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精霊使いの吸血鬼  作者: ののん
本編
14/79

吸血鬼の霊力は万能です 【異世界編】

 邪神討伐後のとある日。お城に居た私たち。その時城内が騒がしくなった。


 「どうしたんだろうね」


 何か大変なことがあったのではないかと話だし私たち。

 

 「何かあったの?」


 発していた兵士の一人を捕まえて訊いてみた。


 「それが、モンスターの討伐に行った騎士団が帰ってきたのですが、皆大怪我を追っていて」


 忙しいだろうに詳しく説明してくれる兵士。

 こういうイベントが発生したときには説明役のキャラが登場するのは物語では定番だけど現実でもそうなのかな。


 「怪我をしている人たちはどこでづか!

 私も手伝います!」


 聖女である上田先生が兵士の人についていった。


 「私たちも行こう」


 先生に続いて凪咲っも駆けていく。

 ダンジョン攻略では彼女も回復やバフをしていたから先生を手伝うつもりなのだろう。

 そんな凪咲に冷香もついていく。

 魔法全般が使える彼女も先生を手伝うつもりのようだ。


 「あたしたちはどうする?」


 私と仄香は回復があまり得意ではないのでどうしようか迷ったが、別に回復魔法が使えなくても包帯を巻くなどできることはあるだろうから行くことにした。






 「これは…‥酷い」


 けがをした人たちの運ばれてきた場所に来て、その惨状を見た凪咲がぽつりと呟いた。

 彼女の言った通り酷い有様で中には腕や足の無くなっている人までいる。


 酷い状態なのは分かってる。分かってるんだけど…‥


 「ごくり」


 「どうしたの巫子ちゃん」


 思わず喉を鳴らしてしまった私に首を傾げる凪咲。

 みんなが危ない状態なのはわかっては居るんだけど吸血鬼の本能で大量の血の匂いを嗅いでしまい喉が渇いてきてしまった。


 「まさか、欲情してる?」


 「だって、こんなに血の実老いを嗅いじゃったから本能で仕方ないんだよ」


 本当に、本能とはいえこんな状況で欲情するなんて自分ながら困ったやつだ。

 それからもう一つ場違いなことが脳裏によぎった。


 この状況どっかでみたことあるような。







 「聖jp様!こちらもお願いします!」


 上田先生によって次々と危険な状態だった人も安全なところまで持っていかれる。

 腕がなくなっている人の腕を治した時は周りからすごい感性が上がった。


 さっきどこかで見たような光景だと思ったけど、とある聖女と同じ状況になっていると気づいた。


 「もしかして。先生の魔法も1.5倍?」


 凪咲もさっきまで回復魔法を一生懸命かけていたのだが、ある程度状況も落ち着いてきて冗談を居wるようになったのだろう。

 ちなみに先生の魔法効果が本当に1.5倍というわけではない。

 確かに特殊能力により聖属性系の魔法は強化されるが全ての魔法が対象ではないのだ。 


 「聖女様!」


 次々と治療をしていた先生だったが、あまりにも数が多く魔力切れで倒れてしまう。


 「まだ、怪我人が、」


 休むように言うう兵士にまだ続けるという先生だが気力もつき意識を失ってしまった。


 「せんせー!」


 すぐさま仄かおりが駆け寄って先生を抱えてベットにねかせる。


 「聖ちゃんがんばりすぎだよね」


 「うん。でもそのおかげでたくさんの人が助かったよ」


 もし先生が居なければ死人も卓さ出ていたかもしれない。

 先生はまだ怪我人がいると言っていたけどノッコている人は殆どが継承の人ばかりなのでもう安心だ。

 そう思って安どのため息をついたのだが最悪の報告が届いた。


 「他の騎士団も大怪我をおったそうだ!」


 モンスター討伐にいっていた騎士団はほかにもあったらしく、さらにはそこもかなり酷い状況になってるらしい。


 「どうする?私ももう魔力ないけど」


 みんな魔力は尽きかけている。


 「私のお任せを」


 声をかけてきたのはエルフさんだった。

 エルフは精霊術にたけていて、私も精霊のことについていろいろとお世話になったひとだ。


 「精霊術には回復のすべもあるのです」


 そう言って詠唱を始めるエルフさん。

 特殊能力の精霊視を発動させえて見て見ると彼女の周りに微精霊が集まって来ていた。


 運ばれてきた怪我人たちがエルフさんの精霊術で治っていく。

 それなら私も手伝える。

 エルフさんの詠唱に合わせて私も詠唱して精霊仏を使う。

 しかし構成が甘いのかエルフさんよりも霊力が高いはずなの私の精霊術はエルフさんに比べて少ししか治せていなかった。


 「やっぱり精霊術って難しい」


 このままだと役に立てないので契約している精霊に力を貸してもらうことにする。


 「メフィスト。手伝って」


 彼女は私と契約する邪精霊。

 本来精霊は自身の属性の術しか使えないのだが邪神の魂であるメフィストは例外でどんな術でも使えるのだ。


 「なんで我が巫子なんかを手伝わないといけないんだ。

 まあどうしてもと言うなら手伝ってやらんこともないが」


 「どうしてもお願い」と頼むと「別に巫子のためじゃないから!今回だけだから!」と手伝ってくれるメフィスト。

 いつも通りツンデレで可愛い。


 「巫子に感謝するんだな。巫子の頼みだからお前たちを助けてやる」


 私が構築した術式にメフィストが介入したとたん私の輪真理にすごい数の微精霊が集まって来た。


 「すごい…‥」


 この光景を見たエル寸が声を漏らす。

 私も驚いた。まさかメフィストがこんなにすごいとは。


 メフィストの方を見ると「巫子のためじゃないから!」とさっき自分が言ったことを思い出したのか頬を赤くしてそっぽを向かれてしまった。

 こういうところも可愛い。


 「エルフさん、どうしたの?」


 驚いて固まってしまったエルフさんだが、微精霊の見えないみんなが不思議そうにしている。


 術が発動し飢餓をしていた人たちのケガが見る見るうちに治っていった。

 

 「ありがと。メフィスト」


 お礼に頭を撫でって上げると湯気が上がりそうねくらい真っ赤になって「ふん」と言って消えてしまった。


 メフィストと契約すれば誰でもこんなすごいことができると思ったんだけど、それはむりらしい。

 そもそも邪精霊であるメフィストと軽ysくした時点で寿命を全部吸われて住まうらしいのだ。

 エルフなどの長命主でももって数日らしい。

 それだったらその間に使えるんじゃとも思ったがメフィストを介しての精霊術の使用は寿命まで持っていかれる上に大量の霊力が必要なんだとか。

 

 「まー寿命とかが大丈夫でもあの子が巫子ちゃん以外と契約するとは思えないけどね」


 確かにそうかもしれないけど、そう考えると照れる。



 追記

 メフィストに協力してもらった時の精霊術は1.5倍どころではなく15倍を遥かに超えるらしいです。

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