銭湯
お風呂時間
入浴場に案内された四人は、アンドラとクリスタに入りかたを教えてもらって入ります。
カ(まるで銭湯だなぁ)
ミ(そうだね~若干温泉が混じってるような気がするかなぁ?)
カ(風呂に入れるのなら、何だっていいや~)
チ(ケイコちゃん背中洗ってほしいな~)
ケ(何で?)
チ(手が届かないよ~)
ケ(体固いもんな~チヒロは~)
今まで無言だった四人はお風呂効果でリフレッシュされたのかいつもの調子を取り戻しつつあったのでした。
アン【ミナミさんはお肌がツルツルですね、何かいい美容しているのですか?】
ミ(そうですね・・・ビタミンをよく取るようにしていますね)
アン【ビ・・ミン?聞き慣れない言葉ですね?】
ミ(すいません、えっと果物や野菜やお肉をバランスよく食べることですね)
アン【バン・・ス?難しい言葉ですね?】
ミ(えっとえっとえっとですね)
カ(まー要するにうまい具合に食事をしろってことだろ?)
ミ(そっそうなんでんす!)
アン【そうなのですか、あちらの世界には難しい言葉がいっぱいあるのですね】
ミ(すっすいません、ちゃんと説明出来なくてすいません!)
クリ【あーアンドラ、ミナミちゃんいじめてる、いっけないんだ!】
アン【いじめていませんよ!ミナミさんお気になさらずに、また今度色々教えて下さいまし、あなた方の世界に興味津々なのですから!】
ミ(はい、お願いします。)
興味津々なアンドラ、乙女の探求は止まりません!
チ(そういえば、カオルって刺青入れてたっけ?)
カ(へっ?入れてないけど?)
チ(えっ?ここにあるよ?)
カ(はっ?えっどこ?)
ケ(あっここにあるよ背中の左肩辺りにこう龍の刺青が・・・)
カ(見えない!ミナミ見てくれ!)
ミ(えっとですね、今から指でなぞるからそれで分かるかな?)
カ(頼む!)
ミナミがカオルの背中の左肩辺りにある龍の刺青をなぞる
カ(えぅあーうん?)
ミ(どう?分かった?)
カ(うん?なんとなく)
みんなが固唾を飲んで見守っているとよく分からない返事を返すカオルしかし
クリ【あっーーまっって!その模様は英雄図鑑で見たことがある!】
アン【クリスタ!?それは本当なの!?】
クリ【本当だよ!確か三代前の勇者様の腕にあった模様と一緒だよ!スゴイスゴイ!】
カ(へえーそうなんだー何かテンプレな展開だなぁー)
ミ(その人どんな人なの?クリスタさん?)
クリ【えっとねぇー確か破壊神って呼ばれていてね、気に入らない事があったら何でも壊してしまう、って言われていてね、女子供には優しい人って確かかいてあったよ?】
カ(その英雄図鑑書いた奴殴りてー!)
ケ(ハハハハッ、まさしくカオルにぴったりだねwww!)
カ(ケイコおまぁ・・・喧嘩売ってんるのかぁ?)
ケ(いいけど?明日でいいかな?)
カ(いいぞ!買ってくれるのなら!)
二人が殺気と殺気のぶつけ合いしていると、ガタガタ震えながな二人の関係が気になるアンドラ
アン【あっあのお二人はどういう関係なのですか?】
チ(アンドラちゃん今はそっとしておいてあげて?おねがい)
アン【えっとはい・・・】
ミ(二人とも今日はこの辺にしておいて、じゃないと怒るよ?)
カ(ちっ!)
ケ(ふん!)
幸いミナミが止めてくれたのでその場は何とか収まりましたが、素っ裸でなしているんだと!後から入ってきた騎士見習いの先輩に追い出されました。
クリ【アンドラ私何か不味いことでもしたのかな?】
アン【多分違うと思うよ・・・じゃないと今私達ここにいないと思うよ・・・】
少し疲れた顔をするアンドラとクリスタこの先二人は生き残る事ができるのでしょうか?不安が募ります・・・
早々に着替えて部屋に戻ってきた四人は寝る支度してベットに潜り込みますが
ケ(チヒロ何で下のベットにいるの?)
チ(今日だけ一緒に寝かして!おねがい!)
ケ(えーしょうがないなー今日だけだよ!)
チ(ありがとうケイコちゃん!)
ケ(明日は早いんでしょ?寝るよ?)
チ(うん、おやすみなさい!)
そして夜は明けるのでした
サッパリー
今なら書ける気がする?( ´_ゝ`)