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楽園から現実・・・そして


 とある日、和也のバイクに乗せられてあたしは、夢の中!!

和也の、大きな背中、、、彼の体温が、、、温かい、、とても暖かい!!

    幸せ!

 、、、幸せ!!

 すごい幸せ!!!

もう、このまま今!死んでしまってもいい!、、、、


とおもった!!、、、


バカだった!

 そんな事を、

一瞬でも考えた私は、ばかだった!、、、、、


     もう、、

  

     二度と、、、


     そんな、、、


  ことばは、口にしません!!!


  うそです!!


  嘘です!、

  


  噓です!!、

 


  噓です!!!???

  


  嘘です!!!!!??,,,



  神様、、嘘です!?、、、



  だから、、


  おねがい!!、、お願いです!!!



 「……和也を、、、、、和也を!!!、、、、、、返して、、ください!」


    


    ***************************** 




 ・・、・・・!?


 ・・・?、、??、、あれ!?、、、あたしねていたの?、、????


 ここは!?、、あたしの部屋??!!、、、、?????


 あたしの、ベットの上?、、???ちがう!、、、、あれ?


 ここ?、、、どこ?


 頭が,痛い、、、ボーっとして、、、夢、、、見てるみたい!!


  誰か人がいる!?、、、だれ?


 体が動かない?、なんで!?、、、痛い! 

 

あたしは、恐る恐る目を開いた、、、そんな??


自分の足が包帯を巻かれてつるされているのが見えた、首は横に回そうとしても動かない、コルセットで固定されている。

 上半身を起こそうとすると、痛みが走る。

あたしのベットからは、何本も線が伸びていてテレビみたいなのに繋がっていた。

ポーン・ポーンと無機質な音が聞こえてきて、益々こんらんした。

まだ、現実とは思えなかった、、、


 夢だ!

 夢だ!

 夢だ!、、???

 思わず、そう叫びたかった!!、、でも、


こえがでない!?、、

こえがでない!?、、

何とか、声をだそうとおなかの息を吐き出すようにすると、、、


 「あ、あ‘‘ー」と低い声が出た。

その声に、びっくりした様に背を向けていた人が振り向く、、、看護師さんだった。


 「!!?」

 「意識が?、、もどったの??!!」

 「返事!出来る!?」


  「あぁ・・」

 言葉にならない声を、搾り出すとお医者さんがすぐに跳んできて、

あたしの手をとると

「握りかえして?」と言ったり、

指を目の前で左右に動かして、

「指を目で、追って!」と言いながら

いろいろなことを聞かれた。

「自分の名前は判る?」ときかれたが、、

 

「・・・りな・・です。」

と答えるのが精一杯で、また意識が遠のいた。





 


 


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