表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
REBORN  作者: ソラニヤマイ
第二章 駆け出しの英雄
81/93

第二十四話②

「逆に聴くが、その質問に俺が応じるとでも思っているのか?」

「ケヒャヒャ! まさか、思ってるわけねぇだろ。ただ「可能性は捨てちゃいけねぇ」それがうちの組織のスローガンでな」


 随分と立派かつ、明るいスローガンだな。言い方は悪いが、魔族とは思えない発言だ。


「だがどうするよ骨野郎、仲間にならないと決まった以上、俺はお前を始末しなければならなくなる」

「問題ない。そもそも俺自身、お前を始末するつもりでここにきている。自分がそれをしようとしているのに、相手にそれをしない様に指示するのは、あまりに身勝手だからな」

「随分と肝が座ってやがるな。お前、冒険を始めたから長いだろ?」

「冒険自体は長かったが、それだけだ。俺はこれまで前戦に立っていなかったからな」

「そんなお前が俺に勝てるのか?」

「勝てるとも、作戦は既に完了しているようなものだ。後はお前を倒すだけなのだから」


 ここまで言っても尚、ルビニスターは笑顔を絶やさなかった。俺の発言に腹を立てるほど器が小さくはないというよりかは、俺の発言が子供の戯言の様に聞こえているのだろう。 

 ルビニスターのあの態度は強者が故の余裕の様なものだ。

 言い方を変えれば、コイツは今調子に乗っている。

 俺はその様に受け取ったのだ。


「一応聞いておいてやる。どうやって俺に勝つつもりなんだ? 俺が今、仲間を呼べば俺は手を出さずともお前に勝てるわけだが」

「仲間を呼ぶのか? いや、呼べるのか?」

「ケヒャヒャ! そうだな、実は今呼ぶ事は難しい、アイツらには火の消化に専念してもらわなくちゃ行けねぇからな。お前に勝手もアジトが全焼となっちゃ笑えねぇ」

「逆に聞くが、お前は俺に勝てるのか?」

「何、調子こいた事抜かしてんだ?」

「調子に乗っているつもりはない。ただ単純に疑問なんだ。お前が俺に勝てるさんだんがあるのか、それを知りたい」


 何もこれは相手を挑発する為に発している言葉ではない。俺は本当に、ルビニスターに勝てると思って今この場に立っている。

 作戦の第一段階であるアジト一体を燃やす事も、第二段階の魔族にバレる事なくアジトに潜入し、ルビニスターに会う事も出来ている。

 それに、ここまでくるのにダメージを合っていない上に、武器やアイテムな紛失もしていない。


 俺は今、万全の状態でルビニスターに挑んでいるのだ。


 くどいようだが敢えて言おう。

 俺は今、アイツに勝てると、勝利できると確信しているのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ