ヤベーヨ
ナイスミドル
【$%%#%!?】
甲冑コスプレ?集団の中でも一際大きい体つきの男が、気絶した案内人を見るなり大きな声をあげて襲いかかって来ました。
【犯罪者が!】
チ(うわわわわ!!!)
ケ(チヒロ!!)
ミ(ちぃちゃん!)
カ(ちぃ助!)
大男はその体に似合う大きなバスターソードを振り上げてチヒロ目掛けて降り下ろしましたが、しかしバスターソードはなぜかチヒロ避けて床に突き刺さりました。
【なんだと!】
大男はもう一度チヒロにバスターソードを振り上げ斬りかかろうとしましたがびくりとも持ち上がりません。
【なんっで抜けないいんっだ!このー!】
バスターソードはそこまで深く刺さっているわけではなく力を込めれば簡単に抜けるような感じです。
【はぁーはぁークソこうなったら!】
大男は顔を真っ赤にしながら抜けないバスターソードを捨てチヒロに飛び掛かろしましたがバンッッと大きな音をたてて扉が開きました。
【止めないか!私がいつ突入しろと言った!】
ドスのきいた声で辺りを威圧しながらナイスミドルのおじ様が部屋に入ってきました。
【これはどうゆうことだ?私は陛下の勅命でにこの子達を迎えに来ただけなんだが?誰か説明しろ!】
ただでさえ怖い顔がさらに怖くなる感じで甲冑の集団を睨み付けました。するとすごすごと申し訳ない感じの細い体の甲冑姿の男が出てきて
【上官殿この者はこの案内人を攻撃しました!よって我等はこの者達を敵と見なし攻撃しました!】
その報告を聞いた上官と呼ばれたナイスミドルは細い甲冑姿の男に近寄り殴りました。
【馬鹿者!この者達は勇者様だぞ!お前たちのせいで神の幸運が受け取れなくなったらどうするんだ!】
ナイスミドルは顔を歪めながら辺りにいる甲冑集団に睨み付けました。
【申し訳ございません!】
細い甲冑の男がいきなり膝まついて許しをこう姿はまるでおとぎ話に出てくるようなシーンだなと四人は思いました、そしてナイスミドルはもう一度甲冑集団を睨み付け。
【誰の命令かは知らんが、勇者様を殺そうなどと思うなよ?】
甲冑集団にここは任せて待機所に戻るように伝えると爽やか笑顔で此方に向き直るのでした。
【すまないな!騒がしてしまって!HAHAHA!】
ケ(いえお構い無く)
なんだかんだと登場シーンが濃い人だな~とケイコは思いました。
ミ(チヒロ大丈夫ですか?)
チ((TдT = TдT))
カ(そうだよな~ミナミこれちぃに)
ミ(うん分かったわ)
カオルはハンドタオルをミナミからチヒロに渡しました。
ケ(・・・・・)
この騒ぎで空気になっていた四人は部屋の端に追いやられていましたケイコは警戒度MAXでナイスミドルのおっさんを威嚇します
ケ(おっさん何者?)
【あぁすまん!我輩の名前はビリー・カマァンーだ!怖がらせてしまってすまなかった!】
爽やかに笑うナイスミドルこの人何か黒いもの持っていそうだなと思いながら各自自己紹介をする四人は何か変な所に来てしまったと自覚しながら今後どうしようかな~と計画を立てていくのであった。
いっ異世界だと!