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第7話 魔王笑う
ムキエルの報告を受けた魔王は。
「ははは、とりあえず勇者のことは放置しても良いだろう。まぁ何度立ち上がろうとそれ以上の絶望を味あわせるだけだがな。」
魔王が一人で笑っていた。
すると「魔王様‼︎我らが魔国西のダンジョンにて侵入者ありとの情報が!!」
「西のダンジョンというと魔剣か?」
「数は四人」
「人並みでありながら魔剣に手を出すとはな。おもしろい。ははは」
「魔王様笑い事では‼︎」
「なぜ、魔剣がダンジョンにあるか分かるか、魔剣を手にした物には力の代償を支払う必要があるからだ。」
「では、どうするので?」
「まぁ様子を見ようではないか?」
「では、自分はこれにて失礼します。」
「なんだ、帰るのか。一人で見てもつまらんだろう。ゆっくりしていけばよい。えっと」
「リックです。魔王様。」
「うむ、リックよ魔剣に手を出した末路を、ゆっくりと眺めるとするか」
「…分かりました。
そして魔王は魔法を使うと、謁見の間にてダンジョン内の映像が映し出されるのであった。