楽園から現実・・・そして
とある日、和也のバイクに乗せられてあたしは、夢の中!!
和也の、大きな背中、、、彼の体温が、、、温かい、、とても暖かい!!
幸せ!
、、、幸せ!!
すごい幸せ!!!
もう、このまま今!死んでしまってもいい!、、、、
とおもった!!、、、
バカだった!
そんな事を、
一瞬でも考えた私は、ばかだった!、、、、、
もう、、
二度と、、、
そんな、、、
ことばは、口にしません!!!
うそです!!
嘘です!、
噓です!!、
噓です!!!???
嘘です!!!!!??,,,
神様、、嘘です!?、、、
だから、、
おねがい!!、、お願いです!!!
「……和也を、、、、、和也を!!!、、、、、、返して、、ください!」
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・・、・・・!?
・・・?、、??、、あれ!?、、、あたしねていたの?、、????
ここは!?、、あたしの部屋??!!、、、、?????
あたしの、ベットの上?、、???ちがう!、、、、あれ?
ここ?、、、どこ?
頭が,痛い、、、ボーっとして、、、夢、、、見てるみたい!!
誰か人がいる!?、、、だれ?
体が動かない?、なんで!?、、、痛い!
あたしは、恐る恐る目を開いた、、、そんな??
自分の足が包帯を巻かれてつるされているのが見えた、首は横に回そうとしても動かない、コルセットで固定されている。
上半身を起こそうとすると、痛みが走る。
あたしのベットからは、何本も線が伸びていてテレビみたいなのに繋がっていた。
ポーン・ポーンと無機質な音が聞こえてきて、益々こんらんした。
まだ、現実とは思えなかった、、、
夢だ!
夢だ!
夢だ!、、???
思わず、そう叫びたかった!!、、でも、
こえがでない!?、、
こえがでない!?、、
何とか、声をだそうとおなかの息を吐き出すようにすると、、、
「あ、あ‘‘ー」と低い声が出た。
その声に、びっくりした様に背を向けていた人が振り向く、、、看護師さんだった。
「!!?」
「意識が?、、もどったの??!!」
「返事!出来る!?」
「あぁ・・」
言葉にならない声を、搾り出すとお医者さんがすぐに跳んできて、
あたしの手をとると
「握りかえして?」と言ったり、
指を目の前で左右に動かして、
「指を目で、追って!」と言いながら
いろいろなことを聞かれた。
「自分の名前は判る?」ときかれたが、、
「・・・りな・・です。」
と答えるのが精一杯で、また意識が遠のいた。