幕間 新人伝令リックの憂鬱
私は魔王軍に最近入隊した名前はリックです。
ちなみに入隊の理由は、1日7時間労働で20000オウル週2日は休みが取れるとの事。
正直言ってどんなに恐ろしくても金には勝てなかった。
魔王軍には主に警備、伝令、隠密、実行、事務、特殊と色々な部隊にわかれているらしい。
なぜらしいのかは特殊部隊は見たことがないからである。先輩によると特殊部隊は一人一人が魔王といってもおかしくない恐ろしい奴らだとの事。
できれば会いたくないのが私の気持ち。
ちなみに私は伝令。主な内容は隠密や警備からえた情報を上に伝えるのが仕事である。
大抵の内容はくだらないことが多いので上に伝えた後は事務に伝えに行くだけの結構楽な仕事。
いつも昼にはミーティングがあり事前の情報共有はあったりする。
だが、たまに事務には手に負えない事つまり魔王様に報告することもある。
そしてついにきた。勇者辺境の村に現れるとの情報。
直ちに緊急ミーティングが始まり、新人の私が魔王様に報告する事に決まった。
世界が恐れる魔王に報告。
先輩方は新人は誰でも通る道だと言いますが、正直行きたくないです。
そしてついに謁見の間にて報告。
正直、魔王様は頭に二本のツノがあるだけでどこにでもいるバーコードハゲ親父がマントをまとっている感じ。
そして勇者が現れたと伝えたら、特に焦ることもなくまるでやれやれといった様子。
さすがは魔王様と思っていたら突然音もなく、角刈り髭面の大男が現れた。
まさかこれが噂の特殊部隊か‼︎ と思ったのが、どこにでいそうな酒場の親父だなと言うのが感想。ムキエルと言うらしい。
だが話を聞いてるうちに思った。なんかやべぇってさっきから魔王様と話をしている大男、ときおりこっちをチラチラ見てくる。その目つきが血走っている。ちょ〜こぇ〜。
そして話がついてムキエルが出て行く。見た目大男のオッサンがスキップしながら出て行くのは、夢にでそうだった。
そして魔王様と向き合う。
「相変わらず恐ろしいヤツよ」
そういった魔王様はマントを脱ぎ捨てた。
「え‼︎」驚く私が見たものは、マントを脱ぎ捨てた魔王様は全裸だった。
「まだ、いたか?」
確かにあのインパクトのあるムキエルと比べたら忘れられても仕方がないと思うがとりあえず
「はい、魔王様。」
「どうした?」
それはこっちが聞きたい。正直さっきからわざとか知らないがやたら足を組み替える魔王様。
思い切って聞いてみた。
「なぜ裸に?」
私が思い切って聞いてみると魔王様はおかしな事を聞くヤツだなぁと言った顔つきで「身を守る必要がないからだ。」とおっしゃった。
正直訳が分からないあとさっきから足を組み替えるのをやめろチラチラ見えてるよ子魔王が
何かを汲み取ったのか足を組み替えるのをやめそのまま開き出す魔王。
ちげぇよ!!隠せよ。
「うむ、勇者はたどり着けん。ヤツは数々の勇者を屠った強者よ」
そんな事より隠せよ。自分とこの王が全裸でいることの方が大事だ。と思うリック。
それから延々となぜか裸について熱く語る魔王。
流石にリックもオッサンの裸を見せられ続け気分が悪くなってきたので適当なところで退出する。
そして伝令部隊に戻ってきたリックに先輩が「どうだった魔王様は?」
「恐ろしかったよ。なぜ勇者が勇者って呼ばれてるのかわかる気がするよ。」
この先大丈夫ぶなのかと先のことを心配する
リックであった。