序章
初投稿なので色々見難い所があるかとおもいますがよろしくお願いいたしますj
私、秋島美緒は困っていた。
なぜ困っていたかと言うと今目の前で乱闘寸前の状態が起っていたのだ(どうもいつもの不良メンバーが転校生に因縁つけて校舎裏で絡んだようだ)
参ったな…ここは生徒会副会長の私が間()に入って仲裁するかそれとも誰かを呼んでくるか…と脳内会議していたその時絡まれていた転校生があっという間()に不良生徒をいとも容易く蹴散らしてしまった
その姿はまるでダンスでもしているかのように鮮やか()で美しかった。
「何だか歌っているみたいね」
思わず口から出たその言葉にビックリしつつ私はその転校生に声をかけた。
「いやーお見事、お見事」
「こんだけの人数を相手に一歩も退かずによく負かしたわね」
転校生は警戒しつつ私の言葉に何か言いかけたがそのまま振り返り校舎の方に戻っていった。
「ありゃりゃ何か気に障ったかしら…ま、いっか。それにしても…」
私は周りを見渡し後片付けの事に頭を悩ませた。
けどその事より頭の中で一番気になっていたのはあの転校生だった。
「何かどっかで見た事ある顔だわ うーん」
この何気ない出来事がまさかこの先待ち受ける運命への歯車を回すきっかけになるとはこの時には全く思わなかったのである。
とりあえずここまで
ロボや主人公の詳しい状況等は次回に