも可愛いと思ってしまう。


 


 どういう仕組みかは分からにが、ティナの姿が見えるようになった。

 仄香は今も剣を振り回して部隊を駆け回っている。


 そんなティナが魔法を放った。

 だが、その放たれた火の玉は仄香のいない方向見向かっていく。

 そして、、火の玉が地面に衝突しようとした直後、軌道を変え仄香の方へ向かっていく。


 「そこか!?」


 火の玉を避けた仄香が、火の玉の飛んできて方向に駆けて剣を振るう。

 飛んできた方向とは急に軌道を変えた地点で、決して空ではない。


 近くにいた冷香に訊いたのだが、どうやら急に火の玉が現れたように見えたとか。それも軌道を変えた地点で。


 これは自分が空に居ると分からせないための方法だろう。 

 

 簡単に交わされると分かったティナは今度は複数魔法を放つ。

 それらは全て違う方向から仄香へと向かって行く。


 「そんなの当たらないよ…‥って、うわ!」


 三発ほど魔法を躱した仄香だったが、後ろから来た魔法に当たってしまう。


 「えっ!何でお姉ちゃん飛んだの!」


 驚いてる冷香の反応が気になったので訊いてみたところ、仄香の後ろから飛んできた魔法は見えなかったらしい。


 成程。複数の中に一つ、見えない攻撃を隠して避けたれないようにしたのか。

 これはほ仄香の負けかもしれないね。





 「あーもー!あたしの負けー!

 見えないとこから、攻撃とかずるいー!

 こんなの勝てるわけないー!」


 先ほどの見えない攻撃を数回受けた仄香は敗北の宣言輪した。

 その言葉を聞いた審判がティナのしょりと告げる。


 「「「「「おーーーーー!」」」」」


 会場は大いに盛り上がる。

 誰もが勇者である仄香が勝人思っていたがそうはならず、まさかの学園の生徒が勝ったからだろう。

 会場中から「まさか勇者様が負けるなんて」と声が聞こえてきて、皆盛り上がってる。


 特に学園の生徒たちの盛り上がりが凄い。

 皆口々に「流石ティナさーん」と叫んでいる。


 そして仄香が悔しそうに私たちの元まで戻ってくる。


 「う~。負けた~!悔し~!」


 泣きながら冷香に抱き着く。


 「よしよし。泣かないでお姉ちゃん。惜しかったよ」


 そんあ仄香を慰める冷香。


 「ミコ~!次勝手あたしの仇とって~!」


 「うん。任せといて!次も勝って、絶対に仄香の仇取るから!」


 そう意気込んで、私は舞台へと向かった。

次回に続きます

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