しまった寝過ごした!
寝過ごした!(つд;*)
コンコンコンと強めのノックの音で起きたチヒロはボーとしながら扉を開けました。
チ(はーい、今開けます・・・)
ふらふらとした足取りで扉を開けた先にいたのは、先程ここに案内してくれたクリスタとアンドラでした。
クリ【ヤッホー、すごい静だけど大丈夫?】
アン【御食事に誘いにきましたけど、大丈夫ですか?】
二人が安否確認するほど顔色が優れない、チヒロ
チ(うっうん、大丈夫大丈夫少し疲れただけだから)
そう言いながら3人を起こしに回るチヒロ、起こされた3人は回らない頭で、何とか状況確認しノロノロと起きてご飯に誘ってくれた二人と一緒に食堂に向かうのでした。
クリ【四人とも凄い顔してるね、夕食食べれる?】
アン【もし食べれませんでしたら、食堂の御姉様に頼んで包んでもらいますが?】
ケ(大丈夫大丈夫、少しでもこっちの世界に慣れないとだから、大丈夫)
ミ(お気遣いありがとうございます、今は少しでも情報がほしいので、この後って確かお風呂時間でしたよね?)
アン【はい、そうですよ夕食の後一刻にお風呂に入れますが、この刻に入らないともうお風呂には入れないので、お気をつけて下さいまし。】
ミ(ありがとうございますアンドラさん)
ケ(だって、二人とも覚えておいてね、じゃないとお風呂入れないよ!)
チ(うん。)
カ(おう)
顔色が悪い二人は短い返事を返すとそのまま無言になり、真顔のまま後を着いていくのでした。
ついた先は教会のような場合で長テーブルが立て5列横5列と正方形部屋で食事がバイキング形式になっていました。
四人とアンドラとクリスタが食堂に入ると、視線が一斉に突き刺さり、固まる四人とアンドラとクリスタ
クリ【こっここが食堂です、食器はあそこの窓口にあるから、好きな物を好きなだけ食べれるよ!】
アン【クリスタはしたないですよ!もう少し落ち着きなさい!】
何とか視線を耐えたクリスタが空元気気味に、アンドラはいつものように振る舞うと
騎【クリスタがはしゃぐのも無理はない、この世界には娯楽が少ないのだ許してやってくれ】
クリスタとアンドラの横からやって来たのは、先程会った女騎士とは違う甲冑を着た女騎士が立っていました。
騎【あぁ、済まない自己紹介がまだだったね、私の名前はララティー・トゥベルだよろしくね】
爽やかな挨拶と共に周りの黄色い声が響き渡るのは、ほぼ同時でした。
ラ【ははは、済まないここにいるのも邪魔になるだろう、料理を取りながら案内しよう!】
複雑な顔をした二人と、真顔な二人と、浮かれた顔をしたクリスタとアンドラはララティーに導かれて、料理を取りに行きました。
ラ【ここの料理は絶品ばかりでな、ついつい食べ過ぎてしまうのだ】
クリ【そうなんですよ、ここの料理は絶品です!】
アン【ここの料理番は王城の料理番してた方々が作っているので、当たり外れがないのですよ】
3人が料理の取り方を教えながら取り、席に案内してくれました
アン【普段は、こんなに混んでいないのですが、今日は混んでいるのでこちらで、食べましょうか?】
案内してくれた席になぜか女騎士が座っていました
女騎士【よくきたな、食べましょうか】
その瞬間固まるクリスタとアンドラとララティー、早くしろと目が恐い女騎士、ぎこちない動きで席に座る3人といまいち把握できてない四人は急いで席に座るとまるで圧迫面接のような感じで食事を始めるのでした。
女騎士【所でまだ自己紹介していなかったね、ライン・トゥベルだ】
チ(チヒロ、皆川 千広です。)
ケ(高井 啓子)
ミ(縁 御波)
カ(塔尾 香)
ラ【チヒロ、ケイコ、ミナミ、カオルだね、よろしくね】
自己紹介が終わると凄い早さで食べ終わるライン・トゥベル
ラ【済まないね、まだ仕事が残っているんだ、美味しく食べてくれ】
颯爽と去っていくライン・トゥベル
食器を返しに行くときに、ララティーの耳に囁くと青い顔をし遠くの方を向き黄昏て項垂れるララティー・トゥベル
そんな姿を見た四人とアンドラとクリスタ何とも言い難い空気の中黙々と食べ進め食堂を後にしました。
部屋に戻ってきた四人は渡された下着と着替えを持って迎えに来てくれたクリスタとアンドラと、入浴場に向かいますが、誰も話さず無言で脱衣場に入っていきました。
次回お風呂時間
あばっばばばば
すみません!(つд;*)
いろいろ忙しくて!(;´д`)
アイディア纏めるのって難しいですね( ´_ゝ`)