第07話 ドッキリ初心者
気絶したお姉さんを部屋まで運んできた俺は、
どうしても偽名を使った理由が知りたかった為、ある作戦を思いついた。
「う~ん、持ちにくい。手が痛くなるわ。そうだそうだ、グリップ付けてみるか――――おっ、いいじゃん! 手にフィットしてる。よしっ完成っと。うん良い出来だな」
俺は一人ぶつぶつ言いながら一通り準備をし終えてベッドで眠っているお姉さんの方に目を向ける。
……それにしても、こうして女の人が無防備に寝てる姿を見れるなんて、滅多にないんじゃないか?
もしかして、もしかして俺って、今もの凄くおいしい状況に出くわしてるんじゃ!?
ラッキースケベの資格がついに俺にもか?
それならちょっとだけ、ちょっとだけ添い寝ぐらいなら怒られないよな。
いや、むしろこの為に運んできたみたいな。運命は決まってるんですよね~神様! むふふふ。
…………はっ! なんか一瞬、犯罪臭が俺の心に。
いやダメだダメだ。俺はまだ五歳だ。
そんなムラムラもしてないのに、ラッキースケベになるなんてエロに対する冒涜だ!
それに罠だったらどうするんだ。ベッドに入った瞬間、はいお縄とかシャレにならんよ。
う~~~~~~ん。
でもなー。じゃあ、この神様から与えてもらったラッキーはまたいつ来るのやら。
もしかしたら十年後になるかもしれない……それでもいいのか?
――それは嫌だ!
結局、自問自答の末、俺の中の好奇心もといスケベ心が勝ってしまった。
まっ、バレたらバレたで子供という立場を使えば大丈夫か……。
それでは失礼しまーす。
くんかくんか。
あぁー、母上とはまた違ういい匂いがするなぁ。
胸は……うん、来世に期待するか。
それにベッドも柔らかいな、俺の部屋のベッドはもっと固かったような。
ふぅ。寝心地最高じゃねぇか。
…………む。横になったら眠くなってきた。
ヤバい……マブタが閉じそうだ。
ここで寝てしまったら、作戦が台無しになってしまう。
それに寝てしまうなら、もっと堪能しないとぉぉぉ。
あかん、もう限界や。マブタが重すぎる。マブタにもの凄いGが。
それから目の前が真っ暗になった。俺はどうやら睡魔に負けたようだ。
――□■□――
…………。
「ん……うーん。ふぁぁ……まだ暗いな」
ポヨン。
「ん、この柔らかい感触、わらび餅みたいな柔らかさ……いい感じだ」
もみもみと揉んでみる。
「……んっぁ……ぁ」
「おぉっ?」
あれっ、なんでお姉さんと一緒に寝てるの?
しかも俺、思い切り胸を鷲掴みしてるし。
いやぁー。それにしても、胸ってそんなに大きくなくても柔らかいんだなぁ。ちっぱいのに。
…………。
と、とりあえず離れないと誤解されてしまう。マジで逮捕されたら適わんわ。
いい匂いがして名残惜しいが仕方ない。
このわらび餅もあばよ。
「起きませんように」
ベッドで気持ち良さそうに寝ているお姉さんを見下ろしながらベッドから下りる。
そうだ思い出した、ちょっとだけ、ほんのちょっと添い寝しようとして、そのまま寝てしまったんだっけ。
うん? 待てよ。俺が寝てる間に一度起きたりしてないよな……。
まぁ大丈夫か、気持ちよさそうに寝てるし。
よしっ! このまま何事もなかったように予定通り作戦に移りますか。
――□■□――
「う……うぅん……ここは?」
朝日が少しだけ顔を出し始めた頃、ようやく目覚めるお姉さん。
「ひゃっ! オバケ!」
俺の顔を見るなりそう言った。
言われるって予想してたけど、少し傷つく。
てか、起きるの遅いな! 寝顔は可愛かったけどさ。
まだ時間があるといっても、俺も食堂での待ち合わせ時間に遅れるといけないんだよ。
えっ? 許してやれって?
しゃーないな。
その無礼は、このドッキリで許してしんぜようではないか。ハッッハハハハハ。
「目が覚めた? ようこそ死の世界へ! 私は死神である」
「えっ、死の世界? 化身?」
おもっきり宿屋だけど。
ポーカーフェイス、ポーカーフェイスっと。
死神って……鎌でも用意しておくんだった。
それに、さっきまではここのセリフ最高にイカしてると思ってたんだが、いざ言ってみると恥ずかしいな。
まぁ良い、続けるか。クライマックスには自信があるしな。
「そう残念だけど、ここにいるってことは、お姉さんは死んだんだ」
俺がそう言うと、
お姉さんは見る見るうちに顔が真っ青になって、
「私どこで死んじゃったんだろ――」と呟き、ポロポロと泣き始めた。
えぇぇっ……嘘やん。
泣くの早くない!? 今からが良いところやのに。せめて最後までやらしてくれ。
そんな俺の期待をよそに、泣き続けるお姉さん。
うぅっ。このまま続けてもいいけど泣いてる女の人に対してするのは紳士として、ちょっと気が引けるな。
俺が悪者になる前に、少し早いがネタバラしをしとくか。
まだまだ俺も仕掛け人初心者だな……。
俺は後ろに隠しておいた『ドッキリ大成功!!』の看板を泣いてるお姉さんに見せる。
ドッキリにおいて、看板は重要なアイテムだと思う。看板が無ければ只の騙しだ。
「チャッチャチャー!」
「ど、ドッキリ?」
お姉さんは、涙目のまま答えた。
そうそう、このバラされた時の反応の薄さ。
くくく。
どこの世界でもドッキリは共通だな。
「うん、騙してゴメンね」
俺は舌をぺろっと出す。
自分で言うのもなんだが……5歳児の魅力を存分に出した可愛らしい、『てへ、やっちゃったよぉ』に仕上がってると思う。
もう、不○家のペコちゃんの座は俺がもらったな。
しかし、そんな俺の姿を見ても、お姉さんからの返事はない。
ぽかんと口を開けたまま固まっている。
「お姉さん?」
呼びかけてみるが反応はなく、相変わらず口を開けたまま固まっている。
「とりあえず、口をしめなきゃハエが入るよ」
そう言って、
あごの下に手をもっていき、口を閉めさせる。
「よしっ、安心してお姉さん。コレでハエは入らないよ! お姉さんの口はハエの脅威から守られたんだ!」
「ちゃんと歯は磨いてるよ!」
と、俺の手を叩きながら言う。いいツッコミだ。
「やっと返事してくれた。どうだった?」
「どうだったって何が?」
「ドッキリの感想だよ! 怖かった?」
仕掛ける方ってマジ楽しいわ。
ほらほら、「怖かったよ。ふえーん」って言ってごらんなさい。
しかし、そんな俺の期待を遥か斜めにいく返答が返ってきた。
「ドッキリって何? そんな事より騙したのね!」
そんな馬鹿な……ドッキリを知らないだと!? 世界共通の筈じゃ……。
それに、頑張って作ったこの看板は? はい。ゴミですね。自信作だったのに。
あーあ。マジか――ドッキリを知らないのは計算外だった。
誰だよ、「ドッキリは世界共通だぜ!」とか言ってた奴。ここまで伝わってねぇよ!
ドッキリの流れに乗って、偽名の真相を訊くつもりだったのに……作戦失敗ですね。
もう、お腹の減り具合もピークに達してきたし、どうでもよくなってきたな。
「で?」
「はい?」
「で、僕が結局お姉さんを騙してましたと。それで?」
正直、俺の方が悪い気がするのだが、
いつの間にかそんな事を口にしていた。
「……え?」
お姉さんは――きょとんとした表情を浮かべたが、すぐに口をへの字に曲げる。
「そんな子供の時から人を騙してたら、碌な大人になれないよ」
ほっとけや。
「仮にお姉さんの言う通り、碌な大人になれなかったとして――それでお姉さんに何の迷惑が?」
「子供のくせに生意気だなぁ」
クレイオくんのこと、可愛いらしいと思ったのを撤回する。
お姉さんはそう言った。
そんな心の中の俺に対する評価を勝手に変えられてしまった――まあいっか。
美人に嫌われるのは悲しいが、もう会うことはないだろう。
それに腹が減ってる、このイライラをこれ以上お姉さんにあたりたくない。
「あっそうそう、部屋の鍵はそこの机の上に置いてるから。じゃっ、僕はこのへんで」
軽く手を挙げ、これ以上会話を続ける意志がないことをお姉さんに示し、扉の方へ足を踏み出した。
そろそろ食堂に行かないと俺だけ朝飯を食べ損なってしまう。
そんなことを考えながらドアノブに手を伸ばすと、
「ちょっと待ってよー」と、後ろから声がかかってきた。
勿論お姉さんである。
まだ、何か用があるのか? でもこれ以上関わっても碌な事はない。
「まだ、肝心なことを聞いてないよ」
「えっ、何?」
つい反応してしまった……。
「クレイオくんって、人間じゃないの?」
「はあ?」
思わず、そう訊き返してしまった。
人間じゃないのはお前のほうだろ。
俺は、いたって普通の人間だ。
獣耳や尻尾など生えてなどいない。
「ん? どうしたの? 正体を見破られて焦ってるのかな?」
「…………」
「ずばり、クレイオくんはオバケの仲間でしょ」
「…………」
マジカよ……まだ解決してなかったの!?
さっきのドッキリからのくだりは何だったんだ!
「残念ながら正真正銘の人間だよ」
無視して出て行っても良かったのだが、そういう誤解は早めに解くに越したことはない。
「またまたー。こればっかりは騙されないぞ! だって目とか無かったよね」
うん。間違ってないよ――間違ってないけど、何でそんな鮮明に覚えてんだ?
意識を失う直前の記憶って全て忘れてるか曖昧かっていう相場が決まってる筈じゃ……。
しかしこの場合、探りを入れてきてる可能性もある。少しでも情報を与えてしまうのは得策ではないな。もうこれは全力でとぼけるしかない!
「えぇっ! 何だって! あの時、そんな風に見てたの!? 急に僕の顔を見て気絶するから、どうしたんだろと思ってたんだよ」
「でもそれだったら、私が目が覚めた時にクレイオくんを見てオバケって言った時に何で否定しなかったの?」
ぐっ……痛いところをついてくるじゃないか。
「そんなの僕だってオバケって言われて最初は傷ついたよ! けど、お姉さんが冗談で言ってるだけなのかもしれないと思ったから、全力であわせたのに。何故か僕だけが騙してた扱い、悪者扱いになってたし……」
俺は、少し目を潤ませる。
「えっ、そうだったの……? そうとも知らないで私、ホントにごめんなさい! それにこの部屋まで運んで来てくれたのよね? お礼が遅くなったけど、ありがとうクレイオくん」
えぇぇっ! こんなので納得するの……。それにお礼まで、もしかしてアホなのか?
頭を下げるお姉さんに、少し心を痛むが、結果オーライ。部屋から出れたらなんでもオッケー。
俺は、部屋を出ようとするが、お姉さんがまたもや出口ギリギリのところで話しかけてきた。
「あっ。けど、その黄色い看板は何なの?」
うん? 首を後ろに向ける俺。
お姉さんと俺の間にしばし沈黙が続いた。
……。
しまったあぁぁぁぁっっ!
自信作の『ドッキリ看板第一号』をしまい忘れてた。俺の方がアホじゃないか!
「……あぁ、これね……これは……あれっ何であるんだろ……あっ、そうだそうだ! お姉さんを宿まで連れて帰るときに道端で拾ったんだー。ついつい惹かれちゃって。だって、この形からして格好よくない? それに、持つ所が握りやすいように配慮されてるからグリップも付いてるし。いったい誰がこんな看板を捨てたんだよ! と思ってたら、いつの間にかアイテムボックスに入れてたんだよねー。ははは、お姉さん欲しい?」
「……ふうん。いらない」
お姉さんは――なんだか少しだけ疑いの目を向けて、そう呟いた。
「じゃあ今度こそ僕はこれで。ほな、さいなら」
これ以上詮索されても面倒なので、そのまま返事も聞かずに廊下に出た。
う~ん。なんだか中途半端に逃げてきてしまったな。
まぁでも、これでも人を見る目はあるほうだと自負している。
別にこれから狙われたりすることはないと思う。少し厳しい目で見てもお姉さんは曲がりなりにも良い人だろう。
それになんたって美人だしね。美人に悪い人はいない。
それよりも、早く食堂に行かないとな――。
俺は鳴りそうなお腹を抑えながら早歩きで食堂に向かっていると後ろから、ぱたぱたと急ぐように歩いてくる足音が。
まさかね……。
俺は足を速めて廊下から階段に繋がる方向に曲がり、最近お気に入りのスキル『透明化』を全身に使い姿を消す。
すると、俺の歩く速度に合わせたように足音が速くなり、俺がいる階段の所にその足音の人物が現れた。
……。
予想通りお姉さんである。
何と、追ってきやがった。
「あれっ、いない!? そんな筈は」
そんなありきたりな言葉を口にしてをキョロキョロと周囲を見回す。
俺は素早くお姉さんの後ろに回り込み、スキルを解いて指でピストルの形を作り背中に突きつける。
「おっと動くな。手を挙げろ。おとなしくすれば、お前と仲間の命だけは助けてやる」
「仲間なんていないよ? クレイオくん」
声色を変えて言ったのに……バレてましたか。
それよりも、後ろに回り込まれてたんだよ? 消えたんだよ? もっと驚けよ。尻尾ちぎったろか。
「お姉さん、ノリが悪いよ。そんなにノリが悪かったら嫌われるよ?」
俺は諭すようにそう言った。
「えっ……それは嫌だな」
お姉さんは少しションボリした表情を俺に向ける。耳もしょぼんとしてる。
うっ可愛い。俺より年上なのになんか可愛い。
「ま、まぁ、僕の意見ってだけで一般論ではないと思うから大丈夫だよ」
「でもそれじゃあクレイオくんに嫌われちゃうよ」
おいっ、やめろやめろ。そんな顔をするな。
それにそんなセリフ……罠だ。絶対に罠だ。
「はいはい。今は置いとこうよ。とりあえず訊きたいことがあるんだけどさ――何で僕を尾けてたの?」
俺がそう訊くと、お姉さんは急に恥ずかしそうにモジモジする。
「えっとぉ……それはね、別に尾けてたって訳じゃないの。本当だから」
いやいや、めっちゃ「あれっ!? いない」って言うてましたやん。
「別に良いけどさ……。僕急ぐから、じゃあね」
これで三度目になる別れの挨拶をして、お姉さんに背を向ける。
やれやれ――。
お姉さんに構ってると思ったより時間を使ってしまうな。
俺は階段を駆け下りて食堂に入り、家族達を探す。
父上が食堂に入ってきた俺に気付いて手を振っている。
そこにいたのか。
分かってはいたがやっぱり俺が……いや、お爺さまがいないな。
ふっ、最後ではなかったか。
そんなどうでもいいレベルの低い争いを頭の中でしながら、家族が待つ席に向かった。
「おはようございます」
「おはようクレイオちゃん」
「おはようございます。お兄さま」
「おはようクレイオ。朝の鍛錬はもういいのかい?」
父上には、鍛錬に集中したいから起こしに来ないでって言ってたんだっけ。
「はい。まぁ一応」
お姉さんの部屋にいたから、
あまりちゃんとしてないんだよな……。
「クレイオちゃん、あまり無理しちゃダメよ?」
心配そうに俺を見る母上。
「ええ、分かってます」
今は無理をしてでも頑張る時期ではないしな。
コツコツと頑張るのが一番だわ。ローマは一日にしてならずってね!
そんな事を思いながら、俺は先ほど給仕さんが運んできた牛乳を一口飲んだ。
すると、それまで黙っていたララシーが口を開いた。
「ねぇ、お兄さま」
「うん? どうした」
「あの人、さっきからチラチラとお兄さまのこと見てる」
ララシーの視線を辿って後ろをゆっくり振り返ると、頭部の獣耳がピコピコと動くその人がいた。
おい。またおめぇか。
うわぁ、この状況最悪や。
家族といるときに会うことぐらい容易に想像できたはずやのに、何て説明するか考えてなかった。
「お兄さまの知り合いですか?」
一番訊いて欲しくない質問だな。
知り合いって答えたら、どうなるんだろ……。嫌な展開しか見えない。
「知り合いか……。ララシー、こんな話を知ってるか?」
「どんな話ですか?」
よしっ、食いついた。
「昔々あるところに、知り合いが一人もいないスミスさんという男がいました。
スミスさんは数日前に店を開店しましたが、店にはお客が一人も来ません。
スミスさんはどうすればお客が来てくれるのか考えました。
三日三晩寝ないで考えました。そして一つの結論に到達したのです。知り合いがいないからお客が来ないのではないかと、
スミスさんは50人の知り合いを作りました。
そして知り合い50人に「自分とも互いにも被らない知り合いを50人を紹介して欲しい」と、頼みました。
50人の知り合いは快く紹介してくれました。
そこでまた新しく出来た知り合いに同じ事を頼みました。
それを続けていくうちに、世界にはスミスさんを知らない人は一人もいない状態、そう世界中の人全員が知り合いになったのです。
世界中の人全員と知り合いになったスミスさんの店は繁盛し、スミスさんは幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」
「これはね、世界は広いようで狭いという話なんだ。だから、あの人も誰かと見間違えてるんじゃないかな?」
「そうなんですか。お兄さま、続きはないのですか?」
「えっ、続き?」
「はい。どのように幸せに暮らしたのか気になります」
キラキラした目を俺に向けてくる。
あぁ、可愛い顔だ。
「実は、この話には続きがあるんだ――でも、今日はこれでお終い。ちょうどお爺さまも食堂に入ってきたし、また今度してあげる」
「分かりました! 絶対ですよ? 楽しみにしてます」
ララシーは笑顔でそう言った。
「クレイオ、ララシーは誤魔化せても親の私たちは誤魔化されないよ」
そこには、ニヤリと笑う父上の姿があった。
そのドヤ顔うぜぇ……。
「そうよ、クレイオちゃん」
「はて、何のことやら。僕の顔があの人の知り合いに似てるってだけじゃ?」
そう言って俺は、
冷静を保つため牛乳を飲みほした。
「あっ。忘れてました……お兄さま、結局あの方と知り合いなのですか? 知り合いなら私に紹介して欲しいです! 私もスミスさんみたいになりたいです」
なんで、そんな絶妙なタイミングで思い出すねん! と、ツッコミたい気持ちを抑えつつ、俺はもう逃げられないと確信した。
うーむ。墓穴掘ったな――いや、身からでた錆か? ……どっちでもええわ。
スミスに首を絞められた気分やわ。
自分で言ったものの誰やねんスミスって。
今日はドッキリといいスミスといい調子悪いな。はぁ~~。
それからすぐに、
俺が三人に詰め寄られている理由を露ほども知らないお爺さまがやって来た。
「すまんすまん。遅れてしまった。あら? どうしたの?」
お爺さまの少しカマっぽい口調がやけに耳障りだった。
みなさんお久しぶりです。
いつの間にか見てる人の数が増えてたことに驚いています。
この場でお礼を申し上げます。ありがとうございます。
さて、この前投稿してから一ヶ月超えてしまってました。
…………。塾って遅くまで開いてますよね……。
すいません言い訳です。それではまた。